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「金持ち父さん貧乏父さん」


  ロバート・キヨサキ氏、シャロン・レクター氏共著
白根美保子氏訳
全285ページ
1600円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「お金持ちの考え方と中流以下のひとの考え方の違い」

■何故この本を手に取ったか?
「人に勧められて」

■流れ
お金持ちと中流以下の人の考え方の違い

資産と負債の違い

会社をつくると有利

お金のためでなく、学ぶために働く




■レビュー■
『富とは、仕事を辞めたとして、
あとどれくらい生きていけるか、その能力を指す』(P. 118)
これは重要です。
仕事をしなくなったとして、
これから何日間生きていけるか、
その可能日数こそが富だといいます。


『税金が私たちにとって
最大の支出だというのは本当だ』(P. 21)
日本では結婚は人生最大の支出
なんていわれていますが
大嘘です。
人生最大の支出は税金です。
所得が低くて
あんまり税金を払っていないと思われる方も
いらっしゃるでしょうけど、
車を持てば重量税、家を持てば固定資産税など
日常生活においてさまざまな税金がかかってきます。
特に贅沢をしたわけでもないのに
気がつけばかなりの税金を支払っていた、
という感じなのです。


『貧乏や金詰りの一番の原因は国の経済や政府、
金持ち連中のせいなんかではなく、恐怖と無知だ』(P. 74)
政府や金持ちが世の中を牛耳っていて
それで庶民が貧困にあえいでいるという構図は、
世の中でもっとも好まれるストーリーの一つです。
しかし、まったくウソだとはいいませんが、
実は貧乏や金詰りの最大の原因は、
本人の考え方と不勉強、および
失敗への恐怖心から挑戦しないことなのです。


『資産と負債の違いを知ることが第一』(P. 92)
資産と負債の違いは、いますぐあなたのポケットに
お金をいれてくれるかどうか、ということで決まる。
一般的に、持ち家は資産といわれていますが、
実は負債のひとつです。
うそだっ!と思う方も多いのですが、
持ち家を売ってキャピタルゲインを得ないなら、
固定資産税を払う一方で収入を生みません。

しかし、アパートを一棟買って、
そこの一室に住みながら大家さんをするというのなら
そのアパートは収入を生み出しているので
資産といえるのです。


『昼間の仕事はそのまま続けながら、
利益を生む本当の資産を買い始めることだ』(P. 127)
これは暗に週末起業を薦めているようにもとれます。
日本では、藤井孝一氏が「週末起業」にて
サラリーマンでも起業できることを示し、
著者自身も実践しています。


『自分がやりたいと思っていたことを
すでにやりとげた人を見つける』(P. 267)
これは成功の近道を探しているのと同義です。
自分の夢をリアルに想像して、
それをすでに達成している人を探します。
それからその人のことをすべて真似していくのです。
遠からず、あなたは成功を手に入れるでしょう。


『バランスよりも一転集中』(P. 211)
みなさんは資産三分法をご存知でしょうか?
資産は、現金、株、不動産の三分野にわけて
保持しておくのがよいとされる考え方です。
しかし、これをお金のない人がやってはいけません。
持たざる者が、持てる者と同じ戦法で戦って
勝てると思いますか?
日本でも、金森重樹氏が
1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法
において、株でも不動産でもなんでもいいから、
自分の得意とする分野に資産を集中することが
お金持ちになる戦略として正しいといっています。


『私は六つの物件に対して、
売主の希望価格の半値で
買付申込をするように言った』(P. 269)
儲かる不動産投資の買い付けの基本ですね。
安すぎるかな、
と思うくらいの値段で買い付けをいれる。
もちろん断られることの方が多いでしょうが、
それでいいのです。
買えなかったとしても、あなたは何も損していません。
買えたら幸運だ、というくらいでいると
安く不動産が手にはいり、
その結果、安く貸せるので喜ばれ、
利回りもきちんと出るという
正のスパイラルになります。
不動産に関しては、
世界的に有名な、ドルフ・デ・ルース博士が
お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ
という著作を出していますので、
こちらを参考にしてみても良いと思います。
また、この方法を日本で実践しておられる方で
加藤ひろゆき氏がおられます。
著作「ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営」は
大変参考になります。



『「広く浅く知る」というのが
金持ち父さんのアドバイス』(P. 186)
いろんなことに精通しているのが
お金持ちの特徴です。
本当になんでもよく知っています。
ただし、それは専門家というほどではありません。
専門家と話をしてついていけるくらいでよいのです。
自分のための頭脳集団として活かすことが重要なのです。
(ナポレオン・ヒル氏著「思考は現実化する」参照)

