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「怒りを超えてもはやお笑い!日本の中国援助ODA」


  青木直人氏著
全237ページ
1400円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「日本人が無知でお人好しだから
政府開発援助(ODA)と称して総額6兆円も中国人にたかられた」


■何故この本を手に取ったか?
「ODAで日本は中国に多額の援助をおこなってきた。
総額6兆円以上である。それが有効に活用されているのか以前から疑問だったので」


■流れ
風俗営業の場と化した「日中友好」のシンボル

中国へのODAはそもそも誰が何のために始めたか

ODA3兆円の闇

中国の本性

戦略なき日本のマネー敗戦

接近する米中



■レビュー■
『建設中から、消えてなくなる建築資材』(P. 14)
中国側の建築関係者が持ちだしているそうです。
そして、それを家に持ち帰って使うか、売却しているのだそうです。
無くなれば、当然また買いそろえないと仕事ができませんから
日本の業者がしぶしぶ新しく発注しようとします。
そうすると中国側から待ったがかかり、
「付き合いのある商社をとおしてくれ」というのです。
もちろん、そこには商社からのキックバックがあるのは見え見えです。
当然高くつきます。しかし、払うのは日本なので
彼らにとってはそんなのどうでもいいのです。
それよりも、自分のポケットにどうやって金を入れるか、
それのみ考えて、中国人はものすごくしたたかに計算して生きてます。

『タカリというのはものすごく広がっている。
あらゆるセクションがたかってくる。
ここにさえカンパしておけば、それですむという構造になっていない。
泥沼のようです』(P. 128)
人件費が安いから中国に進出したとして、
あらゆるセクションにたかられて、恒常的に賄賂わたしても
利益って出るものなんですかね。
いくら人件費が安くても、あちこちでたかられちゃかないませんよ。
中国に進出するくらいなら、
東南アジアに進出した方が絶対得であると思います。

『現場で日本人と中国人の間にトラブルが起こると、
その都度「日本は中国でなにをしたのか」
「侵略した歴史はどうなっているのか」。
このフレーズが中国人の口から出る』(P. 18)
彼らはこれさえ言えば、日本人は黙ると思っています。
きちんと反撃できないと、二の句は継げませんよ。
ですから、中国とのビジネスを考えている人はもちろん、
国際化がすすむ現代では、近代日本史の知識は必要なのです。

中国人の無根拠な言いがかりに対抗するには、
宮崎氏の「中国人を黙らせる50の方法」が参考になります。

また、彼らはよく「日本人は歴史を知らない」といって
我々を批判しますが、実は中国人の方が間違った歴史を学んでいるのです。
(金文学氏著「逆検定中国歴史教科書」参照)

『日本のODAは依然、中国経済のライフラインなのである』(P. 50)
1970年代に、未開の地であった中国に投資しようという国は
日本以外にありませんでした。
もちろん中国自身にも金は無く、日本の援助が頼りだったのです。
そして、現在はODAで3兆、円借款で3兆も中国に投資しています。
その結果、中国のGDPは向上し、日本を上回るまでに成長しました。
それなのに、ODAをくれ、と
まだ日本にたかっています。

大国ならそろそろ自分がODAを出す側に回るべきなのですが、
そういう気配すら感じられません。
言い訳は、「中国の一人当たりのGDPは、まだ先進国に比べて低い」だそうです。
でも、国家として発言するのですから、国民一人当たりなんて関係ないですよ。
中国という国家としてみたら、お金持ちな国なんですから、
本当に外貨として、2兆ドルも持ってるんなら(日本は1兆ドル保有)、
日本以上のODAを拠出したって全くなんともないはずなんですけどね。
ひょっとして、中国は2兆ドルも外貨持ってないんじゃないかなって思います。

理由はこれだけでなくて、2008年のIMFへの貸付なんですが、
そのとき日本が日銀で塩漬けになってた1000億米ドルをIMFに貸しつけました。
金塊を処分しても700億ドルしか持ってなかったIMFはこれに相当喜びました。
このときの、故中川昭一議員が一石四鳥の神政策を実施したんですが、
それはまた別の機会にお話しましょう。

ともかく、中川氏が
「IMF・国際フォーラム・世界銀行での出資額に応じた発言権・投票権」
を求めたのです。
これを1000億ドルも出資した日本の意のままにIMFは動かざるを得ません。
そこで、欧州がなけなしの外貨を集めてEUとして1000億ドル出資しました。
EU全体で日本に対抗するという姿勢が感じられますね。

そして、この次が疑問なのです。
これは国際的な場での発言を高めるチャンスなのです。
日本よりも金と野心をもっているのなら、
絶対に1000億ドル以上だすはずですよね。

中国400億ドル出資

は?
2兆ドルもってるんじゃなかったの?
日本が保有外貨の一割出してるんだから、
中国も一割の2000億ドルだしたら良かったんじゃないでしょうか?
いえ、そもそも日本と同額の1000億ドルでもいいと思います。
400億ドルって・・・?面子を気にする中国が、
日本より外貨持ってると言いながら日本の4割程度の出資っておかしくないですか?

