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「史上最短で、東証二部に上場する方法」


  野尻佳孝氏著
全273ページ
1500円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「起業して短期間で株式公開した実例」

■何故この本を手に取ったか?
「史上最短で上場したというので興味が湧いて」

■流れ
著者の学生時代

就職後すぐに起業してブライダル事業に参入

東証二部上場



■レビュー■
『明大ラグビー部の出身者はどこの会社に就職しても
有数の稼ぎ頭になるという』(P. 95)
先輩のしごきが相当きつかったそうです。
あまりの理不尽さに常人なら発狂してしまいそうです。

しかし、この理不尽さに耐えてきたからこそ、
それ以降、どのような苦難に遭遇しても
あれよりマシだ、と思えるようになったといいます。

肉体的にはもちろんのこと、
精神的にもタフになっていて
社会人になったとき、
他の人たちを圧倒できるのでしょう。
体育会系を採りたがる企業が多いのは、
経験的にこのことを知っているからです。



『大企業が1社もなくて、
少なくともこの20年間は
大きな波も起きていない』(P. 132)
新規参入の条件として、とても重要なことです。
タイミングが悪ければ、
どんな戦略を練っても水泡に帰します。
大企業がないということは、
体力に物を言わせて競合してくる会社がない
ということです。
さらに、ブライダル事業というのは、
隙間産業というには市場が大きいのも良いのです。


『経費は極限まで抑える』(P. 147)
2000万円の資本金が集まったにもかかわらず、
自分達の給与は月5万円(!)として、
さらには事務所の家賃は月2万円(!!!)、
一番高い広告費でさえ
80万円という安さであったそうです。
出費に対してとても慎重になっていたそうです。

急にたくさんのお金があつまると
いくらでもあるように錯覚して、
何かと使ってしまう新米経営者が多いと聞きます。
それは3ヶ月~半年後くらいに
致命傷となりかねない行為なのです。


『経営者になって初めて
野尻さんの苦労や、気持ちがわかりました』(P. 220)
経営者は孤独である、とよく言われます。
同じ創業者メンバーでさえ、
社長とレベルが合わなくなってやめてしまう。
これは会社の存続をかけて
社員をなんとしても養わねばならない社長の成長スピードが他の社員を圧倒し、
誰もついてこれなくなるからである。

自分の片腕とさえ思っていた社員にやめられれば、
ショックを受けるに違いない。
しかし、彼らが辞意を表したなら、
その旅立ちを応援する心意気も必要なのです。


『リーダーは目標を達成するためには
私情を挟むべきではない。
人間の評価は、実力がすべてだ』(P. 250)
実力というのは、人によって定義が異なりますが、
一般に仕事ができるかどうか、
ということになるようです。
ですから、
自分がいましている仕事で数字をあげることが
周囲の人から、あの人はデキル人
と思われる最短コースです。

経営者は、人を雇うため、
マネジメントに気をつかうことになるのですが、
その際、評価をどのようにするかが問題です。
ここで私情に流されたり、
感情的になったりしてはいけません。
客観的な基準を設けて、
結果で判断するのが得策です。


■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
著者は皮ジャンを2500着売りあげ
関東にチーマーを根付かせるきっかけを作った。
明治大学ラグビー部でしごかれ
精神を鍛え上げられた後、
卒業と同時に住友海上に入社。
3年で退社後、「ハウスウェディング」スタイルの
挙式の企画運営を業として会社を立ち上げる。
2001年にナスダックジャパンに、
2004年に東証二部に上場した。
3人で始めた企業が
現在600人規模になっているといいます。
本書はその経緯を
著者の視点からまとめたものである。


タイトルに東証二部に上場する方法とありますが、
戦略的な解説というものはなく、
いわば自伝みたいな内容です。

だから、
著者の生き方や考え方を知ることができるけど
タイトルだけみて、
起業して上場するための戦略を期待した方は
ちょっとがっくりするかも。


■評価■


20点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 3点
60-120min

③成長性 3点
起業を志す人にとっては役立つ内容である。

④実用期間 4点
これから10年で上場の基準が激変することもないと思う。

⑤インパクト 5点
熱意が感じられます。
著者はすごいバイタリティを持っています。

⑥信頼性 3点
いろいろと納得させられる。

レビューNo. 0186
評価年月日:2009年4月27日



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