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「「知」のソフトウェア」


  立花隆氏著
全237ページ
720円+税
新書

■この本を一言で表すと
「情報のインプットとアウトプット」

■何故この本を手に取ったか?
「昔から良書として名高い新書であったから」

■流れ
情報のインプットとアウトプット

情報の入手方法

情報の活用方法


■レビュー■
『インプットには時間がかかるといったが、
アウトプットにはそれと比較にならぬほどの時間がかかる』(P. 22)
著者がいうには、
アウトプットはインプットの100倍の時間がかかるので
2時間ほどで読めるような本であっても、
著者は200時間くらいかけて著作活動に勤しんでいるのだそうです。

これはその通りだと思います。
私もアウトプットのために書評を書くと
それなりに時間を要してしまいます。
その時間は読書にかけた時間より
どうしても長くなってしまいます。
やはり、アウトプットは
インプットより時間がかかるものなのです。
よって、アウトプットはしないと決めてしまうのも
知的生活の手段として大変有効なのです。
その分だけさらに多くの本が読めるわけですから。

そういうわけで、
『カード作りは時間がかかりすぎるのでやめてしまった』(P. 150)
というのもうなずけます。
カード作りは「知的生産の技術」で
紹介されていますが、
やはり時間がかかりすぎます。

とはいえ、カードを作ることは有効な手段です。
自分がかけられる時間を考えて、
カード作りという手段を採用するかどうか決めるべきです。



著者の作成したチャート(P. 194)が載っているのですが、これはマインドマップとほとんど同じです。
でも、本書の初版が1985年ごろであるから、
そんな昔からこの手法をとっていたことを素直にすごいと思いました。

しかしなぜ、この有効な手法が
日本に昔から存在していたにもかかわらず
広く知れ渡らなかったのでしょうか。

それは、一目でそれとわかる名称がなかったことが一因であると私は考えます。
やっていることは似ているけれども、
マインドマップやメモリーツリーなど
ああ、あれか、と一目見てわかるような名前が
新しいものが一般に受け入れられるためには
とても重要なのです。



『これは本当だろうと思っても、
一度必ず疑ってみることを原則とする』(P. 216)
著者は雑誌はもちろん新聞などの情報でも、
疑ってかからねばならないと主張しています。
それは、新聞、雑誌、テレビの情報には嘘が多いからです。
内容を盲信するのは危険です。
それらを情報源として仕事をすることがあれば、
間違いを伝えてしまった場合に
大変な目にあうのは自分自身です。
取引先などからの信用を失ってしまうでしょう。
どんな情報でも一度は疑い、吟味すべきです。



■反論・誤植・注意点など■
『入門書は一冊だけにせず何冊か買った方が良い』(P. 96)
学者のあいだで意見が分かれるような場合は
何冊もの本を読む必要がありますが、
英語などの学習の際には、
復習効果が薄れるので
一冊に絞ったほうが良いと思います。




■最後に■
情報のインプットとアウトプットについて書かれた本として、本書は確かに良書でありました。
しかし、書かれた年代が古くパソコンが普及していなかった時代には有効であったこれらの方法も、現代では色褪せて見えます。
パソコンが普及する以前のビジネス書を読むと
パソコンの出現は仕事の様相を一変させてしまったのだと、実感せずにはいられません。




■評価■


14点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 3点
60-120min 現代でも有効かどうか考えながら読んだので時間がかかったが、必要ないところを読み飛ばせばあまり時間はかからないと思う。

③成長性 2点
参考にはなる。

④実用期間 1点
パソコンが普及する前ならば有効な手段。

⑤インパクト 1点
時代おくれの感がある。

⑥信頼性 4点
言っていることは間違ってない。

レビューNo. 0016
評価年月日:2009年4月9日



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