『有能なリーダーでなければ、
銃で背中から打たれる。
ビジネスの世界でも同じだ』(P. 188)
戦場というのは、組織学を学ぶにはうってつけです。
無法者の集まりのように見える兵士たちの間でも
「和」の精神が重要なのです。
(高部正樹氏著「傭兵のお仕事」参照)
ビジネスも会社という組織をつくる以上、
組織学を学ばねばなりません。
そこで一番重要なのは、
「背中から打たれない」ことなのです。


『金持ちだけが適切な医療を受けることができ、
長生きすることができる』(P. 192)
日本は国民皆保険でがんばってますが、
アメリカでは現実に医療格差が起きています。
アメリカで起きたことは20年以内に日本でも起きる、と
いわれていますので対岸の火事ではありません。


『中流以下の人間がお金を手にするとまず
ぜいたく品を買おうとするのに対して、
お金持ちはぜいたく品を最後に回す』(P. 130)
年収1000万円から2000万円クラスの小金持ちは
スーツがアルマーニで腕時計がロレックス
控えめでもオメガだといいます。
これではお金は貯まりません。
これに対して、
お金持ちはスーツは青山、
普段は全身ユニクロで
腕時計もセイコーかカシオです。
本多静六氏も
「貯蓄なくして投資なし」と言っております。
お金持ちは必要なところには、
惜しげもなく投資しますが、
無駄なものには一切お金を使いません。
(「私の財産告白」参照)


『金持ちはすべてを動かしているが
所有しているものは何もない』(P. 147)
これが日本に世界的大富豪が少ない理由です。
全部会社のものなのです。
自分の所有しているものはほとんどないのです。
なぜなら、日本では所有すると罰せられるから。
家も車も会社名義で自分のものではない、
けれども使うのは自分だからそれでいい。
この考え方が金持ちの考え方なのです。
日本のお金持ちたちは、
個人でなく、法人をうまく利用して
いろんなものを動かしているのです。


■反論・誤植・注意点など■
アメリカ人の著者が書いたものであるため
アメリカの事例ばかり取り上げられています。
よって、基本指針は良いけれども
日本に住む者にとって具体的な話はありません。
日本でのファイナンシャルリテラシーを望むなら、
橘玲氏著「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
を参照するのが良いでしょう。

ただし、それは本書が無価値だ、
というのではありません。
本書の役割は、自分のビジネスを起こすと
人生が有利になる事実を
読者に伝えることだと思うからです。

まさか、本書一冊のみ読んで成功したいなんて
甘い考えを持っている方はいないと思います。
本書はあくまでも入門書です。
これを読んで意識改革ができたなら
それで十分に本代以上の収穫があった、
と考えて良いと思います。




■最後に■
書はとても有名な本です。
ビジネス書といえば、
本書が頭に浮かぶ人も多いかと思います。

この本が2000年に、とても話題になりました。
実はこの本は発売当初から知ってたんですが
タイトルをみて金持ちが貧乏人をこき下ろす内容だと
勝手に勘違いして手にもとらなかったんです。

それから何年か過ぎて
ある人に薦められて読んでみました。


いい本でした。
あのときタイトルだけで決め付けていなければ
もっと早くに意識改革できたかもしれません。


本書が販売された後に
起業の波が来ていたのですが、
景気が回復傾向にあり、
大きなリスクを取る必要性が薄れてしまったことと、
ライブドアショックなどによって、
起業後の失敗する例を
まざまざと見せつけられてしまったため、
現在は、起業したいという人は
少なくなってしまいました。

しかし、
会社を立ち上げることは、
人生をとても有利できることは間違いありません。
それは確信できます。

とはいえ、それが幸せなのかは、
また別の問題ですので、
起業するかどうかは、
よく考えてから、覚悟を決めて行うべきです。


■評価■


22点/30

(1)読みやすさ 3点 
ふつう
というよりも、ちょっとくどい 

(2)情報量 3点
60-120min 

(3)成長性 3点 
良い内容であるが、
本書だけでは何もできない。 

(4)実用期間 5点 
一生使える考え方 

(5)インパクト 5点 
サラリーマンじゃない人生を考える良い機会
また、お金に対する考え方が定まる。

(6)信頼性 3点 
著者のいうことには一定の根拠はある。
ただし、会社をつくることが万人の幸せとは限らない。
サラリーマンで幸せな人もいる。


レビューNo. 0045
評価年月日:2009年5月22日



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