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「バカと天才は紙二重」


  ドクター・中松氏著
全216ページ
743円+税
新書

■この本を一言で表すと
「発明について天才が語る」

■何故この本を手に取ったか?
「実は、発明の話だけでなく
むしろミサイルUターンに惹かれたため」

■流れ
天才と秀才とバカの違い

本当の天才は人を動かす

ミサイルUターン発想法

天才の考え方




■レビュー■
『本来は、「バカ」という者はいないのではないか』(P. 21)
現在、力出せず埋もれている人も、
なんらかのきっかけで
その才能が開花するものです。
DNAにないものは発現しようがありませんから、
それだけの能力がねむっていたことになります。
そういう意味で、本当のバカはいないといえる。


『日本人は天才の素質にあふれている』(P. 30)
日本人はどこからきたかが
よくわからない人種といわれています。
なぜなら、DNA調査によって日本人は
中国人、韓国人とは遺伝的に違うことが、
はっきり証明されているからです。
日本人はハワイなどの南方から
長い年月をかけてわたってきた人が
一番最初の祖先であり、
次はそこに東ヨーロッパから人がきたのです。
これがアーリヤ人ではないか、と言われています。
その後、やっとここで中国韓国系の人が
この先行した二つの人種に比べてかなり少数ですが、
日本にわたってきたと考えられています。
ゆえに日本人は、それらの人種が合わさった民族
ということになります。
血の遠い結婚のほうが
優秀な子供が産まれるといいますが、
これはルーツの遠いDNAが
良い面を持ち合うからです。
ゆえに、
日本人は多種の人種により構成されているため
DNAの観点からも天才を生みやすいと著者は主張しています。


『一スジ、二ピカ、三イキ』(P. 126)
スジは理論、
ピカは従来の思考の延長でない発想、
イキは世の中の役に立つこと
これらがそろわないと発明とはいえないそうです。
そういう意味では、
理論のないエジソンは発明家ではないのです。
実際、米国科学学会が
歴史上偉大な5人の科学者を選んだとき、
エジソンの元相方だったステラは、
交流電源の発明により選ばれているが、
エジソンの名前はありません。
ちなみに、
著者のドクター・中松氏は
5人目として選ばれています。
びっくりです。すごいですね。


『撰難楽』(P. 200)
著者の造語で座右の銘です。
困難な道をいけば、後で楽になるといいます。
それを天才は知っているのだという。
だが、バカはその逆に、
簡単な道を選ぼうとするそうです。
後でどうなるという視点でなく、
いま楽な道、楽だと思える道をいくというのです。
そして、失敗するのです。
とはいえ、困難な道ばかり歩いて
その先に何もなければ悲しい限りです。
ゆえに、困難であれば何でもいいというわけではない
ということを念頭においておかねばなりません。



■反論・誤植・注意点など■
『ミサイルUターン』(P. 110)
超音速ミサイルは迎撃できない。
それは物理的、時間的制約によって
無理だといえるのである。
しかし、国防のために
ミサイルの迎撃システムに関して
何もしないというのでは国は守れない。
そこでミサイルUターンである。
相手の発射したミサイルを衛星で察知して、
それを180度回転させるよう命令します。
そうすれば、相手は自分が撃ったミサイルで
自滅することになり、自業自得ということになり
簡単に発射できず、武力行使の抑制になります。

また、日本にとって良いのは、
これがすべて自衛のためにしか使えない戦法であることです。
憲法にふれないのです。
さらに、国防費があまりかからない。
なにせ、ミサイルを作らなくていいんですから。

ただ、ひとつ心配なのは、
相手のミサイルが落ちれば日本のどこでもいいからと
発射直後に自閉モードにしていて
こちらの命令を受け付けなくしたときです。
この場合は相手のミサイルを操れないのではないでしょうか?

それと、
ミサイルUターンの理論が
計算式であらわされているのですが、(P. 117)
いきなり式だけ示されても、
なんだか天才じゃない多くの読者には
はっきり言ってよくわかりません。
せめて、この数式を詳細に示した参考文献を
明示しておくべきかと思います。



■最後に■
著者は発明家として大変有名である。
東大卒、工学、法学、医学、理学、人文学の
五つの博士号を持ち、
灯油ポンプ、フロッピーディスク、ゴルフパターなど
多数の発明を世に送り出している
自他共に認める天才です。

私は小学生くらいのとき
TVで初めて中松氏を拝見しました。
なにやら怪しげなバネを足につけて飛び跳ねており、
失礼ながら第一印象はおもしろいおっさん、
くらいなものでした。

ところが、その後
その人は、灯油ポンプ(本当は醤油ちゅるちゅる、ですが・・・)
フロッピーディスクの基本原理を
発明をした人とわかり、
そんな偉い人が
なんであんな変なことしてるんだろうと、
興味をそそられたのを今でも覚えています。


さて、本書はその天才が天才の思考法を
簡単に説明したものである。
その具体例として自分を出しているので、
自慢ともとれるのですが
実績があるから、
実際そうであることを言っているだけで
当然といえば当然であり、
逆に変に謙遜されると
何が言いたいのかわからなくなるので
これでよいと思う。

著者は、米国科学学会が選ぶ
「偉大なる5人の科学者」に
アルキメデス、キュリー夫人などの著名人とともに
選出されており、すごいことは事実なのです。




■評価■


20点/30


(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
発明に関して知識豊かになる。

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 3点 
衝撃的な内容というより
むしろ納得がいくことばかり

(6)信頼性 3点 
発明については納得いくけど、
ミサイルUターンは私が天才じゃないので
すぐに理解できない。判断を保留したい。
とりあえず、可もなく不可もなくといった感じで。


レビューNo. 0147
評価年月日:2009年6月14日



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