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「日本人の知らない日本語」


  蛇蔵氏、海野凪子氏共著
全144ページ
880円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「おもしろおかしい日本人も知らない正確な日本語」

■何故この本を手に取ったか?
「ふと見た読売新聞の広告で知って
面白そうだなと思って気になっていた所、
その日のうちに書店で偶然見つけたから」

■流れ
外国人の素朴な疑問は超難問

かな文字について

標準語は昔は標準ではなかった

外国人から見た日本のいいところ


■レビュー■
『「もじ」ってかわいくない?』(P. 9)
大昔の女性たちが、何にでも「もじ」をつけて
「しゃくし」が「しゃもじ」に、
「かつらが「かもじ」に・・・。
理由が、「かわいかったから」ですよ?
なんと・・・、
『大昔のギャル語だったのか』(P. 10)
もう驚きで口がふさがりません。

「田楽」もかわいくないから
「おでん」になったというのですが、
おでん、・・・か、かわいいのかな?

こう考えると、
今、日本語が乱れているといいますが、
これまで「日本語は乱れまくっていた」というのが
正しいのではないでしょうか?

だって、
私がいま持っている本で、
新渡戸稲造氏著「武士道」も
福沢諭吉氏著「学問のすすめ」も
本多静六氏著「私の財産告白」も
すべて、たかだか100年ほど前に書かれたのに
日本語の本が現代語訳されてるんですよ。

100年前の本がもう普通に読めないくらい
短期間で日本語が変化しているんです。
若者の日本語の乱れがけしからん、と
怒れる知識人の方々は、
まず明治時代から大正にかけて
思いのたけをぶちまけたほうがよさそうです。


『てめぇ、シカトすんな』(P. 24)
これ、おもしろいことに
本物のマダムが発した言葉です。
本人は「ちょっと、話聞いてる?」
くらいの気持ちだったそうです。
任侠映画が大好きで
高倉健さんが大好きだそうです。
私も健さん好きです。
「不器用ですから」は名台詞です。

ちなみに、
このシカトという言葉は、
花札の鹿の絵(10点)が
そっぽ向いていることから
鹿十でシカトというらしいのです。
ほーなるほど、と思いました。

あと、本書では触れられてませんが
花札では、8と9と3があんまり役に立たないらしく
このことから、ヤのつく自由業の方を
世間では役に立たないという意味から
昔の人は893(ヤクザ)というようになりました。
これも花札から来てる言葉なんです。


『正解にチェックをつける国の方が多い』(P. 51)
×はOKで、
○は間違っているという印なのだそうです。
日本とはまったく逆ですね。
驚きました。


『沢山ありすぎてややこしいから
今はつかわれなくなったひらがながある』(P. 65)
これは「ゐ(い)」とか「ゑ(え)」などから
なんとなく分かるんですが、
何百もあったなんてしりませんでした。


『カタカナは英語と発音が全然違う』(P. 70)
これは全くもってそう思います。
はじめにカタカナ当てた奴を
小一時間問いつめてやりたい気持ちでいっぱいです。

池谷祐二氏著「魔法のカタカナ英語」にも
日本語のカタカナは
当てる字を間違えていると記述があります。

そこでは、
「ホスピタル」は「ハスペロウ」
「アニマル」は「エネモウ」
「ウォーター」は「ワラ」
というように、本来の発音とは違うのです。

さらに和製英語なるものもあって
混乱に拍車をかけます。
ここでも、
よく調べもせずに和製英語作った輩を
小一時間問いつめ(ry
(ネット上で使われる「ry」は「略」という意味です。
ネット上では大切なことは二度言うのですが、
そうでないことは二度目以降に
略されるのが一般的です。)



『日本語の難敵は漢字』(P. 78)
これは漢字圏の国からきた人たちも
当てはまるのだそうです。

たとえば、中国は簡体字といって、
日本の漢字以上に簡略化した漢字が多いので
別物のようになっています。

さらに、同じ漢字であっても、
日本語と中国語では
たまに意味が異なるので注意が必要です。
中国語では
「無料」は「材料がない」という意味だし、
「結束」は「終了する」という意味です。



『稗田阿礼は女性だったという説も』(P. 83)
なるほど、そうかもしれません。
今でも中国では女性の名前に「阿~」とつけて
日本語の「~ちゃん」の意味を為しています。


『学生が母国に持って帰りたいもの
ウォシュレット』(P. 118)
本当に大好評なんです、ウォシュレット。
YouTubeにもウォシュレットの素晴らしさを語る
外国人の動画があるくらいです。



■反論・誤植・注意点など■
『日本語わからない人手をあげて』(P. 17)
著者は日本語で聞いてどうする?と思ったみたいですが、
逆の立場で、「英語できますか?」
ってアメリカ人に聞かれたら
日本人は、よっぽど自信がない限り、
「いいえ」と答えます。
よって、日本語学校に通う人たちなら
手をあげても不思議はありません。

『日本に来たら馬でなく
車が走っていてびっくり』(P. 29)
スウェーデンにも日本車走ってるでしょう、と
突っ込みたいところですが、ここはあえて
「今でも馬で公道走れますよ、
軽車両としてナンバーつけないといけないけど」と
え、車検?うーん、どうするんでしょう?w




■最後に■
外国語というのは大変難しいです。
我々も、英語を勉強しているときに
本書にあるような間違いを
いっぱいしているんでしょうね。


それから日本人が外国人が欲しいだろうと思うものと
本当に彼らが欲しがっているものは異なる、
という話を聞いたことがあるのですが、
「学生が母国に持って帰りたいもの」というページでは
なるほど、それは盲点だったわ!というものも
興味の対象となっていました。



■評価■


23点/30

(1)読みやすさ 5点 
マンガで読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min 本当は30分以内で読んだけど、
マンガなので読みやすいだけで
決して情報量が少ないという意味ではない。
よって、この普通の本なら
これくらいが妥当な情報量と思う。

(3)成長性 2点 
おもしろ雑学

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 4点 
自分も日本人なのに
知らないことが多くてびっくり

(6)信頼性 5点 
日本語の先生が丹念に調べあげている。


レビューNo. 0130
評価年月日:2009年5月25日



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