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「ザ・プロフェッショナル」


  大前研一氏著
全241ページ
1500円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「次世代ではプロフェッショナルとなった者たちが台頭する」


■何故この本を手に取ったか?
「プロフェッショナルという単語を大前氏が使っているので
気になって仕方なかったから」


■流れ
プロフェッショナルの定義

先見、構想、議論、矛盾に対応する力



■レビュー■
『ビジネス・プロフェッショナルのことを、
さきほど「己の技量を一生をかけて磨き続ける覚悟ができている人」
と述べましたが、正確には「磨き続けてしまう人」たちであり、
その知的好奇心は飽くことがありません』(P. 27)
プロフェッショナルは、弁護士や医師のような国家資格を持っていたり
特殊な技能を持つ人たちのことを指す言葉ではありません。
誇りを持ってたゆまぬ努力をし、自分の仕事について精通する人です。
いわゆる国家資格を持っているだけでの人ではないのです。

『規律―あるいは価値観といっても良いかもしれません―が、
プロフェッショナルを育てるのです』(P. 32)
報酬を上げてみたり、会社の福利厚生を充実させたとしても、
それで社員がプロフェッショナルになるわけではありません。
プロフェッショナルとは、本人の自覚によってなることができるので、
福利厚生や給与の多寡よりも、価値観や規律によって、
本人が自発的にプロフェッショナルになることを決意するよう
その機会を作るくらいしかできないのです。

『レストランを開きたいと思っても、
厨房で一日二十三時間働く覚悟がなかったら、やめたほうがいい』(P. 80)
どの分野であろうとも、成功しようと思ったら
その仕事に一日中拘束されることになります。
特に、起業家がそうです。
それだけやっても、成功するかどうかわかりません。
保証なんかないのです。
本気で仕事をしている人がいるのに、
生半可な気持ちで仕事をしていたら、勝てるはずがありません。
もちろん、ずっと一日二十三時間働くわけではありません。
しかし、当面の間そういう状態が続くのです。
これは好きで始めた仕事でも相当キツイです。
だから覚悟のない状態では、どの分野でもプロフェッショナルになれません。
つまりは、この分野で飯を食っていく、と覚悟をすることが、
プロフェッショナルになること、成功することへの第一歩なのです。

『成功を過去形で語る人材に投資する』(P. 136)
今を生きてる輝ける人材は、過去の成功体験を糧にしますが、
それにすがるようなことはしません。
なぜなら、実力を備えているからであって、
過去の成功に固執するまでもなく、近い未来にまた成功が待っているからです。
だから、成功を過去のものと考えて頑張っている人には、
成功者または、これから成功する者が多いのではないかと思います。
逆に、過去の成功をいつまでも自慢するような人は、
近い未来に成功する予定がない人といえます。
少なくとも自分でそれを無意識に自覚しているから、
過去の成功を持ちだして話をするのです。

『このグローバル化の時代に
「ローカル化」が進んでいる分野もあります』(P. 212)
それは、言語、文化に関する分野です。
ネット上で何か販売するとなれば、
ネットは世界につながっているため、
世界を相手に競争しなくてはならないと思ってしまいます。

たしかに英語なら、英国、米国、オーストラリアやニュージーランドなど
地球上の世界各国、幅広い場所で使用されています。
世界の共通言語ともいわれるため、
その気になれば、世界中のどの国でも使えると言えます。

しかし、たとえば日本語は日本でしか通用しないということもあって、
このグローバル化の世の中でも日本という限られた地域に特化しています。
それでも、一億人もの市場があり、
日本は一人当たりの所得も高いので、
日本語に特化したサイトでも、十分な収益を得ることができるのです。
ローカル化というよりも、ローカルのまま確立されてしまった
と言った方が正しいのかもしれません。

このように、言語が障壁代わりとなって、
グローバル化の権化のようなネット空間内においてさえ、
実は逆にローカル化が進むこともあるのです。
この感覚は日本人からしてみると実感しにくいかもしれません。
というのも、日本人は英語が得意でないというけれども、
義務教育のおかげでまったく理解できないという人はいないからです。
ひとたび世界に目を向ければ、そこには英語圏の市場が存在しています。
購買力もあって、日本よりも大きな市場です。
一気に世界が広がります。

しかし、一般の日本人は英語のサイトにはいけても
例えば、スワヒリ語のサイトは理解できないですよね。
それと同じで、日本語は世界ではマイナーな言語なのです。
最近の日本文化ブームのおかげで、日本語を勉強している人が増えてますが、
それでもまだまだマイナーな言語です。
というわけで、日本という文化圏がそのままひとつのローカルになっています。
世界のガラパゴスとか、日本は一国で一つの文化圏を形成したとか、
褒められていますが、これこそがローカル化なのだと思います。



■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
スペシャリストはルールに従って仕事するが
プロフェッショナルはルールの無いところでも仕事するといいます。
プロフェッショナルに定年はありません。
周りがほっとかないからです。
プロフェッショナルには、
老後の資金の心配はなさそうですね。

議論において、全会一致で決まったら
最初から議論しなおすというのはとても面白い。




■評価■


点数合計 21点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 3点 
60-120min

(3)成長性 3点 
プロフェッショナル足り得る人材を目指す
その必要性がよくわかる

(4)実用期間 5点 
これからの時代にずっと使える知識

(5)インパクト 2点 
現在はすでに力ある個人が緩やかにパートナーシップを結び、
本書にあるようなプロフェッショナルが活躍する時代となっている

(6)信頼性 5点 
信頼できる内容

レビューNo.0238
評価年月日:2010年11月14日



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