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「30代で差をつける人生戦略ノート」


  午堂登紀雄氏著
全255ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「仕事ができるビジネスパーソンになりたい人が知っておくべきこと」


■何故この本を手に取ったか?
「30代は同世代内で実力の差が明確になるときであり、
ここで抜きんでれなければ、逆転は難しいでしょう。
いわゆるビジネスパーソンの正念場です。
その30代に焦点を当てて書かれた
有益そうなビジネス書であったから」


■流れ
稼ぐ人の考え方

勉強で差をつける

自分ブランド

リターンを意識して時間を使う

コミュニケーションスキルを磨く




■レビュー■
『時間と労働力を”切り売り”するな』(P. 28)
自分の仕事が社外の専門企業より付加価値が高いかどうかを常に意識する必要があります。(P. 33)
最近は大概のことを
アウトソーシングできるようになりました。
そういう世の中で付加価値の低い仕事をしていては
すぐに解雇要員に成り下がってしまいます。
付加価値がなければ、
賃金の安い労働力にとって代わられるか
安い賃金でも我慢して働くか、
しか選択の余地がなくなります。
反面、
『付加価値が高くスキルや意欲があれば、
自分を高く買ってくれる会社はいくらでも見つかる』(P. 35)
それではどうすれば、
自分の付加価値が高められるのか、
それは、自分の得意な分野、
資格をいくつか組み合わせるのが
一番てっとりばやいと思われます。

ナンバーワンよりオンリーワンという言葉を良く聞きますが、
オンリーワンというのは
限定された狭い分野におけるナンバーワンのことです。
結局、ナンバーワンにならねば他との差別化は図れません。
では、どうするか?
限定された分野ということは、
専門を複数絡めることで形成可能です。
英語力×金融、英語力×IT技術、
営業力×マーケティング、営業力×ファイナンスなどです。
複数の専門分野を持つことで、
限定分野でのナンバーワンになりやすいのです。(P. 39)
自分の得意な分野を三つからめて

『勉強しない人は、人生で”大損”をしている』(P. 45)
この世のルールは賢い人やお金持ちが作っている、
と著者は主張しています。
勉強しないのは、確かに今はラクかもしれません。
しかし、結局はルールを作る立場の人に搾取されつづけ、
人生全体でみたら大損という結果が待ち受けています。
(勝間和代氏著「効率が10倍アップする新・知的生産術」参照)

『いくら能力や実績がすばらしくても、
英語ができないから紹介できないんだ』(P. 53)
英語は金になる言葉、金になるツールです。
そもそも、英語圏の情報というものは世界の中心であり、
日本は実質情報鎖国状態ですから、
英語ができるか否かは、金儲けに直結するといえるのです。
(神田昌典氏著「お金と英語の非常識な関係 上」参照)

(神田昌典氏著「お金と英語の非常識な関係 下」参照)

『英語ができる弁護士や会計士は引く手あまたです。
英語ができる弁理士は、知的財産権ビジネスで大儲けしています』(P. 52)
というように、英語というスキルにもうひとつ
難関かもしれませんが、資格を組み合わせることで、
収入面で抜きんでることが可能なのです。
勝者と敗者の差は紙一重だといいます。
それはこういう+アルファであるのでしょう。

『持っている知識や経験の差によって、
同じ情報に触れても得られるものが全く異なる』(P. 69)
最近は、インターネットがあるから
知識を得るために勉強するのがバカらしいという人がいます。
たしかに、聞けばなんでもこたえてくれる
博識な物知り屋さんという意味での重要性は、
もはやないに等しいでしょう。
しかし、
新しいものの大半が既存のものの組み合わせから生まれています。
知識の全くない者が、
どうして先んじて新しいものを生み出せるのでしょう。
そもそも、知識を得るのは、
他人から「物知りだね、すごーい」などと
称賛を浴びるためではありません。
頭の中で得た知識をストーミングして、
たくさんの新しい組み合わせを試みるためです。
また、一を聞いて十を知る、要するに
世の中の暗黙のルールに気付くためです。

