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「話を聞かない男、地図が読めない女」


  アラン・ピーズ氏、バーバラ・ピーズ氏共著
藤井留美氏訳
全350ページ
667円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「男と女は同じ星に住む異星人くらい考え方が違う」

■何故この本を手に取ったか?
「男女のすれ違いはなぜ起こるのかについて
詳しい説明がしてありそうだったから」

■流れ
男女の違いについて

脳の違いが男女の違い

男女がそれぞれ得意な分野について

セックスと結婚について



■レビュー■
『男は女への愛の証として、
世界一高い山にのぼり、世界一深い海にもぐり、
世界一広い砂漠を横断した。
だが、女は男を捨てた-男がちっとも家にいなかったから。』(P. 183)
男と女は同じ星に住む異星人くらい
脳が違うらしいです。
脳の構造が異なれば、
基本的な考え方も異なるはずで、
男女でのすれ違いは
「自分の望むものは相手の望むものである」と
いう勘違いに起因するようです。



『男女平等は政治や道徳の話、
男女の本質的な違いは科学の次元である』(P. 26)
『男と女は違う。
どちらが良い悪いでなく、ただ違う。
科学の世界では常識だが、
差別嫌いの社会が全力で
それを否定にかかっている。』(P. 329)
『男女を同じものと見なす考えかたには、
危険がいっぱいだ。
脳の配線が異なる男と女に、
画一的な行動を押し付けているのだから』(P. 342)

現代は男女平等の社会を目指して動いています。
そこで「男女は違う」というと
批判が集中するのだそうです。
しかし、やはり男女は違うのだから、
そこを踏まえた議論をしていかなくてはなりません。
男女で求めるものが違うなら、
与えられる仕事が
同じでなくてはならない理由がありません。
会社ではやはり男がポストを牛耳っていて、
女が要職につこうとしても、それを妨害している
と感じる人もいるでしょうが、
そういうことをする人は自分に仇なす者なら
男女関係なく駆逐してきます。
偉い人にとって都合の良い人事なら
そこに性差は関係ないのが実情です。



『色目がばれるのはいつも男』(P. 46)
魅力的な異性を見ると
ついつい目がいってしまうのが男ですが、
実は女性も同じように男性を見ていたりするようです。
しかし、女性の場合はばれない。

また、女はレーダー探知機といわれるくらい
周囲のことに敏感です。
男の色目などすぐにばれてしまいます。
また、彼女とデート中に、
ついつい他の女に目がいったのも
実は全部ばれています。

ゆえに、「さっきあの子のこと見てたでしょ!」
といってお叱りを受けるのは常に男性で、
逆のパターンは見られません。

それには、
『男は細部が目にはいらない』(P. 56)
ということも関係しているでしょう。
彼女が何を見ているのか、
男性は注意深く観察しないのです。

これは女性に興味がない
というわけではないのですが、
往々にして、
新しい靴や髪型の変化に気がつかなかったりして
女性は褒めてくれないのは愛情がないからだと
いらいらする原因になります。
当の男性は、なにやら機嫌が悪くなったけど、
なんでだろう・・・?
くらいしかわかりません。

女性同士なら絶対に気づく変化が、
悲しいことに男性には本当に分からないのです。

だから髪型の微妙な違いに気づくという
至難の業をやってのける男性は、
間違いなくその女性のことが好きなのだといえます。
普通はまず気付きません。



人間は無意識にホルモンによって
考え方、行動、性格などを決められています。
『空間能力と引き換えに、はげ頭とひげ面になる。
女には高すぎる代償だ。』(P. 167)
テストステロンなどの空間認識能力には
男性ホルモンが関係するようで、
男性と同等以上の能力を得るために
ホルモン注射するというのもありなのかもしれません。
しかし、抜け毛が増えたり、ひげが濃くなるのは
男性でもいやなのに、
女性にとってはさらに耐え難い苦痛でしょう。


男性は空間認識能力、論理に長け、
女性は語学、コミニュケーション能力に長けるようなのですが、
そういわれれば、
理系と文系で男女別れる傾向にある気がします。



『恋をしているときの高揚感を作り出す化学物質
PEA(フェニルエチルアミン)はチョコレートにも含まれている』(P. 213)
私はチョコレート嫌いな女性を
まだ見たことがありません。
さらにいうなら、チョコレートは女性にとって
特別な食べ物のようにも思えます。
それは本書でも紹介されるように、
高揚感を作り出す食べ物だからなのです。
ちなみに男性は、
チョコレートを食べてもこのホルモンは出ません。
だから、男性には
女性にチョコレートを贈ることの破壊力が
よく分からないのです。

もし、ビジネスで取引先にお土産を持っていくなら
絶対にチョコレートにすべきです。
「将を射んとすれば、先ず馬を射よ」です。
「お土産にチョコもってきてくれる人はステキすぎる」とは知人OLの発言です。

これを知ってか知らずしてか、
有名チョコレート店には、
意外ににサラリーマン風の男性客が多いそうです。
ビジネスマンは、もうチョコレートの重要性に
気づき始めているのかもしれません。
取引先へお土産を買っていくように
月に一回くらい、
奥さんのためにチョコレート買って帰れば
きっと喜んでくれると思います。
夫婦円満の秘訣はチョコレートで決まりです。


