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「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」


  ロバート・キヨサキ氏、シャロン・レクター氏共著
白根美保子氏訳
全317ページ
1900円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「収入の得方で経済的な所属を割り振った考え方
キャッシュフロー・クワドラントの詳細を説明した本」

■何故この本を手に取ったか?
「良書であった「金持ち父さん貧乏父さん」の続編として
本書が出版されており、お金に関して有用な知識が得られると期待して」

■流れ
流れ
キャッシュフロー・クワドラントという考え方

左側の従業員と自営業者

右側のビジネスオーナーと投資家

お金持ちになりたい人は右側の人になるべき


■レビュー■
クワドラントとは十字に区切った領域を
ESBIの四文字に分けて
キャッシュフローを得る分野を説明したものです。

E=Employee(会社や公務員などの従業者)
S=Small Business(士業などの個人経営者)
B=Big Business(ビジネスオーナー)
I=Invester(投資家)
という具合です。(P. 7)

これらの分野の人間の特性を理解していると
自分が何をしてキャッシュフローを得るか
だんだん明確になってきます。


『一日の時間は限られている。
そのあいだ必死で働いたってたかが知れている』(P. 23)
『クワドラントの左側で働いている人は、
成功すると、入ってくるお金は多くなるけど自分の時間はなくなる』
(P. 69)
従業員として働く場合はもちろんのこと
弁護士や弁理士などの個人経営者は、
自分の事務所を持って成功すると
極端に忙しくなるのだそうです。
もちろん引っ張りだこになるからです。

お金はたくさん稼げるけれど、
時間貧乏になってしまいます。
心のゆとりはなくなるでしょう。



『お金持ちなりたいと考えている人はだれでも、
最終的にはIクワドラントにこなければならない』(P. 44)
しかし、Iクワドラントへの近道はない、
とキヨサキ氏は言います。
しかし、そこまでの道のりを
素早く通過することは可能だそうです。

そのためにすべきことは
まずは自分と同じ目標を達成した人を探して、
その人からビジネスについて学ぶことです。

独自にビジネスを興してもいいですが
いっぱい失敗して、回り道をするので
時間がかかりすぎるのが難点です。

またフランチャイズの権利を買って
完成されたシステムを勉強するのも良いですが
はじめに多額のお金が必要になります。


そこで、キヨサキ氏はネットワーク・ビジネスを
多くの人に勧めています。
『ネットワーク・ビジネスは個人的なフランチャイズ』(P. 103)
もちろん良いものもあれば悪いものもあります。
いろいろなネットワークがあるので
自分で確かめてみるとよいでしょう。


そして、お金を貯めたら自分に買える範囲での
小さな賃貸アパートを取得するのです。

一棟目が手に入れば、二棟目は簡単です。
同じことの繰り返しなのですから。

この基本的な、
お金を稼いで不動産につぎ込む手法は
ゲームで身についたそうです。
『お金持ちになる方法は、
モノポリーをやりながら学んだ』(P. 184)
と、著者自身が言っており、
より現実に則した内容に直して
(といってもアメリカの法律に対してだが)
キャッシュフロー101」や
その上級編の「キャッシュフロー202」を
著者は販売しています。特許もとったそうです。

101は2万円、202は1万5千円するので
買うときは慎重になさってください。

現在、学生であるなどの理由で、
そんなにお金がないならば、
普通にモノポリーでもいいと思います。
こちらなら2000~3000円とお手頃です。



私は奮発してキャッシュフロー101、202を
両方とも買ってやってみましたが、
最初は結構難しいです。

ちなみに202は付録で付いてくる特典CDが特に良かったですね。
これだけで、普通のセミナーに出たくらいの価値があります。
そう思ったら決して高くはない価格設定です。

とても評価の高い加藤ヒロユキ氏の
ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営」や
借金ナシではじめる激安アパート経営」は
キャッシュフロー202についてくる、
ドルフ博士の対談CDの内容を
参考にして実践されたものだと考えられます。
ちなみに、ドルフ博士の本も邦訳されていて、
またその内容が、
キャッシュフロー202の付録CDそのままでした。
だから、
付録の不動産関連の内容だけ気になる方は、
ドルフ・デルース氏の
お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ」をお勧めします。



『世界のほとんどの国には二つのルール、
つまり金持ちのルールとそれ以外のひとのためのルールが存在する』
(P. 282)
「キャッシュフロー101」には、
ラットレースと、
ファストトラックという二つの世界があります。
その二つの世界では、ルールが異なるのです。

いち早くラットレースを抜け出して、
ファストトラックにいくことが、このゲームの目的です。


とはいえ、そうわかっていても
はじめはラットレースから、
なかなか抜け出せないのです。
ファストトラックへ上がるのに3時間かかりました。

これはゲームの中だから
まだ贅沢しないと決めればそうできます。
しかし、現実では贅沢を経験した人が
生活レベルを落とすのは、
なかなか難しいのではないかと思います。
頭ではわかっていても、
行動が伴わない人はたくさんいます。

そういう意味では、
『金持ちの多くはそうなる前に
一度や二度は文無しになっている。
それもゲームの一部なのだ』(P. 208)
という風に、貧乏な経験をしておくと
お金の大切さが身にしみて分かるので
浪費しなくなって、成功が近づくのかもしれません。
成功前は、成功者としてふさわしいかどうかを
試すかのように必ず落とし穴があるといいますし。



『金持ちと貧乏人の唯一の違いは、
暇な時間に何をするかだ』(P. 88)
お金持ちになったひとは、
休みの日も働いているといいます。
それは本人のやりたいビジネスシステムの構築で
完成すれば寝ていてもお金が稼げるようになります。
(荒濱一氏著「結局「仕組み」を作った人が勝っている」参照)

これに対して、
貧乏人は不労所得を得るためのシステムをつくらず
従業員として稼いだお金を趣味に費やします。




■反論・誤植・注意点など■
『Think and Grow Rich(頭を使って金持ちになろう)』(P. 185)
と表記されている本は、
邦題「思考は現実化する
として、日本でもとても有名な本です。
本書では、邦題にまで触れていなかったので、
一応、参考までに書いておきます。


■最後に■
金持ち父さん貧乏父さん」に引き続き
この本までは読んでおいた方がいいでしょう。
キャッシュフローの基本的な考え方が分かりますし、
何よりもクワドラントの概念が大切です。
キャッシュフロー・クワドラントという考え方は、
大変分かりやすく世の中の構造を表しています。

クワドラントの考え方は
世のお金持ちたちは、
昔から実感していることでしょう。
しかし、私を含め、
従業員として働いている人ばかり見てきた人は
それ以外のクワドラントに所属する人と
会う機会が少ないので、とても視野が狭いのです。

よって、視野を広げるためにも
本書は是非読んでおくべきです。



■評価■


26点/30

(1)読みやすさ 4点 
よみやすいが、やはりくどい。

(2)情報量 3点 
60-120min

(3)成長性 5点 
キャッシュフロー・クワドラントという考え方は
是非とも知っておくべきお金に関する知識

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 5点 
普通のサラリーマンの家に生まれた私には
お金持ちにとって当たり前の
このクワドラントという考え方は
はじめて知ったとき人生観を変えるほど衝撃的だった。

(6)信頼性 4点 
事例を挙げたときの内容が、
多少大袈裟にかかれているように思えることもあるけれど
基本的に本書は信用できる。


レビューNo. 0046
評価年月日:2009年7月12日



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