『会計を理解したいなら、
会計本を読むより簿記を習った方が良い』(P. 75)
確かに簿記を習ったほうが、
資産と負債の割り振りができるようになるので、
財務表の基本的な見方がきちんと身につくでしょう。
簿記なら専門学校でも教えてもらえますし、
その気になればいつでも習えるはずです。

『一流と三流を分かつのは「努力し続ける力」』(P. 83)
どんな分野でも3年やれば相当なレベルになる。
10年やればもうプロです。
しかし、そのあたりまえのような努力というものが
継続するとなると、難しいのです。
「継続は力なり」といいます。
継続するのに強い意志の力が必要であり、
かつ、継続することで実力がつく、という
あえてこのふたつの意味で使うのが妥当だと思います。

『限界からの”もうひと踏ん張り”がきくか否かが
並の人間と偉大な人間の差である』(P. 107)
限界を超えて、もうひと踏ん張りというのは、
ナポレオン・ヒル氏著「思考は現実化する」でいう、
+アルファの努力であると思います。

『「楽しい」仕事とは、「ラク」な仕事ではなく、
むしろしんどいことの方が多い』(P. 120)
ラクな仕事とは、コピー取りとか、
荷物の箱詰めとか、お使いとかそんなものです。
そういう仕事は基本的に責任が伴いにくいので
ラクだけど面白みにかけるのです。

それでも、考え方一つで仕事を楽しくできるのです。
「お金をもらっても重いものを持ち上げる仕事はいや」といってもスポーツクラブで皆嬉々として重いものを持ち上げています。(P. 121)
つまりは重いものを持つのは給料もらって筋トレさせてもらってるんだ、
とか、自分のやっていることに意味づけをすることで
工夫が生まれ面白くなるのです。

『予定は「先に言ったもの勝ち」です』(P. 204)
こちらから先に都合の良いスケジュールを切り出していけば、
相手の都合が極端に悪くない限り、善処してもらえます。
こちらの時間を有効に使えるのです。
ゆえに、こちらから時間の指定するように
日頃から心がけておくと、大変良いと思います。

『”人的ネットワークのハブ”になれる人は強い』(P. 214)
成功する人は、人を大切にします。
それは人的なネットワークが成功に不可欠であるからです。
ゆえに、そういう人的なネットワークのハブになれる人は、
たくさんの実力者たちから、紹介を頼まれます。
貸しが作れるのです。

「異常な生活も毎日続けば日常になる」(P. 220)
納得です。
人間は新しい環境に対する適応能力が強いのです。
はたから見たら、異常なほどの頑張りを
生活に組み込み三週間続けて習慣化してしまいましょう。
(ロビン・シャーマ氏著「3週間続ければ一生が変わる」参照)

『威張ったら負け』(P. 225)
立場が上になるほど下げる頭に価値が出るものです。
実るほど 頭を垂れる 稲穂かな
相手を尊重し、素直に教えを請う姿勢はみっともないどころか、
逆に魅力的ですらあります。
ただし、これもあんまりやりすぎると、
相手の時間を取らせてしまうので
ほどほどにしておかねばなりません。

ネガティブなことを伝えるときや、
利害関係が相反するときは、
結論から先に言っては失敗します。(P. 229)
それはどんなにロジックが完璧でも、
いきなり否定された格好となるため
聞き手は感情的に反発してしまうからです。
人間はロジックだけでは動きません。
人間の行動は、最終的に感情で決定されます。
ゆえに結論を最初に言うのがいつも良いとは限らないのです。



■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
この本は多くの納得と新しい気付きをもたらすでしょう。
良書です。
あえて30代に限定せず、
すべての人たちに一読してみる価値があると思います。



■評価■


点数合計 20点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
本書の内容は、始めようと思えば
大抵の人にできることである。
問題は継続できるか否かにある。

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
特に真新しいことはないが、
内容はよくまとまっている

(6)信頼性 4点 
信用できる内容

レビューNo.0080
評価年月日:2010年5月27日



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