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「人生に奇跡を起こすノート術」


  トニー・ブザン氏著
田中考顕氏訳
全241ページ
1500円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「革命的なノート術マインドマップの本」

■何故この本を手に取ったか?
「フォトリーディングを行った後に描くマインドマップについて
詳細を知りたかったから」

■流れ
脳の思考に適うノート術としてのマインドマップ

マインドマップの書き方(基本)

マインドマップの書き方(応用例)



■レビュー■
『天才たちが、知らず知らずのうちに実行していたマインドマッピング』(P. 44)
レオナルド・ダ・ビンチやニュートン、エジソンなどの
歴史に名を残した人たちも
イラストを用いて、放射状にノートを取っており、
マインドマップに近い記述方法を用いていたようです。



『脳は常に放射状に活動している』(P. 35)
脳の思考というのは、
放射状に伸びていくように思考が進むようです。
ノートは理路整然と単語を並べて書くものですが、
それだと情報の継ぎ足しが難しいのです。
また、ノートの作成自体が単調な作業になりがちで
飽きてしまうことが記憶の定着を阻害してしまうこともあると考えられます。

マインドマップの場合、
どのようにノートを取るかは
各人の裁量に任されますので、
自分に合ったノートがとれ、
また復習には5分もかからないでしょう。
『マインド・マップを復習する』(P. 110)
勉強したことをマインドマップにして、
復習をこまめにすれば、
時間の節約にもつながります。

ただし、マインド・マップを書くこと自体に
時間がかかりますので、
本当に覚えたいことにだけ限定するべきです。



『マインド・マップの特徴は次の4つに要約されます。
①中央イメージをかくこと
②重要なフレーズを主要枝(BOI)にかくこと
③BOIからさらに細い枝を伸ばし、
関連するフレーズをかくこと
④それぞれの枝は何回でも分岐し、
また伸ばすことが可能であること』(P. 61)
このルールはなるべく守らねばなりません。
そうしなくては、秩序がなくなり
一瞬で理解できない状態になります。
ノートの意味がなくなるのです。

しかし、完璧に守る必要はありません。
物事は臨機応変に対応すべきです。
後述しますが、発案者は英語を用いていて
我々は日本語を用いています。
よって、マインドマップを書くときに
多少違和感が出てくるのです。



『コンピュータを使ったマインドマップ』(P. 227)
「マインド・マップ・プラス」というソフトウェアが出ています。
これは、とてもすごいものです。
紙にかくと、どうしてもスペースを気にしてしまいます。
そのせいで、本当なら書きたかった単語を
書かずに我慢しなくてはならないときが出てきます。

しかし、コンピューターなら
文字を簡単に移動できるし、
文字がきれいだから清書せずに人に見せられるし、
(書きなぐった字の乱雑なマインドマップを見せられたらはっきりいってイライラします)
必要なら大きな枝を丸ごと移動させたり、
コピーしたりできます。
かゆいところに手が届く!と思いました。
問題は、ソフトの価格ですが、
廉価版なら2万円弱です。
凝らないならば、これで十分いけると思います。
それでも学生には厳しい額なのでしょうが、
社会人ならば、自己投資として考えれば、
出しても良い金額だと思います。


■反論・誤植・注意点など■
『枝に文章のような言葉をいれるとわかりにくくなる』(P. 104)
この言葉に従い、
私は50枚ほど読んだ本のレビュー用に
マインドマップを作成してみました。
そこで気づいたことがあるのですが、
枝に文章を入れてはいけない、
となると後からみて
逆にわかりづらいことが多々ありました。
場合によっては文にして枝に入れてよいでしょう。


なぜ、ここにこの言葉が入っているのか、
それが意味するものは何か?
そういうことを単語だけでは
想起しづらい時があるのです。


特に日本語で作成する場合、
マインドマップには難点があります。

たとえば、「学習」というテーマに関して
マインドマップをかくことにします。

自分は何をしたいか?
勉強には英語、数学、理科、社会など
いろいろあるけど一番は英語だな、
留学することが夢でもあったし、
アメリカで勉強したいなぁ、
と考えてマインドマップにしたとします。


センター→BOI→枝→小枝と伸ばしていくと、
英語の場合は、たとえば次のように、


I→study→English→America


と続けば、英語の場合は動詞が
主語の次にくる性質上
単語の順番からして
文法的に意味が通りやすいのです。
よって文章として成り立ちやすく、
後から枝を増やしていっても
意味を通しやすいのです。

英語の文法なら、Englishのところを
MathとかChemicalとか
別の単語にしやすく
違和感がないのがわかると思います。
また、文章に近い形になるため
想起しやすいというメリットもあるのです。



もう、お気づきでしょうが、
日本語の場合ではこうはいきません。

「私はアメリカで英語の勉強をする」
という内容を示すとき

私→アメリカ→英語→勉強

となります。
あとからこれだけを見て、
忘れてた内容を思い出すのは大変です。
それでも内容が思い出せるのは
この事例では、まだ意味が簡単だからです。
もっと複雑な内容の想起は、
キーワードのみだと本当に大変です。
書いた本人でさえ、わからないことがあるのです。

これから本書を手に取り、
もっと複雑な思考をしたマインドマップを描いた人は、
私のいうことがわかってもらえると思います。
単語だけしか使わないという制約を設けることで
余計わかりづらくなるのです。


また、この順序だと
他に枝が伸ばしづらいという欠点もあります。
なぜなら、「アメリカ」と入れた時点で
アメリカにつながらない言葉を
次の枝として付けることができないからです。

本来なら、英語だけでなく
「勉強」ということに関連した言葉を入れたいのに
日本語の語順だと
「アメリカ」という言葉が先にきて台無しです。

そうなると、やはり英語の文法と同じような語順で並べるのが良いでしょう。
日本語には「格助詞」があります。
いわゆる「てにおは」ですね。
これさえ使えば、
語順が多少乱れても意味が通じます。


私→勉強する→英語を→アメリカで


これならなんとなく言いたいことはわかりますね。
やはり動詞が主語の後に来た方が、
つまりは英語と同じ順に並べた方が、
基本的には、マインドマップは書きやすいでしょう。


これだけでなくてさらに長い文章も
場合によっては入れていいのです。


私→勉強→アメリカへ語学留学する


こちらの方が分かりやすいのです。

これだけでは、
なんだか納得できない人もいるかもしれません。
しかし、何度も言いますが、これは簡単な例だから
さほど文章の必要性を感じないだけだと思います。

複雑な思考の場合、文章は重宝します。
繰り返しますが、
実際にマインド・マップを書いて頂ければ
私の言っていることが
わかってもらえると確信しています。



『従来のノートは時間の浪費である』(P. 50)
といったような記述がみられますが、
実際のところマインドマップを書くのも
かなり時間を使います。
ゆえに、復習する必要のないものは、
読み流してしまうのが良いでしょう。
なにがなんでもマインドマップを描くというのは
効率的ではありません。



■最後に■
洋書でのタイトルが「THE MIND MAP BOOK」なのに
どうしてこんなタイトルで、表紙がこの色に・・・。
ほんとに効果あるのか?
と疑わしく思われること受けあい。
田中孝顕氏(「思考は現実化する」の訳者)が訳者でなかったら、
おそらくタイトルだけで敬遠して、
手に取りもしなかったであろう一冊。


■評価■


26点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 3点
60-120min

③成長性 5点
覚醒できる。

④実用期間 5点
一生使える。

⑤インパクト 5点
まったく新しいノートの取り方。

⑥信頼性 5点
著者はマインドマップ創始者。

レビューNo. 0036
評価年月日:2009年3月16日



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