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「週末起業」


  藤井孝一氏著
全207ページ
680円+税
新書

■この本を一言で表すと
「サラリーマンが経済的自由を掴むための起業法」

■何故この本を手に取ったか?
「週末起業が脚光を浴びていたので」

■流れ
サラリーマンのデメリット

週末起業で「複収入」のススメ

週末起業家の税金知識

法人化のメリット・デメリット


■レビュー■
『会社を辞めずに起業してみる』(P. 9)
『この世の中には、会社に勤めながらも、
自分の趣味や、特技を生かして、
週末に自分のビジネスをしている人たちがごろごろいる』(P. 40)
サラリーマンは、
これからの時代だんだん苦しくなってきます。

バブルが崩壊した後に社会人になった私には
まったく信じられないのだけれども
高度経済成長期には、
会社は社員に報いていました。

だから、いい大学を出て、
いい会社に入りさえすれば、
一生が安泰だったのです。
しかし、不況が続いていく中、
企業には社員に十分報いるだけの体力が
なくなってしまいました。


『六割以上の経営者が
「今後、副業を容認したい」と答えた』(P. 74)
これをみると、経営者の胸のうちがわかります。
ほんとは業務に専念してもらいたいが、
これまでのように社員が生活するために
十分な給与を払う自信がない、ということです。
これからのサラリーマンは
会社に依存しきっていては危ないのがわかります。
本業以外の収入源を確保すべきです。


ただし世の中には「やっていい」といっても、
やってはだめなことがあります。
この見極めが難しいのですが、
たとえば、自分の会社が副業OKになっても、
あまり堂々と「副業やります!」
というのは考えものです。

『同僚には極力知られない方がいい』(P. 128)
というのは、サラリーマンなら
感覚的にわかると思います。
直属の上司にも、
というより会社にはなるべく知られたくないですね。
副業が周囲にばれてしまうと、
本業のほうでミスがあったときに、
「副業なんかやってるからだ」などと
本来なら言われなくても
良いことまで言われてしまうものです。
また、同僚からのやっかみなどで陰口も言われます。



『サラリーマンには
まだまだ会社に束縛されない時間がある』(P. 65)
時間はつくるもの、といいますが
実際は浪費しているものを
有効に活用するだけなのです。

ただし、世の中には本当に忙しい人もいます。
そういう人は精神的に病むくらい忙しいのです。
過労で死ぬ人がいるのは日本だけなのです。
こういう人に時間は作るもの、
というのはあんまりです。

ただ、文字通り死ぬほど忙しい方は
週末に起業しようなんて絶対に思わないでしょう。
ですから、週末起業に関心があり、
やってみようかなと思う人は時間を作れるはずです。
本書を真剣に読んでみようと思った方は、
週末起業家の素質と見合う環境があります。


週末に好きなことをビジネスとして始める場合、
守らなくてはならない重要事項があります。
『週末起業は小資本ではじめるべき』(P. 68)
これは絶対守るべき事項です。
せめて自分の貯金で
やりくりできる範囲内にしなくてはいけません。

週末起業では、
お金を借りてまでやってはいけないのです。
そうでなくては、そのうち資金繰りに意識を割かれて
ビジネスが楽しくなくなるのです。
ただでさえ、
時間をやりくりしてやっているビジネスです。
それが楽しくないとなると、やる価値がないのです。

『週末起業の分野を絞り込んでいく』(P. 106)
上記で考えた自分の得意分野を
さらに狭めていくと、その狭い分野では
日本で一番になれるのです。

これがいわゆるオンリーワンです。
日本一の称号というのは人を惹きつけるものです。
逆にいえば、二位以下はあまり見てもらえません。

そもそも日本一という人は、
それぞれなんらかの基準だけで見て
そういってるにすぎません。
ですから、
自分で勝手に分野を狭めて勝てる土台を作り、
日本一になってしまえばよいのです。



■反論・誤植・注意点など■
注意しておかなくてはならないのが、
軽い気持ちで起業に挑戦しても
うまくいかないということです。
儲かりそうだからやるというのも良いのですが、
それが苦痛だというのなら続きません。

起業に関して、いろいろな本が出ていますが、
起業家の方は、どなたも相当な時間を費やして
事業を軌道に乗せています。
それは何かの片手間にできる
というようなものでは到底ありません。


本書では、週末に起業するといってますけど
週五日働いて疲れて帰ったサラリーマンのうち
一体何人が土日をつぶしてまで
ビジネスを続けられるのでしょうか?

だからこそ、
『日中は会社に勤めているという時間の制約がある週末起業では、
好きなことでないと続かない』(P. 99)
というのは当然のことなのです。


ただし、
自分がいなくても回るシステムを作る場合は
この限りではありません。
そう思いなおしたからこそ、
本書への評価がかなりあがりました。
最初は自分で何もかもやらねばならないでしょうけど、
自分がやる業務を極力アウトソーシングして、
自分がいなくても良い事業に育てるのです。
そうすれば、
時間と経済的自由を手に入れられるでしょう。


■最後に■
時間がないから起業は無理だ、と
あなたが思われても無理からぬことです。
時間はつくるもの、なんてかっこいいこといわれても
やるべきことが多い人は、
そのやるべきことをやらないと決めるまでは時間をつくれません。
会社の命令に対して、
サラリーマンにそれができるでしょうか?

だから、週末だけといえども、
起業は無理だ、と誰しも思うことなのです。

ですが、時間がないからこそ
成功できるともいえるのです。
時間がない中で知恵を絞り、
自分の使う時間が少なくても済むシステムを考えるのです。

一度作ってしまったシステムは、
定期的なメンテナンスをしていれば、
ずっとまわっていてくれるでしょう。
実は、そういう仕組みづくりこそが、
週末起業の真骨頂なのです。



■評価■


21点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 3点
60-120min

③成長性 3点
収入源を複数持てることは強みになる。

④実用期間 5点
これから10年以内にサラリーマンが副業をすることが普通になる。

⑤インパクト 4点
週末に起業するという発想がすごい。

⑥信頼性 3点
自分の得意な分野が時流に乗っていればよいが、
そうでなければ起業は難しいのではないかと思う。
本書の内容の真実味は人によってかなり異なる。

レビューNo. 0214
評価年月日:2009年5月1日



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