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「いつまでもデブとおもうなよ」


  岡田斗司夫氏著
全233ページ
700円+税
新書

■この本を一言で表すと
「実践者自らが語る劇的に痩せるダイエット方法の解説」

■何故この本を手に取ったか?
「いつの世も見た目の良い者が得をする。
ビジネスでも同じである。
太っていると、ただそれだけで侮られるため
本人が思っている以上に仕事に不利である。
ゆえに、ビジネスパーソンにとっても
ダイエット方法というのは関心をもってしかるべきものである。」

■流れ
見た目主義時代の到来

太る理由の解説

自分が一日に摂取しているカロリーを計算してみる

カロリーを制御する

自分の体重を制御できるようになる



■レビュー■
『知人相手にダイエット講義をしていると、
いつのまにかまわりに人垣ができていた』(P. 20)
みんなダイエットに興味があるので、
話題にするにはうってつけです。
あなたがスリムだったりすると、
みんなダイエット法を聞いてみたくなります。
昔から、世間話は天気の話がいい、
宗教、政治、人種などの話題は
避けろといわれていますが、
天気の次に安全で食いつきの良い世間話ができると思います。


早速ですが、
著者が本書で紹介する劇的に痩せた方法とは、
「レコーディング・ダイエット」というものです。
著者は継続性が大切と言っているので、
むずかしこと、つらいことはなく、
『やることは「口に入れたもの全て、毎日メモをとる」
「毎日、同じ時間に体重を計りメモを取る」この二つ』(P. 86)
という、シンプルさが素晴らしいです。

このダイエット方法は、段階があって、
とったメモの食事量に対して
カロリーを付け足してメモしたり
それによってカロリー制限をしてみたり、と
少しずつ慣らしていくことで自転車に乗るように
無意識にダイエットの継続が
できる状態まで持っていきます。
詳細は本書を読んでみてください。


『太っているのは、毎日毎日
「太りつづけるための行動」を
繰り返している成果なのだ』(P. 90)
『太っている人は、満腹が収まるとさっそく、
何を間食しようか考えていて、
空腹のサインが出るまでに何か食べている』(P. 173)
太る行動をなくすだけでやせるというのです。
とはいえ、どうしてもポテトチップや
清涼飲料水などの高カロリー食品を
摂取したいと思うこともあるでしょう。
しかし、そういうとき根性を出す必要はありません。

『意志ではなく、知恵で乗り切る』(P. 132)
根性を出すことはけっこう大変です。
四六時中続くはずありません。
人間はラクなことが大好きなのです。

でも、ラクなことは悪いことじゃありません。
やせられるなら、ラクしようと苦労しようと
どちらでもいいのです。
だったら、続くほうがいいですよね。
知恵で乗り切るというのは正論だと思います。



『デブでなくなった途端に、
周りからの扱いがあきらかに変わった』(P. 22)
今までは言葉に出さないけれど、
「デブが何言ってるんだ!」と、
反感を持たれていたのだと
やせたときに著者は実感したそうです。
なんとなく薄々感じていた相手からの
反感や嫌悪感が、いかに自分の損になっていたか、思い知らされたとも言っています。

『デブの方が得する職業など、ほとんどない。』(P. 49)
デブでいることは、想像以上に危険なのです。
一度デブキャラのイメージがつけば、
それを払拭することは困難を極めます。
デブで損するなら、デブでいてはいけません。
成人病になるとか、早死にするとか、
(「マンガでわかる西式甲田療法」参照)
そういうことよりも、仕事に影響することが
実は社会人男性にとってとても恐ろしいことなのです。
だからこそ、
男性でさえもダイエットに興味があるのでしょう。

『ダイエットの投資効率は良い』(P. 65)
そういうことも踏まえて考えると、
やせたら確実に評価が上がるので、
これほどローリスクハイリターンな投資はないのです。


また、極端に太っていた人は
痩せるとさらにいろいろ得します。

まず、
デブになるだけ食べていた分の食費が浮きます。

そして、
『劇的にコストダウンできたのは、
衣料費だった』(P. 212)
『食費、衣料費に続いてコストダウンできたのが、
電気代。特に夏、冷房の電気代だ』(P. 217)
というように、
連鎖していろいろなコストダウンが図れます。
(太っていると暑くて冷房代が高くなるらしいです。
それなら、逆に冬は暖房代が浮くんじゃないのかなぁ、
なんて思ったりします。)

