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「食品のカラクリ2 肉のヒミツ」


  宝島社編
全96ページ
1000円+税
ムック

■この本を一言で表すと
「食肉の秘密を暴露する本」


■何故この本を手に取ったか?
「肉という食品は日常食すものであり、
それについて無知でいるということは、
あまりにも無防備であると考えたから」


■流れ
牛肉について

豚肉について

鶏肉について

その他の肉について


■レビュー■
『ブランド牛の出身は大部分が「但馬」生まれ』(P. 21)
神戸牛も近江牛もだいたいが、但馬で生まれて
各地へ引き取られて育てられるといいます。
環境によって味が変わるらしいのですが、
元々はみんな但馬牛だったとは知りませんでした。

『肉団子のブラックボックス』(P.24)
『粗悪な原料だから添加物が必要になる』(P. 43)
まさしく真理をついた言葉です。
安い食材をおいしくするために、
食品添加物が大量に使われています。
ミートボールに関していえば、
食品添加物でクズ肉を食品として再生しているのですが、
はっきりいって、安くておいしい肉というのは、
必ずといっていいほど、
大量の食品添加物のお世話になっています。
(安部司氏著「食品の裏側」参照)

そういう事実がすこしずつ浸透してきて、
食品添加物まみれの食品を不安視する消費者を
気にする食品メーカーは少しずつ
「当社での製造過程において
食品添加物を使用しておりません」
という言葉を記載するようになってきました。
ところがこれで安心、
なんて考えてしまうようではまだまだ甘いです。
これの本音は
「原料には仕入れ先の会社で
添加物がばっちり使われてるだろうけど
ばっちりキャリーオーバーしてるだろうけど
我が社の製造工程では使ってないです」
という意味ですから、
結局、いままでどおりの添加物が入っているはずです。
そうでなければ「当社の製造工程で」なんて
周りくどい表記はせず、素直に「無添加」とかくはずです。

『黒豚の流通は全体の4%』(P. 37)
スーパーにおいてある黒豚は大抵が偽装だそうです。
黒豚は普通の豚に比べて、三割ほど高値で取引されます。
ですが、精肉にしてしまえば、
外見からは見分けがつきにくいのでやっかいです。
偽装されても一般の消費者には、
ほとんど見分けがつかないので偽装し放題です。
流通4%であることを考えれば、
安売りしている黒豚は、
普通の豚だと思ったほうがよいでしょう。
希少価値のある黒豚は、常に買い手があり、
スーパーで安売りなどする必要などないからです。
普通の豚肉と比較して、3割程度の価格上昇なら、
一般の居酒屋で扱っても苦にならないので
比較的仕入れがしやすいでしょうし、
全体の4%程度の流通量なら
料亭、居酒屋で消費されつくしてしまい、
ほとんどスーパーに出回ることもないと思われます。

 

『あらゆる「ひき肉系」はアジアから冷凍輸入』(P. 45)
これも普段は誰も何もいいませんが、
コスト面から考えて、当然であると思います。

まず、豚肉のまま輸入するには、
関税やセーフガードの問題があって
色々不利なのですが、半製品ならば、
そういう煩わしいこともありません。
また、加工だけ日本で行っても、
「この商品は日本国内の工場で加工されたものです」の
フレーズが使えます。
これを消費者は、すべて国産材料でつくられたものと
拡大解釈(勘違い)して買っていくのです。
以前、問題になった毒ギョーザにしても、
最近は国内製造のギョーザばかりになってますが、
中の具は中国産で、最終工程の皮につつむところだけ
日本でやって、「日本国内工場で加工」と謳っている業者は
多く存在しています。
さすがに、検査は以前よりだいぶ厳しくしているでしょうけれど・・・。

『厚焼き玉子は液卵でつくる』(P. 66)
液卵というのは読んで字の如しですが、
これは安い輸入物が使われているようです。
どこでいつとれたかも分からない卵をわって
かきまぜ冷凍にして日本に出荷されるのです。

以前はアメリカ産が多かったが、
最近では中国産が多くなってきているそうです。
中国産ですか・・・、
毒ギョーザの一件も手伝って中国産には不信感が増大しています。
何が入ってるかわかったもんじゃないですね。
外食、または加工食品で卵を食べる気が一気に失せました。

『卵かけごはんのリスク』(P. 72)
卵に亀裂が入るとサルモネラ菌が爆発的に増殖するそうです。
サルモネラ菌による中毒が原因で、
大阪の小学4年生の女の子が死亡したというのです。
また、50代の男性が卵を割ってから、
食事を一時中断し、一時間後にたべて中毒死したそうです。
ドイツでは10年ほど前に、
200人近い人たちが中毒死した事例があるそうです。
意外に恐い卵かけご飯です。
わったらすぐに食べるようにしないといけませんね。
もしくは、完全に火を通して食べないといけません。

鯨の肉は実はイルカの肉(P. 82)
市販されている鯨肉の17.4%が
DNA判定でイルカだと分かったそうです。
イルカって食用にさばかれてたんですね。
偽装以前にそっちがおどろきですよ。
そういえば、ドキュメンタリー映画で、
日本のイルカ漁を隠し撮りしたものが賞をもらったそうですが、
あれは大半の日本人でさえ知らない事実で
世界よりもむしろ我々が驚きました。


■反論・誤植・注意点など■
『1000万部の大ベストセラー』(P. 28)
これは新谷弘実氏著「病気にならない生き方」
という本の販売部数に対する話です。
まさか、と思って調べてみたら、
100万部突破のベストセラーでした。
1000万部って・・・。
ハリーポッターもびっくりですよ。
明らかに誤植です。


■最後に■
引き続きまして、別冊宝島「食品のカラクリ」シリーズです。
これは第二弾でして、「食肉」がテーマです。

今回は、偽装と添加物に関する記事が多かったです。
以前は、なるべく安いものを買って食べていたけど、
安いものには理由があるということがよく理解できて、
それ以来、安物に飛びつかなくなりました。



■評価■


点数合計 21点/30点満点

(1)読みやすさ 5点 
イラストが多く、読みやすい

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 3点 
すべての加工食品を避けることは不可能であるが、
意識しているのと、そうでないのでは、
危ない食品を避けられる確率が変わってくると思う

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 3点 
示されてみたら、
なるほどと納得できる内容

(6)信頼性 4点 
信用できる内容



レビューNo.0184
評価年月日:2010年9月22日



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