「記憶力がいままでの10倍よくなる法」
| 栗田昌裕氏著 全203ページ 533円+税 文庫本 |
■この本を一言で表すと
「スーパーリーディングシステム(SRS)のフロント商材」
■何故この本を手に取ったか?
「速読関連の商材を開発した著者の記憶術に興味が湧いたから」
■流れ
記憶力はいくつになっても伸ばせる
↓
栗田式記憶術(全26手法)
■レビュー■
『本を一度読んだだけですべて頭に入れることも・・・』(P. 26)
興味があることは、扁桃体が刺激されますので、
海馬が活発化し、覚えやすいといいます。
ですから確かに一回で覚えてしまうことも可能です。
しかし、現実にはそんなに頑張って頭に入れるよりも、
一度ではなく、復習効果を使って長期記憶にしていく方がストレスが少ないですし、現実的であるように思います。
『私たちの記憶のプロセスは
感覚記憶→短期記憶→長期記憶
という三つの段階を経て蓄えられる』(P. 43)
と、著者自身も記述していることから
やはり、三回かけて復習するつもりでいる方がよさそうです。
『はじめて会ったその場で、相手の名前を覚える法』(P. 64)
相手の名前の漢字を誇張して、
頭の中でイメージします。
そのことにより、
強く印象に残して覚えようとする手法です。
本の内容なら忘れてもなんとかなりますが、
ビジネスでは、相手の名前を忘れるというのは失礼にあたりますので、何としても覚えなくてはなりません。
この手法はとても重宝すると思います。
■反論・誤植・注意点など■
『栗田式記憶法』(P. 87)
ドミニク・オブライエン氏の「試験にパスする画期的テクニック」にあるドミニク・システムとどちらが新しいのか知りませんが、やってること自体は全く同じです。
■最後に■
内容は一定の効果があると思われるものばかりです。
しかし、全部で26もの記憶法は
すべて必要だと思われません。
ですから、自分に合ったものだけ選び出して
活用するのが良いでしょう。
それから、
本書を読んでSRSに興味が湧くと思いますが、
高額商品ですので、
すぐに飛びつくのはやめた方が良いです。
その気になれば、本だけでも記憶法は身につきます。
最後までやりきる自信があるならSRSを購入すること自体に問題はありません。
しかし、挫折することもありますので慎重にしてください。
■評価■
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21点/30
①読みやすさ 3点
ふつう
②情報量 3点
60-120min 紹介された暗記法が多くてすべて実践できない。
③成長性 4点
暗記が必要なときに役立つ。
④実用期間 5点
一生使える。
⑤インパクト 2点
記憶法としてはありふれている。
⑥信頼性 4点
かなり信頼できるけれども、
効果があるかどうかはやってみないとわからない。
レビューNo. 0027
評価年月日:2009年2月15日


