「教育勅語」
| 大原康男氏著 全47ページ 880円+税 単行本 |
■この本を一言で表すと
「教育勅語」
■何故この本を手に取ったか?
「今から60年ほど前に、
学徒をはじめ国民全員が暗唱できたともいわれる文言とはいったいいかなるものであろうか、と興味が湧いたため」
■流れ
教育勅語
↓
教育勅語ができた経緯
↓
海外に伝えられ、翻訳される教育勅語
■レビュー■
『天皇も国民とともに努力することが謳われている』(P. 21)
教育勅語の内容を簡単に説明しますと、
天皇が国民に対して、
勉強を奨励した、ということです。
しかし、これは上からの一方的な命令ではなく、
天皇も国民とともに勉学に励むことが言われているのです。
国民のみなさん頑張ってね、じゃなくて
学問をして日本人みんなで国を盛りたてていきましょう、ということです。
『教育勅語の英訳を披露したところ、
多くの米国人から共感と称賛の声が寄せられた』(P. 25)
現在でも、教育勅語は世界中で翻訳されています。
日本人の自画自賛なら、
私はこの本を買う気など起きなかったでしょう。
当時、英文で出版された新渡戸稲造氏の「武士道」も賞賛されていましたが、
この時代の日本の本で、
現代まで出版されているものは
内容的に価値が高いものであると考えて良いのではないでしょうか。
最近薄れてはきているけれども、
教育勅語もそういう出版物の一つであるといえます。
ぜひ、どのようなものか知っておくと良いと思います。
■反論・誤植・注意点など■
「教育勅語」は「教育勅諭」ともいうようです。
教育勅語など戦争時代の者に対して
ひどくアレルギーを持つ人もいるでしょう。
しかし、
この教育勅語自体は教育を奨励したものであり、
なんでも戦争に結びつけて批判するのはよくありません。
色眼鏡で物事を見ているうちは、
本質など見抜けないでしょう。
今でも海外数十ヶ国において、
その国の母国語に訳されて伝えられています。
それはやはり内容に価値を見出しているからではないでしょうか?
無価値なものをわざわざ翻訳して自国民に伝えたりしないでしょう。
そういう価値あるものとして、
今一度、教育勅語を見直してみることは
大変有意義だと思います。
■最後に■
本書は教育勅語にのみ特化されてますので、
50ページ足らずの本となっています。
すぐに読めるので、時間が惜しいなどと思わず、
一読しておくのがよいと思います。
■評価■
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20点/30
①読みやすさ 3点
ふつう
②情報量 1点
30min未満 読むところがあんまりない。
③成長性 3点
精神的な成長の礎ともなる考え方
知っておいて損はない
④実用期間 5点
これからの時代でも10年以上持つであろう高尚な教育論
⑤インパクト 4点
戦前には、このような良い教えがあったのかとびっくりした。
⑥信頼性 4点
本書に書かれている内容はひとつの解釈である。
とはいえ、教育勅語は海外でも受け入れられている。
レビューNo. 0024
評価年月日:2009年2月28日


