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「「80対20」革命!」


  リチャード・コッチ氏著
門田美鈴氏訳
全277ページ
1600円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「利益(結果)の80%は重要な20%から生まれる」

■何故この本を手に取ったか?
「パレートの法則を取り上げた有名な本だから」

■流れ
80対20の法則により、優秀な20%が台頭してきた

有益な20%の活用

資本主義から個人主義へ


■レビュー■
『80対20の法則とは、
結果の80%は原因の20%から生じるというもの』(P. 19)
これはすごく有名な法則です。
「パレートの法則」という名前も
一緒に覚えておくと役立ちます。



『創造性に富んだ個人は、
新しい革命の中心になる』(P. 15)
大企業はこれまで大変強い存在でした。
しかし、最近になって様相が変わりつつあります。
対応の素早い個人が移り変わりの激しい現代の
細やかなニーズをつかみ
大企業にとっては小規模な、
けれど個人にとっては莫大な富を創出し、
台頭してきました。

『協力する個人による新しい社会』(P. 38)
これらの富を創出する個人は、
一人一人みれば大企業の足元にも及びませんが、
彼らはネットワークを築いて
いつでも適度な規模の組織を形成するという
新しい企業の形態をとりはじめたのです。
小回りのきかない大企業は、
インフラにお金がかかる企業を除いて
富を創出する個人に対抗する術がないのです。



『富=(才能)×(ビジネス遺伝子)』(P. 128)
知性は、そのままでは
富に転換しないことは実感できます。
そうでなければ、
頭の良さがそのままお金になるので、
大学教授なんて億万長者です。
ですが、現実にはそんなことはありません。

才能を富に変換する因子としての
ビジネス遺伝子が優秀な人は、
たとえ、知性では多少見劣りしても、
最終的に莫大な資産を築くことになるでしょう。
鉄鋼王のカーネギー氏などは
そのいい例かと思います。
カーネギー氏は、
鉄鋼のことはあまり知らなかったけれど
鉄鋼会社を起こして
世界有数の億万長者になりました。


『新しいスーパースターたちは、
継承者ではなく創造者であり、
追随者でなく創設者であり、
管理者でなく起業家である』(P. 246)
この意見に反論の余地はありません。

フォード氏が自動車の量産で、
ビル・ゲイツ氏がOS開発で、
マイケル・デル氏が
コンピューターの組み立てネット販売で
それぞれ成功したのも
すべてはこれまでになかった新しい手法を
作りだしたからであるといえるのです。
これからの成功者は、
様々な分野での創造者なのです。


■反論・誤植・注意点など■
『取るにならない80%をアウトソーシングしよう』(P. 50)
これは取り扱う物や分野ならいいのですが、
会社における人材にあてはめてはいけません。

たとえば成績の悪いものを解雇したとします。
そうしたら、
これまで成績の良かった者たちが崩れてきて
結局、その組織内で20対80になってしまった
という報告があります。

ゆえに、
『20%の人々の生産性は80%の人々の16倍』(P. 124)
だからといって、すぐにリストラを断行して
優秀な20%だけの集団をつくると
その組織内でまた20対80で分かれてしまい、
これまで優秀だった人たちが
80%側に転落することになります。
さらに面白いことに80%だけの人間を集めた組織でも
またその中で20対80に分かれるというのです。
そういうわけで結局は
あんまり変わらないという見方もあるのです。


『アメリカの半導体メーカーのNEC』(P. 98)
気になったので調べてみたけれども、
アメリカの半導体メーカーに
NECなんてありませんでした。
NECって、日本電気株式会社を
そのまま英字にして頭文字とったものだから
米国法人はあるけど、
疑いようもなく日本資本の会社ですよ。
適当なこと書かないでほしいです。
NECという名前の会社で、
ほかにコンピューター関連の会社はありませんし、
220億ドルも稼いでる会社というのだから
間違いありません。


『少数の大ヒットが社会に富をもたらす』(P. 202)
これはないでしょう。
特にこれからの日本では、
大ヒットが少なくなっていきます。
国民の趣味が多様化し、
また生活形態も多様化したため、
昔のように国民全員が一丸となって
同様の消費活動を行っていた時と
同じような大ヒットは
生まれにくくなっているのが現実です。

■最後に■
内容はそれなりにいいのだけれど、
翻訳がなんだか直訳のようで読みにくかった。

パレートの法則がわかる点を考えると
いい本だけども、私個人としては
もう一度開いて読み返すのはいやだ、と思った。

この本に関しては、
私は自分の書いたレビューを見直すだけにします。

要するに、
世の中には「80対20の法則」があると
覚えておけばよいということなのですから。


■評価■


19点/30

①読みやすさ 1点 
直訳?
ところどころ意味が取りにくいところがある。
おかげで速読していて混乱するし、
何度も読み返すはめになった

②情報量 2点 
30-60min

③成長性 4点 
20対80の法則は覚えておくべき

④実用期間 5点 
一生使える

⑤インパクト 3点 
20%に集中する大切さに
なるほど、と思う

⑥信頼性 4点 
世界中の経営者が
パレートの法則を実感しているらしい

レビューNo. 0044
評価年月日:2009年5月17日



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