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「鏡の法則」


  野口嘉則氏著
全94ページ
952円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「現状はあなたの心を反映したもの」

■何故この本を手に取ったか?
「家族愛とゆるすということをテーマにした
ノンフィクションだったから」

■流れ
現状は自分を映す鏡

ゆるすということ

ゆるすための8ステップ



■レビュー■
人間生きていれば、
許せないことの一つや二つくらいあります。
しかし、許さないことは、自分を縛るのです。
人を許さない人というのは、
雰囲気が違いますから、
何度か会ってるうちにそれがわかります。
普段は別になんともないんですけど、
なんというか、近寄り難さ、というものが
あるのは間違いないんですね。

P.32からの父への電話は、良い話でした。
父親というのは、子ども家庭を護るために必死です。
だからでしょうか、
その愛はかなり押し付けがましいものになり、
あまりの強引さ、自分勝手さに
子どもは拒否反応を示してしまうのです。

しかし、それは本当はとても恵まれたことなのです。
世の中には、父親がいなかったり、
いても暴力をふるわれたり、
大変な思いをして大人になった人たちがいます。
そういう人達からみたら
主人公の原因のよくわからない反発は
「いいかげんにしろ!」と思えます。

ですが、恵まれすぎると見えないものです。
そして、そのことには
父親を失ったときに気付くものです。
この主人公は父親が生きている間に
それに気付けたのです。
それは、自分を変えて手に入れた幸運なのです。
周りは簡単には変えられません。
自分を変える方がまだ簡単なのです。


愛というものは手作りですからね。
当然いびつで、不器用なものもあるものです。
特に父親なんてたいてい不器用ですから、
いやがらせか?と思うようなことでも
今考えてみれば、実は愛だったりします。
子どものころというのは、そういうことに気づけず、
また、それを受け取るほどの器量がないのです。
だからすれ違う親子が多いのです。

悔やむ時間があるなら、
今からきちんと「ありがとう」というべきです。
両親が亡くなってからでは絶対に後悔します。

でも、恥ずかしい気持ちが先にたって
私だって、なかなかいえないんですけどね。
特に許せないと思っていた相手ならなおさらでしょう。


浦沢直樹氏著「マスター・キートン
という漫画がありまして、
「たとえ、血を分けた子どものためでも
自分の幸せを犠牲にすることは
とても勇気のいることなんだよ」
というような言葉で
小さな子どもを諭す場面があります。
子どものために
何かしらお金を出してやることというのは
両親がそれで贅沢するのを
我慢しているということです。
とても裕福な家は違うかもしれませんが・・・。

ゆえに、
そう考えると育ててもらっただけでも
両親への感謝の気持ちが湧いてくると思います。



■反論・誤植・注意点など■
本書では、ゆるすことを推奨しており
ゆるせないと思っていた人をゆるすと、
精神状態がとても良くなることが明らかです。

とはいえ、
無理やりゆるす必要はない、というのが
私の見解です。

本書の主張に水を差すようで悪いのですが、
この場合、すくなくとも本書に出てきた父親には
歪んでいたかもしれないけれど愛があったのです。
だから、ゆるせるのです。

相手に明らかな悪意があって、ひどいことされても、
それをバネにして頑張れたのだから
感謝すべきです、といった内容の文を
本書以外のいろんなところでみかけますが、
まったくその必要はないと思います。

相手に復讐するなんて考えてはいけませんが、
ひどい仕打ちに対して相手をゆるす必要はないし、
まして感謝するなんて倫理的におかしいと思います。

悪意ある相手には毅然とした態度をとるべきです。
さもなければ、あなたはカモネギとして
餌食にされ続けるだけです。
それでいいのなら、
そういう相手もゆるして、
かつ感謝してればいいんです。

けれど、
あなたはカモネギにされるのを望んでないはずです。
敵は敵なのです。

もちろん敵は少ない方がいいです。
でも神様にだって、悪魔という敵がいるんです。
より不完全な人間が無敵なんてありえません。

そう考えたら、
無理にゆるそうとしてストレスを貯めるより、
敵を敵と認識することの方が、
よっぽど健全で前向きな精神活動だと私は考えます。



■最後に■
本書は55万部突破のベストセラーです。
文字が大きくページ数が少ないことや、
内容が平易であることから
読むのが遅い人でも
1時間あれば読み終えるでしょう。
だから、時間がなくても
なにかしら用事の合間にすぐ読んでしまえます。



■評価■


19点/30

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい。

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 3点 
愛にはいろいろ形があることに気付ける。

(4)実用期間 5点 
一生使える。

(5)インパクト 3点 
父親への電話は泣ける

(6)信頼性 4点 
「ゆるす」ということは精神衛生上良いのは確か


レビューNo. 0137
評価年月日:2009年5月28日



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