無料メールマガジン

メルマガ案内


TOPROサイト解説RO学習に関する本RO自己啓発に関する本RO仕事に関する本RO投資に関する本ROお金に関する本RO健康に関する本RO日本と世界に関する本ROその他の本


■リンク■

○skさんの模型サイト

sk-site

 


■管理者プロフィール■

プロフィール


■問い合わせメール■

こちらからどうぞ


 

カスタム検索













「どん底からの成功法則」


 

堀之内九一郎氏著
全192ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「どん底を経験した社長が語る
仕事をする上で大切なこと、必要なこと」

■何故この本を手に取ったか?
「元ホームレスの社長はいかにして復活したのか知りたかった」

■流れ
どん底を知る人間の強さ

プールの水をおちょこで汲みだせる人間になれ

速さにこだわれ

信じ切れる師匠を持て

利害関係でなく好きな人と組め



■レビュー■
『反省することで、どん底の冷たさを知ること』(P. 21)
とんとん拍子に出世していく人というのは、
あまり存在しません。
偉業を成し遂げる人は、
まず例外なく逆境で踏ん張り、
大変な目にあってなお、
それを乗り越えてきています。

著者は、ホームレスという状況に陥っても
そこであきらめることなく挑戦し続けています。
それは、著者の打たれ強さに加えて、
どん底にあって、これより悪くなることはない、という
足場を明確にしたことがプラスに働いるのです。

『5年前にあなたは何をしていたか?
その答えが「いま」である』(P. 28)
現在、大まかに見てうまくいっているのなら、
それは5年前にあなたがしていたことの成果が表れているからです。
つまりは、成功の種は5年後に実るものなのです。
現在、とりたてて何もない人は、
これからの5年間頑張って生きていけば良いのです。
きちんとした目標をたてて成功すれば5年なんて短いものです。
自分には何もないなどと、うじうじしていたら
そのままで一生が終わるでしょう。

『「落ちこぼれ」のレッテルを張られてからが
本当の力の見せどころ』(P. 30)
何かを成し遂げようとする人は、
逆境にあって周囲からいろいろといわれるものです。
誰から落ちこぼれだと陰口をたたかれても
その評価を真に受ける必要はありません。
自分の可能性を信じ、実力を磨き続けるべきです。
成功する男は、周囲の雑音など気にしないものです。

『目標に向かって、どんなに効率が悪く小さくとも、
まずはその一歩を踏み出し始められる人間は、
結果として、恐ろしいほど効率のいいやり方で
目標を達成することになる』(P. 41)
25メートルプールになみなみと張られた水を
栓を抜く以外の方法で空っぽにしてほしい、といわれた時
目の前にある「おちょこ」で、
まず水を汲みだし始める人は強いです。
なぜなら、一番時間がかかるのは、
それをやろうと決心するまでの時間だからです。

『肉体労働ができない人に、
頭脳労働はできない』(P. 106)
そもそも、いくら緻密に練られた作戦でも、
実際にやってみなければ、
うまくいく保障などないのです。
それならば、とりあえず目の前にある問題に取り組むことです。
それを解決しようともがくうちに、
より効率の良いやり方がわかってきます。
そうするとだんだんと当初よりも
早く正確に解決できるようになるのです。

『多くの人に「悪くないね」といわれるよりも、
たった一人の人に「これすごくいいよ!」と、
私はそう思われたい』(P. 57)
80%の人に嫌われないよりも、10%の人に強く支持される方がいい。
すべての人に好かれるということは、ありえません。
それに、すべての人がターゲットというのは、
焦点が絞れていないということです。
誰からも選ばれたいというのでは、誰にも選ばれないのです。
(牟田静香氏著「人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方」参照)

『どれほどその師匠のことを寸分疑うことなく、
その答えを飲み干してしまえるか』(P. 128)
この人を師匠にする、と思えばそれで良いと思います。
別に「師匠になってください」と言う必要はありません。
そのかわり、師匠にした人の言うことを
疑うことなく実践できることが一番大切なのです。

それから、
『成功者のイメージをとことんまねることから始めてみる』(P. 60)
ということも重要です。
成功者のやることには、
成功することになった要素があるからです。
だから、一挙手一投足すべて真似てみるのです。

『うまくいきはじめたときこそ、足元を確かめよ』(P. 135)
うまくいき始めた時には、失敗の芽も出てきているものです。
ここで浮かれたり、また気付かなかったりすると
あとで痛い目をみるはめになります。
勝って兜の緒を締めよ、と昔から言われています。

『自分の力ではなく人に担ぎ上げられて
能力以上に有名になることに注意しなさい』(P. 141)
また、短期に成功すると周囲がもてはやすものです。
そのときに有頂天になると引くに引けない状況になります。
それでもうまくいっているうちは良いのですが、
うまくいかなくなり始めると、これまでの周囲の妬みもあって
一気に滑り落ちてしまうでしょう。

『第一印象で、その志願社を自分は好きになれるかどうか。
それだけで判断しています』(P. 146)
第一印象の勘は、ほぼ100%的中するといいます。
勘は、これまでの人生経験の集大成です。
論理をすっとばして、結論に至るため、
最初は、その結論に不安があるものですが、
それはこれまでの人生経験を信じてみるつもりで
勘に頼ってみましょう。
ただし、20代の若者はまだまだ世間知らずですので、
その場合の勘は、あまりあてにならないかもしれません。


■反論・誤植・注意点など■
『人生で成功するのは
「頭のいい人」ではなく「楽しい人」』(P. 178)
楽しい人が成功するというのは間違いありません。
しかし、それなら楽しいだけであればいいのか、というと
そんなことはありません。
成功者のすべてが頭のいい人かどうかは分かりませんが、
馬鹿な人はいないと思います。馬鹿では成功などできないからです。

多くの成功者は謙遜していますが、相当に勉強されています。
読書1000冊など当たり前な方々です。
逆にいえば、成功するまで勉強していたら
1000冊くらい余裕で突破していた、
というのが正しいのかもしれません。
著者のいうことを都合よく解釈して
頭がよくなくてもいい、というのを
勉強しなくてもいい、ととってしまわないようにすべきです。


■最後に■
5年前の自分は今の自分を映し
今の自分は5年後の自分を映している。
なるほど、そうかもしれない。
しかし、今はドッグイヤーと言われるほど時の周りは速く
私の場合は2年前の自分が今の自分を築いたように思う。

この本には少ない元手をいかに有効に使うかも書いてあります。
銀行に融資してもらいやすくするための芝居や
仕入れを安くするための交渉術など
様々な体験談が参考になります。
賢明に働いているうちにいつのまにかメンターに出会えたことは
ツキを引き寄せたとしか言いようがありません。
人生とはそういうものなのでしょうね。




■評価■


点数合計 22点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
どん底から這い上がる気概が学べる
逆境に負けない気持ちになれる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 4点 
這い上がってきた熱い気持ちが伝わる

(6)信頼性 4点 
経験に裏打ちされた内容で
信用に値すると判断する

レビューNo.0160
評価年月日:2010年03月23日



本ページトップへ戻る

カテゴリトップへ戻る