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「金持学」


  関口房朗氏著
全240ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「一般の人がイメージするお金持ち像そのまま」

■何故この本を手に取ったか?
「書店ですごく目立ってたから」


■流れ
お金持ちの

成功する男の七ヶ条、失敗する男の三ヶ条

広告塔としてのパフォーマンス

起業、上場、社長解任

馬主としての軌跡

若いうちにやっておくこと




■レビュー■
一見、常軌を逸しているように見える関口氏ですが、
『成功する男の七ヶ条』(P. 62)
『失敗する男の三ヶ条』(P. 78)
は、それぞれ他の成功哲学に通じるものがあります。

『経営者は、企業の広告塔である』(P. 94)
活況な企業ほど、トップの顔が見える。
というのも、経営者がパフォーマンスをして
マスコミに注目されることによって
自社をPRしているのです。
これは大変な広告効果があります。

関口氏は派手なパフォーマンスをするのですが、
これはそういう広告効果を狙ったものでもあったのです。
自らが目立つことによって
会社の知名度を上げる戦略とは見事です。


『地位も財産も借り物である』(P. 89)
地位も名誉も財産も、すべてこの世の借り物である、
というのが関口氏の考え方です。
であるから、
お金は金庫に眠らせておくよりも
社会に還元すべきだから豪快に使うのだ、
というのです。

関口氏のようにお金を使って豪遊する人は
妬みの対象となってしまいます。
しかし実は、こういう人がいてくれるからこそ
経済の活性化がすすむ一面もあるのです。
お金持ちは大抵倹約家であり、
それほど消費に積極的ではありません。
庶民的にはそちらの方が受けがいいのですが、
そういう人ばかりだとお金の流れが止まってしまいます。


『9 cm先行しただけの馬が、
優勝馬として表彰を受け、
栄誉を独占する』(P. 211)
これが競馬の成功哲学だといいます。
人気11位の馬が2位、しかも一位と9 ㎝差といえば
これは大健闘だといえるでしょう。
しかし、2位以下は極端にいえば同じなのです。
一位にこそ意味がある。
これはビジネスにも通じることだと著者はいいます。


『百の三流より、ひとつの一流を』(P. 217)
食事でも、衣服でもなんでもいいから
何かひとつこだわる分野を決めて
その一流に触れてみることが大切だといいます。
一流の仕事に触れることは大切です。
お金持ちで倹約家の邱永漢氏も
自身の子供たちをお金に厳しく育てる一方で
一流ホテルに泊まるなどして
一流に触れさせていましたし、
(「お金の貯まる人はここが違う」参照)
一流の職人である岡野雅行氏も
お金をあまり持ってないころから、
年に一度は高級ホテルに泊まって
鋭気を養っていたといいます。
(「学校の勉強だけではメシは食えない!」参照)


先ほど、一流に触れることは大事だといいました。
しかし、分不相応なものは
あまり見につけない方が良いでしょう。
『息子がフェラーリに乗るたび、何か盗まれたり、
ボディに傷をつけられたりして帰ってくる』(P. 230)
この事例からわかるのは、
金持ちのボンボンと思われると
いろいろとやっかまれ
めんどくさいことをされるということです。

たとえば、
あなたが若くして多くのお金を稼いでいたとしても、
腕時計は高級時計ではなくて、
セイコーのものが一番無難でしょう。
なめられもせず、やっかまれもしないという
ビジネスには一番向いた時計です。
これがロレックスや
タグホイヤーあたりをつけていると、
20代のくせに生意気だ、
と内心反感を持たれていたりします。
車も同様です。


『会社の中枢にのみ正社員を残して、
残りはすべてアウトソーシングに任せる時代』(P. 234)
経営者が本気で合理化を図れば、
結局そこに行きつくといいます。
こういう時代では、正社員として生き残るために
独立心が必要だと関口氏は言います。
個人の持つ技術、経験は企業の商品になり得ます。
社員ひとりひとりが個人事業主の意識を持つ会社は強いのです。
独立心は起業家のみに必要な要素ではなくなりつつあります。




■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
本書は特に写真が良いです。
高級車や豪邸などは
実際に見た方が良いに決まっていますが、
写真でもそれなりに雰囲気は味わえると思います。  
だから、文庫本が出ているにもかかわらず
写真が豊富な単行本をわざわざ購入しました。

関口氏は会社を二つ潰し、
三つ目の会社ではクーデターで
社長の座を追われ、現在の会社は四つ目です。
成功者は、成功するまでに
三つ会社をつぶすといわれますが、
著者もそれだけの経験を積んでいるのを知りました。

それと、関口氏は馬主としても有名なので、
馬の話が後半に多くでてきます。
フサイチコンコルドとフサイチペガサスは
日米ダービーを制覇した馬として有名です。

本書は文庫版も出ています。
しかし、本書に限っては、単行本の方がお勧めです。
なぜなら、写真が豊富だからです。
金持ちの様子を文章だけでなく、
写真でも認識してみる方が、良いように思うからです。


■評価■


23点/30

(1)読みやすさ 4点 
よみやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
逆境に負けない経営者の姿がある

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 4点 
ここまでお金持ち感を全面に押し出している人は
なかなかいないのでかなりびっくり

(6)信頼性 4点 
実践向きの内容です。
よって著者の経験則の基づくものです。


レビューNo. 0095
評価年月日:2009年8月23日



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