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「お金と英語の非常識な関係 上」


  神田昌典氏著
全245ページ
1300円+税
単行本
CD付き

■この本を一言で表すと
「英語はお金になる言語ツール」


■何故この本を手に取ったか?
「英語ができるとお金儲けに一役買うというので
どのようにすればいいのか学びたかったから」


■流れ
英語はお金になる言語

英語を使えるようになるコツ

未来先取りのイメージとステップ


■レビュー■
『どんなに勉強しても、英語はできるようにならない』(P. 4)
これには衝撃を受けました。
これまで私は一生懸命英語を勉強してきましたが、
ネイティブのレベルにはなれないというのです。
でも、よく考えてみればそれもそのはず、
日本語でさえ我々は日常で勉強しているのです。
私は現在でも辞書を引いたり知らない漢字を覚えたりしています。

そう考えると外国語として日本語を学んだ方で
私と同じレベルの日本語ができる方は、
失礼ですが、ほとんどいらっしゃらないと思います。
本を1000冊以上読んでなお、知らない単語がいまだに出てきて、
その都度辞書や広辞苑で調べてますからね。
日本語のネイティブの私でさえ、まだ日本語を勉強しているのです。

さらに言えば、ネイティブにもレベルがあります。
今の私は、高校生の頃の私よりも、格段に語彙力が違います。
ことわざや有名な俳句、和歌なども今の方が良く知っています。
だから、ネイティブのようにしゃべる、と言っても、
幼稚園児から老人まで入れると、語学のレベルの帯域が広いのです。
ビジネスパーソンが相手にする人たちは、
その国の成人が多いので、語彙力が半端じゃありません。
ゆえに、彼らと同じように会話する、となると、
それこそ相当の月日が英語学習のためだけに必要になります。

確かに、本気で英語を勉強し続ければ、
限りなく英語圏のネイティブに近づくことも可能であると思います。
どのレベルまで行ったら良しとするか、
目標を決めてそこまで頑張る、というのでなければ、
語学は底なし沼のように時間を取られる恐ろしい学問なのです。

よって、
『英語を徹底的に勉強しようと思うと、
ほかの夢や目標が犠牲になってしまう』(P. 4)
ことを肝に銘じておかねばなりません。
英語はビジネスパーソンにとって仕事のためのツールです。
ツールに使われてなんとするのでしょう。

日本は現在情報鎖国状態であるそうです。
『10~15年は米国より遅れてしまっている』(P. 11)

このことから、日本にアメリカの情報を持ち込めば
ビジネスになることが分かります。
英字新聞などが日本でも販売され、
さらにインターネットで世界の情報に触れられるために、
日本の情報は世界の常に最先端についていっている、と
思ってしまうのですが、実は英語の情報のほとんどは、
そのまま外国で埋もれてしまっています。
というのも、海外でつくられた商品は、
元々、日本のマーケットを意識したものではありません。
だから、日本から求めていかなければ、
有益な情報でも日本国内に入ってきません。

良く売れる本なら翻訳するコストも回収できますが、
売れなければ出版社が損をします。
ですから、日本人に受けそうな本は日本に入ってきますが、
海外で評価が高くても、売れるかどうか確信が持てないという
多数の有益情報は日本人の目に触れることは稀なのです。

『英語の本から、誰よりも早く情報を
入手することができるようになる』(P. 6)
よって、英語を使って洋書を調べ、
アメリカで売れているシステムを日本で売るための
代理店に、あなたがなれば良いのです。

『アメリカのコンセプトやノウハウを日本に持ち込めば、
価値あるビジネスがいくつも生まれる』(P. 24)
ビジネス関係の商品でアメリカで売れた内容は必ず日本でも売れます。
それなのに、情報鎖国状態の日本においては、
そのような価値ある情報が持ち込まれていません。

起業したい、という人たちがいても、
どういうことをビジネスにするのか、そこが問題です。
いきなり商品開発する時間も金も人脈もありません。
そういう時に、英語を勉強している人なら、
海外に埋もれたコンテンツを日本用に手直ししてやれば
比較的容易に起業することが可能になるのです。
本書の著者である神田氏も、米国の「フォトリーディング」で
かなり有名になりましたから、説得力のある言葉です。
(ポール・R・シーリィ氏著「あなたもいままでの10倍速く本が読める」参照)

