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「大学時代しなければならない50のこと」


  中谷彰浩氏著
全223ページ
495円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「大学時代にしなければならないことを教えてくれる」

■何故この本を手に取ったか?
「学生のときに自堕落に過ごすのはありえないと思った。
しかし、大学の勉強以外は何をどうするか良き指導者がいなければ、
なかなか指針が立たないものである。良き指導者に直接指導してもらえる立場にないときには、書物で仮想の指導者を立てるのが良い。よって、本書の内容を20代でやっておくべきことの参考にできると考えた」

■流れ
随筆のように
大学時代にしなければならない50のことを紹介



■レビュー■
『こいつは凄いという人に会う』(P. 23)
『このままではヤバイと感じる』(P. 27)
大学には若い才能を持つ人たちが集まります。
ゆえに、結構な確率で「こいつはヤバい」
と思う人に出会えます。
そういう人に会うことが、人生には必要です。
畏れを知ることができるからです。
自分より段違いの実力の持ち主に出会うことで
勘違いや自惚れをなくすことができます。
また当然、焦ります。
「自分はこいつに負けてしまうのか?」
「このままだと俺は芽が出ないのか?」
この焦燥感が成長を促進するのです。



『勉強する覚悟をする』(P. 41)
結局、独学が一番強いといいます。
それは、
『嫌いな勉強はしない』(P. 75)
という手法がとれるからです。
また、必要ない勉強を
しなくて済むということも大きいでしょう。
『受験時代より勉強する』(P. 54)
大学入学のための学習は「お勉強」
大学に入ったあとに
自分のやりたい学問をやることが「勉強」だと
吉野敬介氏は
やっぱりおまえはバカじゃない」で述べています。
大学に入って遊び呆けるのではなく、
生き抜くために必要な知識を学習するべきなのです。
人は自分に必要だと思ったら
徹夜で勉強するのも苦痛でないものです。



『天才は量と質を兼ね備えている』(P. 78)
『一生の仕事としてする勉強に楽なものなどない』(P. 106)
量をこなすノルマを決めること
まず量をこなさねば、質はついてこない。
むしろたくさん創作したり、経験したりするからこそ
一流になれるのだと思います。

ともなれば、一生の仕事にするものは、
その分野の情報に大量に触れることから始まるのです。

大好きなことを仕事にしたとしても、
それはそれは大変な思いをするでしょう。
大好きなカレーでも朝昼晩三食を
一ヶ月食べ続けろといわれたら
かなりきついのと同じことです。
仕事をするというのは、
その分野に触れ続けるということです。
触れ続けるということに楽なものはありません。


『若いうちから貯金しすぎない』(P. 161)
仕送りを本や映画など
経験のために使うことが大切だと
著者は言っています。
若いうちに稼げるお金は少ないものです。
だったら、自分に投資して 、
早く出世して高給取りになった方が、
長い目で見ると絶対に得なのです。


『本は読むたびに線を引く場所が変わる』(P. 197)
人生経験の積み方によって、
同じ言葉に触れても感じることは違うのです。
ですから、数年前に読んだ本を開いたとき、
「なんでこんなところに線ひいたのだろう?」
「ここは重要なのになぜ気付かなかったのだろう」
と思うものです。
それは、成長したからこそ感じ取れる、
理解できることが増えたと解釈できます。



■反論・誤植・注意点など■
映画鑑賞に関する記述などは
著者ならではというような事例であるので、
全てを実践するのは得策ではないです。

『親不孝をする』(P. 171)
これは、非行に走れという意味ではありません。
親の決めたレールに乗り続けていると
それに慣れて受動人間になってしまい
独り立ちできているとは言えません。
敢えて親の意見と違うことをしてみる、
ということなのです。

しかし、不利になるとわかっていて、
わざわざ親の意見に逆らうというのでは
賢い選択をしているとはいえません。
精神的に、まだまだ子供でしょう。


本当にすべき親不孝とは、
大学にいくためにすねをかじることです。

『学生時代のアルバイトは損する』(P. 151)
『親のすねはかじれるだけかじる』(P. 154)
働きながら自身の学費を稼ぐことは
とても美しい行為ですが、
長い目で見て絶対得をしません。

特に現在の日本は
国立大学の学費が高いことで有名です。
年配の方は、
「学費を自分で出して大学にいったものだが
最近の学生は親に頼って情けない」
などとよく言われますが、
平成21年現在、
年間55万円程度かかります。
(大卒初任給約21万円)
昭和50年には、
年間学費は3万6000円です。
(大卒初任給が約9万円)
昭和50年の国立大学年間学費を
現代の貨幣価値に換算しますと、
約8万4000円です。
失礼ながら、
このくらいの額ならいまどきの情けない学生でも、
一月もバイトすれば十分払えますよ。
もはや時代が違うのです。

これほど高騰している学費を、
バイトして捻出するのが親不幸だという意味が
わかっていただけると思います。
年間学費に加え、食費、居住費など加えていたら
バイト三昧な日々になり、
とても学問などできたものではありません。
それではなんのために大学に通っているのか
わからなくなってしまいます。
それこそ本末転倒です。
その子の両親は、はたして喜ぶでしょうか?


アルバイトをせずに学問に集中し、
学費を出してもらうというような親不孝なら
自分の成長のために「すいません」、
と思いながらもすべきことです。

しっかり勉強して社会人になったほうが早く出世して
アルバイト代とは比較にならない金額を
手に入れられるはずです。

金銭的な余裕があればこそ、
両親の老後の面倒も見てあげられるというものです。


■最後に■
かなり良い本です。
内容の八割が万人に値する基本的指針となるでしょう。
私が学部生時代に読んでも
良く分からなかっただろうと思うことも多いけれど、
今ならば、納得できます。
著者の言うようなことを実践してきていれば
社会に出る時の基礎体力は
身についた状態になるでしょう。


ただ、社会にすでに出てしまっている人は
読者として対象外であるために、
本書に価値を感じられないでしょう。



■評価■


17点/30

①読みやすさ 4点
読みやすい。

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
ためになる話が多い。

④実用期間 2点
人によってことなるが、学生にとっても数年程度。社会人からしてみたらもはや情報の賞味期限は過ぎているともいえる。

⑤インパクト 3点
納得できる。

⑥信頼性 3点
基本的に言っていることはなるほどと納得できるが、
著者本人特有の事例もある。

レビューNo. 0107
評価年月日:2009年3月17日



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