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「ゾマホンのほん」


  ゾマホン・ルフィン氏著
全239ページ
1000円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「アフリカ人から見た日本」

■何故この本を手に取ったか?
「ゾマホン氏をテレビで見て考え方に興味があったから」

■流れ
ゾマホンの少年時代

ゾマホンの日本での苦学生活


■レビュー■
『やっぱりお父さんが怖い。
ダメといったら、もうだめ。
従わないとひっぱたかれる』(P. 27)
怖い親父がいてくれるから、
家庭の秩序が保たれます。
世の中には怖い人がいるものだと、
息子に感じさせてやれない父親はダメなのです。



『日本は世界一がたくさんありますが、
安全ということもそう』(P. 148)
夜中の1時や2時に外国人が出歩いても
安全に帰宅できるのは日本くらいだといいます。
日本に観光にくる人たちは基本的に安心できます。
誰かに襲われたり、
だまされたりする危険性が低いからです。
この安全は観光資源であると思います。
危険な場所なら、どんなに美しい建築物があろうと
どんなに有名な場所だろうと、物価が安かろうと
その魅力が半減することは否めません。
私が観光客なら危険な場所には絶対に行きません。

『日本人は電車に乗ると、座ってすぐ寝てしまう。
ヘンだなぁって思ってた』(P. 148)
電車で眠れるのも日本が安全だからです。
何されるかわからないような危険なところだったら
居眠りなんてする人はいなくなると思います。
ゾマホンは勉強しながら、バイトしていたようです。

『過労でダウン、胃潰瘍になる』(P. 156)
睡眠が3時間と極端に短いことが原因だったので、
医者はしっかり寝なさいと言ったそうですが、
でも、バイトは減らせなかったようです。
だから、著者は電車で寝るようにしたというのです。
日本人が電車で眠る理由はまさにそれです。
日本人ビジネスマンも極端に睡眠時間が短いので
電車の中で少しでも睡眠時間を稼いでいるのです。



『江戸時代は偉かった』(P. 186)
『幕府が外国に対して気をつけた。
だから日本は占領されなかった』(P. 187)
そのとおりです。
当時、ヨーロッパは商人→宣教師→軍隊の順に
兵を送り込み植民地をふやしていました。
秀吉はこれを知り、キリスト教を禁じたのです。
教科書が言うように
キリスト教が平等を説くことによって、
大名の地位が危ぶまれるからでは決してありません。
(だいたいにして、
それではキリシタン大名の存在の説明がつきません。どこから、そんなデタラメが
湧いて出てきたのでしょうか。
小学生が学校で習って信じるのでやめてほしいです。)



■反論・誤植・注意点など■
『黒人がアパートを借りるのは大変』(P. 170)
黒人はとくに大変といいますが、
外国人全般大変ですね。
でも、これは仕方ないですよ。
はっきり言って人種差別ではありません。
実際に外国人で家賃を踏み倒して
祖国に帰る人は多いのです。
海外に逃げられたら、回収費用の方が高くつくため
もう追っていけないので泣き寝入りです。

だから不動産屋さんが警戒するのはあたりまえです。
外国人のみんながそうじゃない、
とゾマホン氏は言うけれども、
我々日本人も海外にいけば、
過去の日本人の枠でくくられるのです。
外国にいくというのはそういうことです。
外国人がこれから、少しずつ信用を構築するしか、
不動産の貸し渋りを打開する策はありません。


ちなみに、同じ黒人でも
アメリカ国籍なら貸してくれるところが多くなるのです。
これは裕福なアメリカ出身の人なら
家賃の滞納はなさそうだ、と考えるからです。
もし人種で差別しているのなら国籍がアメリカとか
そういうことに関係なく貸さないでしょう。
だから、人種差別はしていないと断言できます。
ただ冷静に家賃を払ってもらえるか否かを
大家さんをみているだけです。
家賃がはらえそうもなく、身元保証人もなければ、
日本人だって、そう簡単にアパートを借りられません。
ゆえに、やはり賃貸物件の問題は、
やはり人種問題ではなく、信用問題なのです。

ですから、
不動産屋さんが悪いと一方的に決め付けず、
なぜそうなったか理解して、
保証人をつけてもらうようにすべきです。
ゾマホン氏だって、
他の外国人の踏み倒した家賃を
保証できないわけだし、
業者も生活がかかっているのです。


『日本人は欧米しか知らない』(P. 174)
日本人は非白人国家で唯一先進国です。
これははっきり言って異常です。
この結果は欧米の植民地になりたくない一心で
推し進めた追いつけ追いこせの
富国強兵政策の賜物です。
欧米以外を見る余裕などなかったのです。
ですが、
最近は東南アジアにいく人が増え、
徐々にですが、欧米以外の知識を
日本人は詳細にもつようになってきたと思います。


■最後に■
北野タケシが司会で有名だった
「ここがヘンだよ日本人」の
レギュラーだった外国人、
ゾマホン・ルフィン氏の本です。
初版は1999年です。

ゾマホン氏はお金がないけれど学問を志しており、
大変苦学して上智大学に通ったようです。
それほど大変な思いをしているのに、
この本の印税は全て
ゾマホンの祖国ベナンに
学校を建設するために使われたそうです。
なんというすばらしい利他の精神であろうかと感動しました。


■評価■


18点/30

①読みやすさ 3点
外国人だから日本語苦手かと思ったら、意外にふつう

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
考え方が古い感じがするが、温故知新で良い。

④実用期間 1点
長期間使えるというような知識が載っている本というわけではない。

⑤インパクト 4点
アフリカの人が日本に結構詳しくてびっくり。

⑥信頼性 5点
外国人から見た日本という観点からいけば、
いっていることは全面的に信用せざるを得ない。

レビューNo. 0131
評価年月日:2009年4月11日



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