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「仕事は楽しいかね?」


  デイル・ドーテン氏著
野津智子氏訳
全183ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「より良くなるための変わるための人生の大きな指針」

■何故この本を手に取ったか?
「仕事は楽しいかね?というタイトルに惹かれたから
また、様々な人たちの人生観を参考にしたかったから」

■流れ
仕事は楽しいかね?

人生は管理できない

よりよい自分に毎日変化していくことが大事

問題点を探すこと=素晴らしいアイデアを見つけること



■レビュー■
本書の内容は気象の影響で空港が閉鎖され
足止めを食らっているビジネスマンと
大富豪との会話です。


成功の前提条件は全て揃えなくてはいけません。
それが満たされてなければ10回中10回失敗する。
全て揃えて、適切なことをしっかりやったなら
『10回中9回の失敗で済む』(P. 48)
また、常に革新を続ければ、
なんと10回中8回の失敗で済むというのです。(P. 76)

『”適切な時”とか”完璧な機会”なんてものはない』(P. 84)
一か八かの賭けをしないなら、
チャンスなど一つもない。
10回中8回も失敗するのは、
実力もあり、運に恵まれてなお
一か八かの賭けをしなくてはならないからである。

しかし、20%の確率で宝くじに当たるとしたら、
みんなくじを買いに走るんじゃないでしょうか?

ところが、成功するために何かするという人は
あまり多くないのが実情です。
それは日々の生活に忙殺されていることや、
そもそもどうやったら成功できるか、という
明確な指針がないことが原因であるように感じます。


現代はみんな忙しく働いています。
一ヶ月に100時間残業した、など
平均より上を目指して頑張っているのです。
『命を削るような恐ろしい競争をして、
誰が一番多く働いたか見極めようとしている』(P. 112)
しかし、悲しいことに『これは全員が負けるゲームなのだ』(P. 112)

それなら、遊んで暮らす者が人生の勝者というのでしょうか?
いや、そういう意味ではありません。
会社での残業時間を増やしても、
幸せになれるわけではない、
ということを言っているのです。
成功したいなら
みんなと同じことをやっていても駄目です。
もちろん努力無しに
ちょっとしたまぐれで成功するなんてことはありえないのだから、がんがんやればよいのです。


チャンスはたくさん転がっている。
その通りである。
しかし、次の言葉が大変印象的だった。
「もし宇宙が信じられないような
すばらしいアイデアをくれるとして
キミはそれにふさわしいかね?」(P. 116)
チャンスは待ってくれない。
準備ができてないのなら、
目の前を素通りするだけです。


『大した努力もしてないのに
ちょっとしたまぐれ当たりに見えるなんて、
そんなサクセス・ストーリーはあり得ないよ』(P. 138)
そのとおりだと思います。
しかし、現実には「運が良かったから」
という成功者が多いのです。
それは、
日本という環境下にあるからなのではないか、
と私は考えています。

それはどういうことかというと、
成功者が自伝を出すと、
そこには苦難を乗り越えたり
がんばって出した成果が人より優れていた、
といった内容になっており、自慢話かよ!と
変な批判を受けることが多々あります。
その上、ねたまれます。
努力したよ!頑張ったよ!というと
自慢話だなどと反感を買うので損なのです。

成功者も別に赤の他人になんとしても尊敬されたい、
とは思ってないでしょうから、
せめて敵意を持たれないよう、
「運がよかったんです」
と言っているだけなのではないでしょうか。
本当は、血のにじむような努力をしていると思います。


■反論・誤植・注意点など■
人生は管理できないから目標を持つ必要はない。
マックスは作中で、そう話している。
しかし、目標も何もなく、
明日はもっと良い自分になる!と
意気込んでみても、その日暮らしではだめなのです。
自分の軸になる基礎的な知識や環境は、
ある程度の目標があってこそ
培われるものだからです。

しかし、作中にあるとおり、
人生は思いどおりにならないのものです。
それでも目標があった方が良いと思うのは、
結果的に目標と違う結果になったけど、
それでも目標に向けてよりよい自分になろうとしたから
チャンスを掴めるだけの実力が得られていたのだ、と思えるからです。
目標を立てることは大切だが、
思うようにはいかないものだと心得る。
そういう心構えがあればよいのだと思います。



■最後に■
ビジネスをしていく上で、
すぐに役立つような具体的な内容ではありません。
しかし、読んでいくうちに、
これはとても重要なことを言っている、
と思う箇所がいくつもありました。

物語形式というところからも、
読み進めやすいと思います。
一読の価値ありです。



■評価■


19点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
具体的に何をするかという戦術的なものはないが、
向かうべき方向はきちんと示してくれる。

④実用期間 4点
現在の雇用形態がどれだけ維持されるかによるけれど、
10年くらいは大丈夫かな、と思います。

⑤インパクト 4点
人生はおもったとおりにならない、ということが
思考は現実化する」にあるような
人間は自分が思ったような人間になる、という言葉と逆でびっくり

⑥信頼性 3点
人間そのものと人生はまた別のものであるから、
人間性と違って、
人生は思い通りにならないということを
示唆しているともとれる。
また、それは事実であると思う。

レビューNo. 0058
評価年月日:2009年3月8日



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