『プロゲステロンは
誰かの世話をしたいという感情を起こす。
このホルモンは赤ん坊の形状が引き金になる』(P. 215)
これも男性は出ません。
だからテディベアを見て、
どうして女はこんなぬいぐるみが欲しいのだろう?と思うのです。



■反論・誤植・注意点など■
『女の知能は男より3%高い』(P. 73)
何の根拠も示していないので、
これには同意しかねます。
そもそも脳の構造が違うから
得手不得手があるというのに
どうして3%という誤差とも考えられる微妙な割合で
女性の方が知能が高いと言い切れるのでしょう。
きちんと根拠となる論文なり、実験結果、統計など
示してもらわねば納得するわけにいかないです。
あ、いや、べつにこれは私が男だから男性陣を擁護してるわけでは・・・。(^▽^;)



『男は批判されるのを嫌う。
だから処女と結婚したがる』(P. 186)
前の男と比べられるのがいやだと、
そういう男もいるでしょう。
しかし、実際はもっと無意識的なものだと思います。

男は子供が産めません。

ですから、夫婦の間にできた子供が自分の子だと
男にはなかなか実感が持てないのです。

独国と米国で行われた先天性異常遺伝子の研究で
調査に参加した親子のDNA鑑定結果が、
父と子で10~20%一致しなかったといいます。
(アラン・S・ミラー氏著「女が男を厳しく選ぶ理由」参照)

法律で一夫一妻が定められた現代でさえ、
この比率なのです。
特に昔は、
不特定多数の相手との性交渉は普通でしたから
なおさら、生まれた子供が、
自分の子供だという確証がもてなかったはずです。

男が自分の遺伝子を確実に残すためには、
他の男性が手を出していない女性を
妻とするのが一番でした。

相手が処女であるならば、
自分以外の男の子供が生まれることはないと、
男は、とりあえず安心できるのです。
そういう時代が何万年も続いて
人は進化してきたのです。

自分の配偶者が
他の男に寝とられているかもしれない、
ということに鈍感な男の遺伝子は
淘汰されてしまうでしょう。


女性にとっては、
生まれて来る子はすべて自分の子供ですから、
結婚している状態で子供を産みさえすれば、
子供を育てることができ
自分の遺伝子が後世に伝えられるのです。

しかし、男性にとってはそうじゃないのです。
できた子供が自分の子供でなければ、
身を粉にして働いて、
別の男性の子を育てさせられるという屈辱を味わい
かつ、自分の遺伝子を後世に残せないという
生物にとって致命的な状況になるのです。

これはもはや、
前の男と比べられるのが嫌だからなどという、
みみっちい理由ではないのが
お分かりいただけると思います。

経験人数のなるべく少ない女性を
男性が望む傾向にあるのは、
自分の遺伝子を残そうとする
無意識の生存競争の結果です。
男性が自分に自信がないからだ、
と批判するのはかなり浅はかでしょう。

もちろん妻となる人が
浮気などしないという信用できる女性ならば、
男は必ずしも処女性を相手に求めることはないでしょう。

要は、男は子供が産めないからこそ、
自分の子供だという確証を
無意識にほしがっているのです。



『おじいさんの世代に比べると、
現代の男性は男らしさを失っている』(P. 276)
これは時代の流れで仕方ないでしょう。
戦争があると男が強くなります。
それは男の能力を
十分に発揮できる舞台があるからです。

しかし、平和になれば男よりも女性が強くなるのです。
これは平和な時は、
相手とのコミュニケーションが重要視されるからです。
喧嘩腰ではまとまる話もまとまりません。
コミュニケーションは女性の得意分野です。

ゆえに、戦争がないゆえに、
男らしさが求められなくなり
その結果、現代の男性が
昔のように質実剛健でなくなってきたとしても、
それは当然の結果ともいえるのです。

だって、怪人が出てきてもいないのに、
現れて暴れるヒーローがいたら迷惑じゃないですか。



■最後に■
この本の原書は、実はもともと自費出版であり
それほど注目されていた本ではありませんでした。
なのに、日本語に翻訳されるやいなや、
驚くべきことに
200万部を超えるベストセラーになったのです。
それを見た出版社が著者らに版権を求め、
各国で翻訳されて全世界で累計600万部の
大ベストセラーになってしまったのです。


読んでみるとなるほどなぁ、と思うことが多く
とても有意義な本であるとお薦めできます。

自分のして欲しいことをしてあげているのに、
どうして恋人とのすれ違いが起こるのか?
それを知りたい人は必読です。



■評価■


26点/30

①読みやすさ 4点
読みやすい

②情報量 3点
60-120min

③成長性 5点
大変役立つ

④実用期間 5点
一生使える

⑤インパクト 5点
大変衝撃的
男と女は脳が異なる。

⑥信頼性 4点
日常生活と照らし合わせて合点がいくこと多々

レビューNo. 0155
評価年月日:2009年4月3日



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