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「人は見た目が9割」


  竹内一郎氏著
全192ページ
680円+税
新書

■この本を一言で表すと
「見た目の重要性を中心に雰囲気やにおい、音などが与える影響を説明」

■何故この本を手に取ったか?
「人は見た目がじゃない、こころが大事なんだ!
とかっこいいことを言う人がいるが、
それは本当だろうか?
そういってもやはり、
見た目のいい人は得しているように思う。
よく考えてみたら一般に重要だといわれる第一印象は
ほとんど見た目のみで決まる。こころは見えない
それなら見た目もおろそかにできないのではないか、と思ったから」

■流れ
見た目は重要

仕草も重要

目はくちほどにものをいう

色、におい、時間的な間、相手との距離が与える影響


■レビュー■
『サクラは三人以上必要』(P. 50)
有名な実験ですが、
通りで空を見上げる人が一人や二人のときは、
通行人は空に興味を示さないのですが、
三人いると何があるのか気になって、
一緒に空を見上げる人が増えるのだそうです。

このことからわかるのが、
三人以上の意見は尊重されやすいということです。
三人以上の意見が一致しているなら
人はその事柄を無視できなくなるのです。


『実際に会話の最中で目を見ている時間は
意外に短い』(P. 54)
我々は常に意識しているわけではありませんので、
相手の目を見ている時間や
割合まではわかりませんが、
目が合う時間は会話時間の30~60%程度であり、
特に理由がなければ
連続一秒以上は見つめないようです。

相手の目を見て話す人は
嘘をいっていないという人もいますが、
何十秒も目を見つめられると
ウソがなくても気まずくなって
普通は目をそらします。
そのときに、「こいつは嘘をついてる」なんて思うのは早計です。
海外は別として、
日本人は40秒以上見つめられると不快感を示します。
そのときは、やはり目をそらすでしょうが、
ウソをついてるといえるでしょうか?
私は必ずしもそうとは言えないと考えます。


髪型で人の印象はかなり異なります。
『人間は前髪を垂らすと、
三~四歳は若く見えるといわれる』(P. 62)
ですから、若く見せたいときは前髪を垂らす、
逆に大人っぽく見せたいときは
額を見せるというのが良いようです。


『見た目の色は重さの感覚にいたずらする』(P. 116)
黒い荷物と、緑の荷物では、実際は同じ重さでも
黒の方が重く感じるそうです。
視覚は感覚にも作用するというのは、
なんとなく理解できます。


『暑いとき、人は興奮する』(P. 163)
温度が高いときには、祭りが盛んに行われます。
飛び散る汗や筋肉隆々の男性が
視覚的に祭りを盛り上げるからです。
しかし、そういった視覚だけでなく
温度が高いときには人は
興奮状態になりやすいようです。
『温度が21度を超えると暴動の数は急に増え始め、
二十九度付近でピークに達する』(P. 164)
ゆえに、
冬よりも夏の方が人は興奮しやすいそうです。
人の精神的な感覚には温度も影響するというのは、
なるほど、その通りだと思いました。


『マンガの描き方は、「実際にそうである」ことより
「そう見える」ことが大事だ』(P. 184、185)
これは全くもってそのとおりだと思います。
写真なら見え方がおかしくても、
実際そうだから文句のつけようがないのですが、
その写真をトレースして絵にしたとき違和感があったら
それはもうマンガとしてはダメなのです。
どう見えるか、それらしく見えるかということが
マンガやイラストなどにとっては
現実にどうかということよりも重要なことなのです。




■反論・誤植・注意点など■
『言葉は7%しか伝えない』(P. 18)
これは時と場合によるでしょう。
言葉が7%しか伝えないというのは
相手の感情や考えにおいて言えることです。
もし、相手に
「明日の10時に池袋駅西口で待ち合わせ」
と伝えたいとき
言葉の伝達効率は7%なわけありません。
むしろこの場合は、
身振り手振り雰囲気なんて関係なく、言葉そのものが
9割以上伝達してくれていることは明白です。

言葉の通じない外国人に声色と身振り手振りだけで
待ち合わせ場所を理解させようとしてみてください。
私の言うことがウソでないとわかってもらえるはずです。


『男子トイレの法則』(P. 148)
一番好まれるのは入口から一番遠い便器です。
これは男性なら経験上みんな知っていることです。
ではなぜ、そうなってしまうかといいますと、
片側に人が立たないからというのは
最大原因として納得できます。
しかし、それだけではないと思います。
入口から一番遠いということは、
背後を通行する者がいない
という安心感があるのです。
排泄時は無防備な状態です。
ですから、背後に人がいると不安感が増すのです。
奥の便器なら背後に誰も立たないので安心です。


■最後に■
本書は純粋にタイトルのみに惹かれて買いました。
面白そうだったのです。

内容は、見た目に関することに加えて
におい、温度などの不可視的な要素も
人に影響を与えるということを
他の専門的な本を参照してまとめたもの、
といったところです。

全体的に広く浅くといった印象ですので、
もっと詳しく知りたい人は、
本書の巻末に記載されている参考文献を読んでみるとよいと思います。



■評価■


18点/30

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
見た目は大事

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
やはり見た目は重要だと納得できる

(6)信頼性 3点 
参考文献が最後に載っているし、
本書の内容は間違いではないけれど
どのような場面で有効かまで書いているともっと良かった。


レビューNo. 0784
評価年月日:2009年8月23日



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