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「仕事は5年でやめなさい。」


  松田公太氏著
全166ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「起業を通して知ることができる高度な仕事術」

■何故この本を手に取ったか?
「書店で何度かみかけるうちにきちんと読みたいと思ったので」

■流れ
人生の目的を見つける

失敗は成功の素

コンプレックスの中にこそ成功の芽がある。

自分も人も伸ばす心意気



■レビュー■
仕事を5年でやめなさいというのは、
またなんとも堪え性のないものだと、
思う方もおられるでしょう。
しかし、著者のいう5年でやめなさい
という言葉の真意は、
『それまで5年間のやり方を変え、
考え方を変え、バージョンアップしながら
5年単位で成長し、本当の実力をつけていく』(P. 6)
というもので、
やめるという期限をつけることで
その期間内になんらかの結果を残し、
スキルアップを計ったりします。

その結果、
『人はぐっとその成長速度を上げる』(P. 19)
といいます。
松田氏の仕事に対する姿勢とその秘訣が
語られている文章だといえます。



『とことんリアルな自分未来史を書く』(P. 25)
P. 26、27に親切にフォーマットがあるので、
それを利用すると良いでしょう。
死ぬ年は身内の死去平均年齢が妥当でしょう。
そこから自分の死ぬまでの時間を逆算してみると、
もうこれだけしか残された時間はないのかと
愕然とするはずです。



『一見単調に見える仕事こそ、脳を使え』(P. 77)
チラシ配り、接客時のあいさつの仕方など
みんなやっているあたりまえの単調な仕事ですが、
それは案外奥深いものなのです。
たとえば、チラシ配りですが、
受け取ってもらえる人と、
そうでない人の違いは歴然です。
受け取ってもらえる人は運がいいだけなのでしょうか?

そんなわけないですよね。
受け取ってもらえる人というのは、
初対面でも警戒されにくい雰囲気と
気持ちのよい挨拶や笑顔で、
通行人がチラシを受け取りやすいようにしているのです。
チラシ配りが上手にできるようになるということは、
第一印象を良くする訓練にも似ています。
第一印象が良くなるというのは、
私が念を押すまでもなく、とてもすごいスキルです。



『大事なこと、大切な知恵は
最初のひとつの一番小さな単位に詰まっている』(P. 102)
『飲食業は情熱が一番』(P. 107)
それは人間関係と置き換えてよいでしょう。

半径5mの人間関係をうまく構築できない人は
おそらくどこにいっても駄目です。
また、そのような小さな単位での仕事というのは
些事が多いけれど、
単純な中に創意工夫の余地があり、
常にきちんとできるかどうか、
ということに価値がでるのです。

人は些細なことまで見てるものです。
特にお客様ともなれば、
対価に見合うサービスかどうか
無意識にチェックしています。
小さな汚れ、挨拶の仕方など
そういうことに無頓着ではいけません。
現在目の前にある仕事を、
丁寧に心をこめてやってみる。
それがあなたを飛躍させる原動力となるでしょう。


『バカにされること、軽く扱われるものの中にこそ、
次の時代の芽がある』(P. 119)
現在は世界中で寿司がブームになっていますが、
数年前までは生で魚を食べるなんて気持ち悪い、
と思われていました。

アニメや漫画は
程度の低いものという扱いがされますが、
各国で日本のイメージアップに貢献し、
一大文化として認められるようになってきました。
これを自分に置き換えると、
悔しかったり、悲しかったりすることに、
人生の目的の芽がひそんでいると言えるのだそうです。

誰にだって、身震いするほど悔しい思いをしたことがあるはずです。
疎まれたことや邪険にされたことがあるはずです。
そうして芽生えた劣等感に
押しつぶされそうになったとき、
自分がコンプレックスに感じていることが、
はたして本当に弱みなのだろうか?と
プラスに考える癖がある人は強いのです。
そう考えるようになれば、
弱みが強みに変わる戦略を思いつくからです。



『病気になって、
やりたいこともできないままに死んでいく人が
この世には大勢いる』(P. 127)
松田氏は23歳のときに、
当時21歳だった弟を心臓の病で亡くしています。
入院中に、普段弱音をはかない弟さんが
人生に挑戦できない悔しさを吐露したといいます。
挑戦して失敗する方が、
挑戦しないで後悔するよりいい。
奇麗事じゃなく、型にはまったフレーズでもない、
本気でそう思っているという著者の気迫が感じられました。



『本当に嬉しいのは誉めた方』(P. 151)
相手を誉めることは、
実は自分にとってもとても嬉しいことなのです。
誉めることで相手が自分を味方だと思ってくれる。
好感を持ってくれる。
話を聞いてくれる。
なにより、
相手もこちらのいいところに気付いてくれるのです。

アメリカ人は大げさなほどよく人を誉めます。
そこは見習いたい部分です。
日本人は誉め下手なのか、あまり人を誉めません。
ですから、誉められなれていない人が多く
照れくさそうにする人が多いのですが、
誉められて不快になる人はいません。



■反論・誤植・注意点など■
『「考える力」を奪うマニュアルはいらない』(P. 96)
マニュアルがあれば、
その通りにやっていたら安心という
油断を招いてしまうのが、確かに良くありません。

しかし、最低限これだけはやるべきだ、という
行動指針や業務内容の手順などは
マニュアル化すべきです。

そういうことがきちんとできてから後、
それぞれの権限の範囲内において、
お客様のおもてなしをする、
というのが良いと思います。

そうでなくては、
新人は何をしていいのか分かりませんし、
自分で勝手に見当はずれな仕事をされても困るからです。


■最後に■
著者はタリーズコーヒージャパンを創業し、
2007年に社長を辞任して、
現在、サンドイッチチェーン「クイズノア」の
世界展開に邁進している経営者です。

この本は、書店で見つけました。
ちらっとみて、その場で買わなかったんですが、
ぱらぱら読んだせいか、あとで気になって
結局、購読してしまいました。

文章は平易で読みやすく、
また内容も机上の空論ではなく、
実体験に裏打ちされたもので
とても参考になります。



■評価■


21点/30

①読みやすさ 4点
平易な文章でよみやすい。

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
起業に関してというより、仕事術として役立つ。

④実用期間 5点
一生使える。

⑤インパクト 4点
ところどころに著者の熱意がこもっている。
読んでいて活力がわいてくる。

⑥信頼性 3点
なるほど、と思う。

レビューNo. 0143
評価年月日:2009年4月28日



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