痩せるということは、いいことずくめなのです。



■反論・誤植・注意点など■
基本的に本書の内容に反論はないのですが、
読者である我々が注意しておくべき点があります。

『ダイエットに関して、最も間違った考え方は、
「ダイエットは辛い」というイメージだ』(P. 11)
辛いと思うから短期で終わらせようとして、
極端なダイエットに走る。
我慢することが増える。
ついに耐えられなくなって思いきり食べる。
そのせいでリバウンドする。
これはリバウンドの典型的なパターンです。


実はリバウンドは、極端な食事制限ダイエットによって
恒常性が崩れたときによく起こるものです。

ダイエットによって飢餓状態になった場合、
体はカロリー摂取効率を上げて生き残ろうとしています。
よって以前より太りやすい体質にもなっているのです。

簡単にいうと、
私たちの体は摂取した食糧のカロリーを
すべて体に取り込んでいるわけではないのです。
その効率を、ダイエット前60%、
ダイエット飢餓経験直後80%と考えると、
ダイエット終了後に
ダイエット前と同じ分量の食事をした場合、
25%増しの食事をしたのと
同じ計算になってしまうのです。

これがリバウンドの正体です。

ですから、摂取カロリー元に戻しただけで
暴飲暴食しているわけでもないのに
ダイエット以前より体重が増えてしまうという悲劇が起こりうるのです。


ゆえに、
重要なことは恒常性を崩さないことです。
だからこそ、
『摂取カロリーは「自分の基礎代謝ギリギリ」あたりが、
最も効率よくやせられる』(P. 120)
『目標摂取カロリーはこれより下に設定してはならない』(P. 121)
と、著者も注意を促しているのです。



■最後に■
著者は、ガイナックス創設者の岡田斗司夫氏です。
とても太っておられたようで、
一年で50kgも痩せたというから
本当に驚きです。

というのも、
普通、人間には恒常性というのがあって、
中途半端に食事制限をすると
リバウンドするからです。

リバウンドがぎりぎり起きないのは、
一か月あたり2kg減くらいまでと言われています。
ですから、50kg痩せてリバウンドがない
というのは驚きなのです。

これはきっと
一年以上続けてダイエットするという継続性のためでしょう。
ダイエットをやめていないから
リバウンドしないともとれます。

著者はとても太っていたので、
劇的に痩せなくてはならなかったのだと思います。
普通の体重の人は
ここまで劇的に痩せなくてもいいでしょうから、
恒常性が崩れない程度、
月2kg減で頑張っていけばいいと思います。
それでも、一年で24kg減です。
それなのにリバウンドがないんですよ。
すごいと思います。


本書は、とても売れたようです。
それは、ダイエットはいまや、
美しくなりたいという女性だけでなく、
老若男女だれもが気にする話題になったからだと思います。
もちろん、それは見た目が重視される時代になったからでしょう。
デブとスリムな人では、周りの扱いが全く違います。


ダイエットといえば、
とても苦しいイメージがあります。
食べたいものを我慢して、
辛い運動をしてやっとやせられるという感じがします。
しかも、
途中でやめればリバウンドが待っているのです。


本書では辛いダイエットというのではなく、
基本的に太る行動を止めて
自然にやせていく方法を取るもので
特別な機器を使うでも、
特別運動をするわけでもありません。
やることはただ一つ。
食べたものを記録すること。
これを著者は、「レコーディングダイエット」として
詳細を説明しています。
詳しく知りたい方は本書を読んでください。




■評価■


26点/30

(1)読みやすさ 4点 
よみやすい。

(2)情報量 3点 
60-120min

(3)成長性 4点 
痩せるということは現代社会で最重要なファクターの一つ。

(4)実用期間 5点
一生使える。

(5)インパクト 5点
年間50kg痩せたという絶大なインパクト。
帯の写真は必見です。

(6)信頼性 5点
著者のダイエット方法は継続すれば
必ず痩せると思います。
カロリーの観点から痩せざるを得ません。



レビューNo. 0190
評価年月日:2009年7月12日



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