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「「超」整理法4 コミュニケーション」


  野口悠紀雄氏著
全199ページ
552円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「効率的かつ有益な人付き合いの仕方」


■何故この本を手に取ったか?
「「超」整理法を3巻まで読んだので惰性で」


■流れ
電話、メール、FAXについて

組織内での伝達

人間の記憶の限界

アイデア製造システム

これからのコミュニケーション



■レビュー■
『時間がないから文書で連絡する』(P. 60)
文書で残るので、
言った言わないの問答になることがなく、
後で楽なのだといいます。

また、あいまいな指示というものがなく、
漏れもないため、
文書作成に時間がとられるかもしれませんが、
総合的にみて、文書伝達はとても効率のよい連絡方法なのです。

『分業による専門化が望ましいというのは、
不確実性のさほど大きくない場合の結論である』(P. 99)
つまり、社会情勢が安定しているときは、
大抵のものはお金を通じて交換可能であるので、
専門的な知識を持っていて、
それを高く売る方が生き残りやすいのです。
しかし、情勢が悪化し、たとえば戦争がおきて、
お金よりも食糧の方が欲しい人たちが多くなると、
あまりに専門に特化しすぎていることはアダとなります。
それよりは、どんな状況にあっても生き残れるだけの
幅広い知識を持つゼネラリストであることが求められます。

『理想的なインキュベーター』(P. 117)
知的な人たちとの付き合いは、大変刺激になります。
このことがひらめきや大胆な発想へと化けるのです。
いろいろな分野の知識人と知り合いになり、
彼らとコミュニケーションをとるというのは、
知のインキュベーター(孵卵器、いわゆるたまごを温める機器)を持つことと同義と言えるでしょう。

『もっとも重要なのは、取掛かり段階、
とくに、「とにかく仕事を始めること」だ』(P. 124)
なぜ、そこまで
とにかく仕事を始めることが優先されるかといいますと、
それは、早くスタートさせてしまえばその分だけ、
仕事のことを考えていられる時間が長くとれるからです。

ニュートンがりんごの落下をみて、
万有引力の法則を発見した、と
世間では思われているが、実は後付け話です。
ニュートンはずっと前から引力について考えていました。
りんごが落下するのを見てから
重力について考えはじめたのではありません。
その時いきなりひらめいたのではないのです。
ゆえにとにかく仕事を始めることが大切です。
そうすれば、そのことについて考える時間が増え、
普通の人が気付かないような
微妙な違いに気付くことができるようになります。
(稲森和夫氏著「生き方」参照)

『録音メモはきわめて強力である』(P. 150)
ビジネスマンは、どのように記録を残すかで、
悩むことが多いと思います。
最近は、パソコンが出て文書として記録しておく人が多くなりました。
しかし、パソコンで残すとなれば、
起動までに時間がかかり、
即座の対応ができません。
ですから、ボイスレコーダーで録音しておいて、
あとからそれを、いわゆる「テープ起こし」するのです。
これの良いところは、
書く速度よりも記録速度が断然速いことと、
記録した内容をもう一度再生するとき早送りができる点です。
また、お金がある人なら、
アルバイトを雇って、「テープ起こし」してもらえば、
はじめから文書で上がってきますので、
処理がさらにラクになるでしょう。



■反論・誤植・注意点など■
『ワープロや電子手帳などの電子的な手段は、
入力に時間がかかりすぎ』(P. 145)
慣れていないだけではないかと思います。
電子手帳はともかくとして、
ワープロは慣れれば、
それなりに速く打つことが可能です。
私の場合は、手書きよりも打ち込みの方が断然速いです。



■最後に■
本書をもって、「超」整理法シリーズは完結です。

現代において、
仕事は一人でするものではありません。
複数の人たちが、各々の仕事をこなし組織として活動しています。
ゆえに、仕事をするためには、
必然的に様々な人たちと関わっていくことになります。
コミュニケーション能力が重視されるのは至極当然です。

ちなみに、
本書を含めてこれまでのシリーズ計4冊読むと、
合計2208円+税であり、
結構なお値段になっています。
ちょっと割高かな、と思ったけれど
私は紙の束でなく、情報を買ったと考えると
やはり本は相対的に安いと考え直しました。

それにしても、
このシリーズは内容がつながっているから
一巻から読むことを暗に求められるし、
一冊ずつがそれほどの分量でもないので
上下巻くらいにして欲しかったです。

また、内容的には
時代が進みすぎて、
いまでは考えが古いところも多々あります。
それであたらしく単行本で、
超「超」整理法
という本が新しく出版されたのですが、、
この本の参考文献に本書を含む
「超」整理法シリーズ4冊がバンバンつかわれています。
結局、このシリーズを
すべて読まねばならんのじゃないかーっと思いました。


■評価■


18点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 2点 
ビジネスパーソンなら、
本書の内容はすでに大半理解していると思う

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
それほどインパクトはないが、
納得できる内容

(6)信頼性 4点 
信用できる内


レビューNo.0225
評価年月日:2010年01月01日



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