無料メールマガジン

メルマガ案内


TOPROサイト解説RO学習に関する本RO自己啓発に関する本RO仕事に関する本RO投資に関する本ROお金に関する本RO健康に関する本RO日本と世界に関する本ROその他の本


■リンク■

○skさんの模型サイト

sk-site

 


■管理者プロフィール■

プロフィール


■問い合わせメール■

こちらからどうぞ


 

カスタム検索













「新幹線ガール」


  徳渕真利子氏著
全192ページ
952円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「きちんとした身だしなみと誠意が人の心を惹きつける」

■何故この本を手に取ったか?
「アルバイトであったのに、新幹線パーサーで
セールスナンバーワンになった著者は
いったいどのような売り方をしているのかが気になったから」


■流れ
身だしなみの大切さと研修

パーサーの仕事

気がつけば売上一位だった


■レビュー■
『身だしなみがきちんとしていない人は、
出勤しても乗務させません』(P. 52)
人を見た目で判断してはいけません。
しかし、それは身体的特徴の話であって、
清潔さや身だしなみは、努力で磨けるものです。
そういった身だしなみに気を使う人とそうでない人では、
やはり仕事に対する熱意が違います。

もちろん心は大事ですよ。
でも、心は見えませんからね。
やっぱり初対面の人からは外見で判断されてしまうんです。
小売業では、ほとんどのお客さんが初対面ですよね。
だから、身だしなみは重要なんです。
精神的に成長することも大事ですが、
外見を磨くことも忘れてはいけません。
(斎藤一人氏著「変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話」参照)

パーサーには守るべき注意事項が細かすぎるほどあるそうです。
しかし、
『「なんでこんなに細かいかなぁ」ではなく、
「どういう理由で細かい注意事項を設けているのか」を考える』(P. 68)
とあり、それが正しい姿であると思います。
ルールができたからには、それには必ず理由があります。
まずは、そのルールがなかったらどうなるのかを考えてみると、
たいていの規則には納得がいき、順守することが苦でなくなります。

『接客の五S』(P. 143)
Study「自学・学習」
Sincerity「誠実」
Smile「笑顔」
Speedy「迅速」
Smartness「機転がきく」

また、
『接客にあたっての五A』(P. 173)
というのも新人のころに役だったそうです。
内容は、
アタマニクルナ
アワテルナ
アセルナ
アキラメルナ
アテニスルナ
だそうです。

『疲れているとき、嫌なことがあったときでもそれを顔に出さず、
いつもニコニコしていることはとても難しいことです』(P. 152)
しかし、だからといってお客様と接する仕事をしている人は、
仏頂面でいることは許されません。
いつでも笑顔、これってとても精神力の要ることなんです。
でも、利他の心を持ってみると、
笑顔で接してもらった方が嬉しいよね、と改めて気付きます。
『「笑顔の力」って、周りにいる人の心さえも変えてしまうんです』(P. 153)
とあるように、笑顔には不思議な力があります。
つらくてもいつでも笑顔でいる人には、味方ができます。
決していつもへらへらしている、なんて言われたりしません。

著者は、はじめからパーサー売上日本一を目指していたわけではなく
ある時一位になっていることを知ったようです。
『「どうやったらそんなに売れるの?」と聞かれる日々が続きました。
何も特別なことはしていないので、自分でもどうしてか分かりませんでした』(P. 169)
著者は一応、小銭の音をさせている乗客がいたら見込み客として考えているし、
目が合う人は何か必要としているかもしれないと考えて、
注文しやすいようにしていました。
また、もう一品買ってもらえるような雰囲気があるのだと
先輩パーサーから言われています。
こういうことが、本人が気が付いていないコツというか
秘訣だったりするのでしょうが、そういう小手先の技術は、
お客様に誠実に対応する気持ちがあってはじめて光る技となるのです。
ですから、著者のその行動をうわべだけ真似しても、うまくいかないでしょう。
それ以前に、私がコツだと思うようなことを、
著者は特別な事とは感じていないということが大きいのです。
たとえば、ビールを注文したお客様に
おつまみを一品勧めたとしても、それが自然であっていやらしくなく、
また、自分のために考えて勧めてくれているということが伝わるからこそ、
この人からなら買ってもいいな、と思うのでしょう。
結果として、客単価があがり、売上日本一にまでなった、
ということのなのだと思います。

『具体的な理想像』(P. 174)
この本でみたパーサーは、
私に、昔あったドラマ「HOTEL」にでてくる
「赤川一平(高嶋政伸)」を彷彿させたのですが、
実際のところ、著者が示している通り、
具体的にそのドラマ「HOTEL」をイメージして仕事をしていたようです。
具体的イメージは大切です。
空想でもかまいません。
成功者には尊敬できる人物がいて
脳内で会議を開くことができる人もいます。
(ナポレオン・ヒル氏著「思考は現実化する」参照)


■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
著者はアルバイトで採用され、
一年間でセールストップになり、
正社員に抜擢されたようです。

その手腕とはどんなものか?
どんな戦略をもってセールスナンバーワンになったのか?
それが知りたくてこの本を購入しました。

その秘決を一言でいえば、顧客への誠意。
付け足すなら、思いやり、真面目といったところでしょうか。
こまごまとしたテクニックみたいな話はあったけれど
それは小手先のテクニックみたいなもので、
事の本質ではありませんからね。

新幹線のコーヒーは、とてもおいしいと評判だそうです。
私も頂いたことがあります。確かにおいしかったです。

ちなみに本書は紙質の良く、所々カラーでありながら
税込み1000円というところが大変良心的でした。


■評価■


点数合計 19点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 4点 
誰でもできることだけど
普段忘れがちな大切なことに気がつく

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
結局、基本的なことをきちんとすること
誠実な対応が一番大事なことがわかった

(6)信頼性 4点 
信用できる内容

レビューNo. 0132
評価年月日:2010年8月10日



本ページトップへ戻る

カテゴリトップへ戻る