ところで中国の出している報告書って、信用できるんですか?
私が色々と調べたところによると、GDPに相当の水増しがあるようですよ。
中国にちょっとでも詳しい知人の方がいらっしゃる方は、
早速聞いてみてください。私の言っていることに納得してもらえると思います。

世界の覇権を狙う中国なら、金にモノを言わせてでも
「IMF・国際フォーラム・世界銀行での出資額に応じた発言権・投票権」
にくらいついていたはずです。
でも、それをしなかった。というよりもできなかったのでしょう。
ゆえに、中国は2兆ドルもの外貨を持ってるなんて私には到底思えないのです。
だから、今でも頼みの綱は外国から流入してくるお金であって、
日本のODAは中国にとっては重要なのです。

『「もらってやる」という態度』(P. 63)
ODAがいくら懐が痛まないジャパンマネーであったとしても、
やはりお金をもらう以上、気おくれするようです。
しかし、その後ろめたさをなくしてくれる魔法の言葉があります。
「中国は日本から賠償金をとらなかった、ODAは賠償金と同じだ」
援助ならもらう側が卑屈にもなりますが、
賠償金なら戦勝国として胸を張ってもらってやれますね。
何故、中国人が援助してもらいながら威丈高なのかというと、
そういう自己解釈をしているからなのです。
でも、
『72年の日中国交正常化の時に、
周恩来総理(当時)は賠償金を放棄している』(P. 64)
のですから、ODAは賠償金ではありません。
完全に援助です。

『日本に代わって上海に登場してきたのは、
アメリカとイギリス、なかでもアメリカだ』(P. 96)
上海のインフラ整備には日本のODAが相当つぎ込まれています。
それなのに、当の日本人は上海から次々と撤退していきました。
残ったインフラの恩恵に与っているのが、
インフラなどの出資をしていないアメリカ、イギリスです。
日本は利用するだけ利用されたと言ってよいでしょう。

これからもODAを続けていくのであれば、
『1 20年間のODAがどうだったのか、
その総括を中国政府に要請する。
2 ODAは戦争賠償金とは無関係である点を明確にする。
3 台湾問題、歴史認識の問題について、
内政干渉めいた発言を中止すること』(P. 230)
この三点を最低でも明らかにするべきであると、著者は主張しています。

『ちゃんとプレハブのトイレがあるのに、
小便の跡やうんこがあちこちに転がってます(笑)』(P. 16)
ODAに関しては、一通りの知識があったので、
日本の体たらくには、さほど驚きませんでした。
そんな中で、これが私にとって本書で一番の衝撃でした。
これはもはや教養の差ではありません。
民度の差です。きちんとトイレがあるのに信じられません。
中国人は一体何を考えているんでしょうか。ありえません。


■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
中国人を信用するのは止めた方がいいと思います。
日中友好なんて所詮、幻想なんですよ。
はっきりいって向こうがそう思ってるんじゃないでしょうか。
日本人となんか仲良くできるか、みたいに・・・。

中国人を信用しないのは人種差別だ、
という前にこれまで中国人が何をしてきたか、
それをもう一度振り返ってみてください。
彼らは信用されるようなことをしてますか?
それでもまだ彼らを信じるという心の広すぎる方は、
個人の範囲でお願いしたいです。
もう、ODAという形で、または世界銀行を迂回して、
日本人の血税が中国に流れるのを阻止して頂きたいです。



■評価■


点数合計 21点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
第5次ODA

(4)実用期間 4点 
すでに第四次までの円借款はおわってるけれど、
いまだに援助は続いている
この状態が数年で改善されることはないだろうが、
10年以内にはなんとかしてもらいたいと思う

(5)インパクト 4点 
日本の無策ODAで国民は血税を垂れ流し、泣きそう・・・。

(6)信頼性 5点 
ODAに関する資料は日本政府発表のものが主体で、
中国の発表ではないので信頼できる

レビューNo.0774
評価年月日:2011年2月23日



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