無料メールマガジン

メルマガ案内


RO総合TOPROサイト解説RO学習に関する本RO自己啓発に関する本RO仕事に関する本RO投資に関する本ROお金に関する本RO健康に関する本RO日本と世界に関する本ROその他の本


■リンク■

○skさんの模型サイト

sk-site

 


■管理者プロフィール■

プロフィール


■問い合わせメール■

こちらからどうぞ


 

カスタム検索













「記憶力を伸ばす技術」


  ドミニク・オブライエン氏著
甲斐智子氏訳
全160ページ
2200円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「記憶について一通りの知識がつく」

■何故この本を手に取ったか?
「前著「試験にパスする画期的テクニック」に続き
脳や記憶に関する新しい知見を得たかったから」

■流れ
古代ギリシャ、ローマ人の記憶法

記憶のメカニズム

記憶するテクニック

記憶の活かし方


■レビュー■
『インターネットの多才ぶりには
目を見張るばかりです。
しかしその反面私たちは、
自分たちの脳がどれほどすごい力を持って
いるか、分かろうともしないのです。』(P. 23)
コンピュータというのは、正確無比で
記憶力抜群という
とてもうらやましい能力をもつ機械ですが、
曖昧なことが苦手で、
刻一刻と変わる自然環境にはついていけません。

簡単にいえば、
人間の脳では同窓会で会う久しぶりに会う同級生の見分けが付けられますが、
コンピュータだと昨日会った人を
認識することさえ困難、ということなのです。

コンピューターなど
所詮は人間の外部記憶を助ける機器なのです。
人間の脳をはじめ、眼、肝臓、腎臓、心臓などなど
人工的に作れと言われたら難しいものばかりです。
「自然環境で生き抜く」という題目の前では、
生物の圧勝は間違いありません。



『学習時間を15~40分に短く区切って、
間に10~15分に休憩を入れたほうが学習効果が高まる』(P. 50)
これがレミュセンス(追想)という現象だそうです。

人間が集中できるのは
持って90分だといわれてますが、
実際にはそんな長時間持つ人はほとんどいません。
それに、90分持たせる必要もないはずです。
それなら、20分位に短く区切って勉強した方が
効率が良いし、なによりそれくらいの長さなら
スキマ時間を見つけだしやすいので、
スケジュールに組み込みやすいのです。

だいたいにして、誰が勉強は一時間単位とか
90分単位とか決めたんでしょう?
それは往々にして、
学校や大学側の都合で決められたもので、
対内時計が90分周期だからとか、
集中力が持つ時間だからというのも、
とてもこじつけっぽいです。


■反論・誤植・注意点など■
『ドミニク・システム』(P. 108)
ここでドミニク・システムという記述があるけれども
その内容をひとつの表にして示してほしかった。

さらに言うと、
全体を通して絵が多いのは良いけれども、
内容にほとんど関係がないものなので、
邪魔以外の何物でもありませんでした。
こういう絵を多様するなら、
せめて、マインドマップやドミニクシステムくらいは
図や表で示すべきではないでしょうか。


■最後に■
脳科学に関して全く知識のない人が読むなら、
内容は大変まじめで記憶の種類から記憶の応用まで
幅広く書いてあります。
この一冊を読めば
かなりの記憶術が知識として手に入ります。

著者は記憶力の世界チャンピオンの方ですから
科学的根拠もさることながら
実際に結果を出していることが、もうひとつの信頼となっています。

しかしながら、脳に関する科学的な説明は、
すべて池谷雄二氏の「記憶力を強くする」、「海馬 脳は疲れない」および
進化しすぎた脳」に書かれていたようなことばかりで、
それらを読んでいる人には物足りない内容です。

前著、「試験にパスする画期的テクニック」のほうが
読んでためになったと感じました。



■評価■


20点/30

①読みやすさ 3点
イラストが多い割にふつう

②情報量 3点
60-120min

③成長性 2点
雑学程度

④実用期間 5点
一生使える。

⑤インパクト 2点
前著、「試験にパスする画期的テクニック」のほうがよかった。

⑥信頼性 5点
著者は記憶力の世界チャンピオンで、
脳科学的な視点からも間違いはないと考えられる。

レビューNo. 0025
評価年月日:2009年3月8日



本ページトップへ戻る

カテゴリトップへ戻る