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「知的生産の技術」


  梅棹忠夫氏著
全219ページ
740円+税
新書

■この本を一言で表すと
「パソコンが普及していない時代に有効だった情報整理術」

■何故この本を手に取ったか?
「カードを使った情報整理法の元祖ときいて」

■流れ
知的生産について

京大式カード

情報の整理法

手紙、原稿、文章


■レビュー■
『学校では知識は教えるけれど、
知識の獲得の仕方は教えてくれない』(P. 3)
本来、学校では人間社会で
生きていくために必要な知識を
まずは教えるべきなのですが、
手紙などの文章の書き方や、
学問での知識の得方、情報検索の方法など
重要なことというのは、
自分で勉強しなくてはいけないようです。

これは学校側の怠慢ともとれるのですが、
教わらないから学生の方がなんとかして覚えようとする、という逆説もあるようです。



『コンピューターのプログラムの書き方などが、
個人としての基礎的な技能となる日が、
意外に早くくるのではないかと考えている』(P. 15)
これはそうかもしれません。
プログラムが書けるというのは、
実はかなり良いスキルなのです。
コンピューターというのは、
電気さえ供給しておけば文句も言わずに
24時間働いてくれる素晴らしい奴です。

もしプログラムが組めるなら、
自分の変わりに半自動化して
仕事を片付けさせることが可能になります。
これまでの単純作業から解放され、
ひとりで何人分もの働きができるようになるでしょう。
今後、場合によっては英語よりも強力なスキルになりえます。
ただし、あんまりこってしまうと、
逆に時間の浪費につながりますので、
自分には何ができるか、見定めたうえで、
できるだけアウトソーシングするのが良いと思います。



『ノートからカードへ』(P. 37)
カードというものは、メモを取るためには良いけれど
小さすぎてあまり書き込めないので、
私はA4のルーズリーフを片側だけ使っています。
なぜならば、
A4は標準規格だからコンビニでも簡単に、
しかも安価に手に入るし、整理も簡単です。
これで、机に広げたらカードと同じように
並べ替えることができるのでとても重宝します。

しかし、
『「発見」はまったく突然やってくるものである』(P. 30)
ということから、京大式カードくらいのサイズは
携帯性の面でたしかに便利であると思いました。

考えが不意に浮かんだ時に書き込んでおかないと
不思議なことにあとから思い出そうとしても思い出せないのです。

というわけで、
カードというわけではないのですが、
一応、私も小さなメモ帳をポケットに忍ばせています。



『置くときには積んではいけない、必ず立てる』(P. 82)
書類や本などを整理するときに、
横に積んでしまいがちなのですが、
これをやるとあとから大変になってくるので困ります。
下の方に積んだ本がとりだせないので、
一度、上にあるすべての本を
どかさなくてはなりません。
そのうち億劫になって、本を取り出さなくなるでしょう。
これではなんのための蔵書なのかわかりません。

ゆえに、本や書類は縦に置くのが良いのです。



■反論・誤植・注意点など■
ローマ字、カナモジでのタイプライターの話が出てくるが(P. 119)
ここはもう読まなくてもよさそうです。
なぜなら、我々はすでに
パソコン内に一太郎あるいはワードといった
高品位の文書作成ソフトウェアを有しているからです。
タイプしやすくまた、訂正も可能で、
いくらでも印刷できる。
パソコンがまだ一般に普及していなかったころの仕事術とパソコンがなくては仕事にならない現代の仕事術は、やはりやり方が大変異なると思うのです。



■最後に■
内容的にはとても充実しているのですが、
いかんせんパソコンのない時代の技術であるので、
今だったらもっと良い方法がある、と
読みながら何度も思いました。

そういう理由で、
やはりパソコンが普及してから書かれた学習法や仕事術の本を参考にするのが良いと思います。



■評価■


14点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 3点
60-120min 今回はすべて読んだけれども、
必要ないところを読み飛ばせばあまり時間はかからない。

③成長性 2点
参考にはなる。

④実用期間 1点
パソコンが普及する前ならば有効な手段。

⑤インパクト 1点
時代おくれの感がある。

⑥信頼性 4点
言っていることは間違ってない。

レビューNo. 0015
評価年月日:2009年4月6日



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