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「お金の貯まる人はここが違う」


  邱永漢氏著
全243ページ
495円+税
文庫本

この本を一言で表すと
「人生におけるお金の使いどころと貯蓄に関するわかりやすい本」

■何故この本を手に取ったか?
「書店でなにげなく」

■流れ
お金の貯め方

お金の活かし方

金銭感覚と金運



■レビュー■
『お金と関係のあることをやろうと思えば、
先ずお金を貯めることが出発点になる。』(P. 5)
『とりあえず百万円貯めてみなさい』(P. 32)
と、著者は言います。
100万円貯まると、崩すのが惜しくなり、
それを投資に回すようになるそうだ。
だから、100万円を働き初めて1~2年で
貯めることができるかどうかが、
今後の財産形成を決定するというのです。



『愚者は大金持ちを夢見、
賢者は中金持ちをめざす』(P. 35)
日本では実効税率が高すぎて、
お金を稼ぎすぎても自分が大変になるだけです。
ですから、大金持ちになろうとするのは
現実的ではないのです。
(吉川英一氏著
「億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!」参照 )
吉川氏によれば、
手取り年収1000万円が税金の面からも、
日本では一番心地よいそうです。
また、手取り年収1000万円あれば5年以内に
欲しいものはあらかた買いつくすそうで、
十分満足行く人生がおくれるようです。
そういうわけで、
賢者は現実的な中金持ちを目指すようです。
大富豪になろうとしたら、
税制面でいじめまくられるので、
処世術としては大変賢いと言えるでしょう。


『20代に積んだ財産は、
お金の形では残らなくとも、
頭の中に一つの教訓として残る』(P. 58)
ビジネスで失敗するなら若い時だ、といいますが、
それはやり直すための時間があることだけでなく、
20代は経験を積む時代であるからだと思います。
成功している人は、
20代から人生成功の基礎を築いているのです。


『27歳でお金を貯める計画を立てるかどうかで、
将来大きな差がつく』(P. 64)
色々な人の自叙伝を読みましたが、
人生の大きな転機が
たいてい20代後半できています。
その年齢は27~29歳がもっとも多いように思います。
27歳といえば、学部卒で働きはじめて5年目です。
そろそろ人生を通したお金の貯め方、稼ぎ方を
真剣に考える時なのでしょう。


『奥さんが財務管理に無関心な家は、
たいてい財産が貯まりません』(P. 71)
お金が入った分だけ使われては
貯まるはずもありません。
ざるで水をすくうようなものです。
家計がざるではお金が貯まらないのは、
たとえ共働きでも一緒です。
また、
『愛想のない女性と一緒にいると、
お金もツキもどんどん逃げていく』(P. 207)
というように、パートナーの人間性はとても重要です。
女の武器は涙じゃなくて、実は笑顔なのです。


『ご祝儀はだれがいくらもってきたか
不思議とよく覚えている』(P. 110)
自分の立場に従って、
妥当な額をつつむべきだそうです。
社会的地位もあり、それなりに収入があるのに
結婚式でのご祝儀が一万円となると
ちょっとどうかと思われても仕方ありません。
お金のない若いころは
式場で手伝いをすることなどで
一万円という額でも許されるそうですが、
年齢があがって年収もあがってくると
そうはいかなくなるのです。
自分の立場に相応な額を包むようにすることが
活きたお金の使いかたです。


『買いたい物の8割は不要な物』(P. 126)
欲しいものがあるときは、
すぐに買わないのが正解です。
そして一ヶ月くらいおいて、
それでも必要だとか、
欲しいと思えば買ってみたら良いでしょう。
衝動買いするようなものは、
大抵、一月も覚えていないものだからです。
もし一ヶ月経ってもまだ欲しいと思っていたなら、
買うに値するものであると割り切れます。


『ツイてないときは、じっとしている』(P. 223)
人生にはほんとうにツイてないときが
何度かあるものです。
そのときは、下手に動かずじっとしているのが
最良の手段だといいます。


■反論・誤植・注意点など■
『人生で成功した人とたくさん会ってきました。
その中に、傲慢な人は一人もいません』(P. 198)
これはおそらく、
金銭的な成功を指しているのだと思いますが、
人生の成功は金銭面だけではありません。
ですから、学者、宗教家、
政治家として成功する人もいます。
こういう人たちの中には、
プライドが高く他人を見下す傲慢な人もいます。
私が例をあげるまでもなく、
みなさんも一人二人は心当たりがあるのではないでしょうか。



■最後に■
邱永漢氏は東大経済学部卒の台湾の富豪です。
著者のお金に関する話は
とてもためになるものが多く、
著作も多数出版されています。

この本は、お金の貯め方というよりは、
お金の効率的な使いかたを書いたものであり、
ムダ使いしなければ、案外貯まるものだと感じました。

そのためには給与から貯蓄分を天引きしたり、
衝動買いを控えたりすべきです。
後輩、友人に飯をおごったり、
ご祝儀に相応のお金を包んだりして
使うときにはそれなりに使う、
これが活きたお金の使いかたなのだと
そういうことを教えてくれる本でした。


■評価■


21点/30

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
お金に関して失敗しない人生を送るための基礎が作れる。

(4)実用期間 5点 
一生使えるお金に関する知識。

(5)インパクト 3点 
なるほど!と思える。

(6)信頼性 4点 
富豪のお金に対する考え方として信用できる。


レビューNo. 0133
評価年月日:2009年7月23日



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