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「私の財産告白」


  本多静六氏著
岡本史郎氏訳
全215ページ
1000円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「至極真っ当な財産形成法とその使い方」

■何故この本を手に取ったか?
「4分の1天引き貯金法の詳細が知りたかったから」

■流れ
4分の1天引き貯金法

財産形成とその使い方

本多氏の体験談


■レビュー■
『収入があったとき、容赦なくまずその四分の一を
天引きにして貯金してしまう。』(P. 23)
これが有名な4分の1天引き貯蓄法です。
人間あると思えば、
無意識のうちにお金を使ってしまいます。
しかし、手元に残ったお金で
なんとかやりくりしてしまえるものでもあります。
はじめから、天引きしておくことで、貯金ができ、
これが貧乏からの脱出の足がかりになります。


『一度は必ず貧乏を体験すべし』(P. 30)
人は一生のうちに必ず、貧乏を体験するといいます。
そうしないとお金のありがたさがわからず、
結局、お金を使い果たしてしまうのだそうです。
それならば、いま貧乏しているならば、
将来のために勉強しているのだと考えることです。



『失敗は人生の必須科目』(P. 119)
人生にはいいこともあれば、悪いこともあります。
負けのない人生は挑戦しなかった人生です。

失敗は悪いことではありません。
それは気分のいいものではありませんが、
そこから多くを学びとれば、
失敗も教訓として今後の人生に活かせます。



『月一万円の生活をする人が
二万円の生活にこぎつけても幸福は二倍にならぬ』(P. 68)
幸福というものは、
お金に比例するものではないので、
ある程度稼ぐと、
それ以上は幸福感が実感できないものです。
それどころか、税金や遺産相続争いなど、
お金をたくさんもつことの弊害の方が
目立ってくるかもしれません。
幸福になるには、稼ぐことは大切だけれども、
それ以上に大切なものは、
仕事に打ち込む努力なのです。

『職業の道楽化』(P. 186)
という提案がされています。
仕事に打ち込むことで、
いずれ仕事それ自体が楽しくなってきます。
定年など迎えたくないと思うようになったら、
それが仕事が道楽となったときです。
そのころには、周囲から一目置かれ、
社会的に地位もあり、お金も手にしているでしょう。
仕事に打ち込むことで
一般にみんながほしがるものが、
たいてい手に入るのです。

仕事がうまくいき、周囲から認められると、
市議や県議、果ては
代議士などの政治家になりたいと
名士は思うようになるものらしいのですが、
『決して脇道に外れるな』(P. 202)
と、本多氏は戒めています。

政治家というものは、清廉潔白な場合
激務なのに、まず儲かりません。
逆に出費が多くて大変なのです。
それでもなりたいと思う人が多いのは、
その職種にあこがれがあるからだ、
と指摘されています。

もし、日本のために身を粉にして働き、
かつ多額の出費を覚悟できるなら
政治家になるというのもアリだというのですが、
そうでないならやめた方がいいようです。


■反論・誤植・注意点など■
投資に関しては、
『危険の分散を行っておくのが賢い生き方』(P. 96)
と、記述されていて、
資産三分法などのように
分散するのが良いと考えてしまいそうですが、
これは恐らく、
ある程度の資産ができてからの話でしょう。
持たざる者が、持てるものを相手に
ただでさえ少ない資本を小分けにしては勝てません。
(金森重樹氏著「1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法」参照)
株なら株、
不動産なら不動産、
ビジネスならビジネスに
まずはある程度、
現代なら一億円くらいの資産ができるまでは、
自分の得意な分野に集中して活躍するのが最良でしょう。



■最後に■
貯金して核となる種銭をつくることからはじめ、
仕事で得たお金を貯金しつつ、
株や不動産などで増やします。

これは至極真っ当な財産形成術であり、
なんら特殊なことでもなければ、
ホームランで一発逆転を狙うようなことでもありません。
ただ、方針を決め、
粛々と勤勉節約に徹しただけのことなのです。

なにかすごい秘策があるかのように
期待してしまう人がいるかもしれないが、
そんなものは本書にはないのである。



また、
はじめはわが子に財産を残すつもりだった本多氏は、
多額の資産を子孫に残すことで
骨肉の争いが生まれることや、
向上心がなくなり、独り立ちできなくなることを恐れて
ほとんどの資産を寄付し、
質素な生活を続けたのです。

先人の知恵を学ぶとはこういうことを言うのでしょう。
本書の内容は、
現代に通じる処世術であると確信します。



■評価■



21点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
着実な財産形成が望める
ただし、根気よく継続できればの話

④実用期間 5点
一生使える

⑤インパクト 4点
特殊なことをせずとも財産は築ける

⑥信頼性 4点
著者の生きた時代が
日本の急成長期に重なっているから
巨額の資産ができたという面もあるが、
4分の1天引き貯金法は大変重要な考え方

レビューNo. 0047
評価年月日:2009年4月19日



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