『ビジネス英語はカンタンにも関わらず、日常会話から勉強するから、
いつになっても英語が使えるようにならないのだ』(P. 115)
実は、ビジネス英語から勉強すると
単語の範囲が狭いので中学英文法さえ頭に入っていれば、
会話するのに不自由はないそうです。
あとは、その分野に特有のフレーズや単語を
随時覚えていくだけで、周囲の人はあなたが英語をペラペラ話せる人だと
勘違いするくらいに上達するでしょう。

もちろん、日常会話は広範囲、多岐にわたるのであまり話せません。
しかし、大丈夫です。
あなたに、ビジネス以外の質問をする人はいません。
力士に相撲以外のこと、要するに日本経済のゆくすえとか
最新の科学技術を聞こうとする人はいない、ということです。

『外国語が話せるようになるためには、
自分の専門分野の関連テープを三本、暗唱する』(P. 135)
これが一番早く言語を習得できる方法です。
暗唱は確かによく効きます。
会話というのは、文法の事など考えている時間などないのです。
そもそも、日本語を母国語とする我々が、
日常で文法を常に考えているでしょうか?
お決まりのフレーズをその都度吟味する人はいませんよね。

英語が読めてもとっさに話せないことって多いですが、
暗唱していると、口をついて英語がでてきます。
ほとんど無意識に会話が可能になります。
逆に、暗唱できるレベルになければ、
中学英語のレベルでも、なかなか急に口をついて出てきません。
筆記試験に強い旧帝大の学生でも、
急に英語で話しを振られると大多数が固まります。
彼らは英語が苦手ではありません。
それでも、暗唱レベルになっていないだけで
中学英文法の基礎的なフレーズが出てくるまで、何十秒もかかります。
それは一度考えた日本語のフレーズを頭の中で英語に訳しているからです。
それではテンポのいい会話が成立しません。
しかし、暗唱レベルの人は、口が勝手に動きますから、
英文法のことなんて考えなくてもしゃべれます。
だから、英会話についていけるのです。

英語を話すのに、完璧になる必要はもうどこにもありません。
『試験では正しい文法が重視される。
しかし、実際には、日本語でも英語でも
文法的に正しく話している人など、誰もいない』(P. 150)
という事実からも、それがよく分かります。

『最短距離を、最短時間で走りたいわけだ。
すると何が必要?少なくとも次の三つは必要だ。
1 スタートはどこ?
2 ゴールはどこ?
3 途中のコースはどうなっているの?』(P. 177)
『目的はビジネスを成立させることである。
だから、我々の目的は、
別に英語がペラペラ話せることではない』(P. 156)
『相手とコミュニケーションがとれるかどうか、だ』(P. 156)
ビジネスパーソンの最終目的は
英語がネイティブのように話せることではありません。
ビジネスを成功させることです。
そのためのツールが英語なのですから、
それにこだわって目的を見失っては本末転倒です。



■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
洋書は完全に理解しようとしてはいけません。
時間がかかりすぎるからです。
30%わかればそれでいいのです。
その分野の学者になるわけではないんですから。

そもそも母国語の日本語の本でさえ
どんなに熟読しても100%理解するのは難しいのです。
英語ならなおさらではないでしょうか。

そもそも読み手によって解釈が異なって当然なのが本の特徴ですし、
自分に必要でないところなど忘れてしまっても
なんの不都合もありません。

ただし、起業するつもりで洋書を読むのなら
読むだけでなく行動をおこすことが大切です。
実際のところ一番時間がかかるのはビジネスそのものでなく
始める決意を得る期間なのです。




■評価■


点数合計 24点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 5点 
英語をビジネスに活かして
稼ぐことが可能になる

(4)実用期間 5点 
一生使える知識

(5)インパクト 4点 
日本は情報鎖国状態であることにびっくりした
また、だからこそチャンスがあることに納得した

(6)信頼性 4点 
信用できる内容


レビューNo.0084
評価年月日:2010年9月22日



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