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「残業しない技術」


  梅沢浩一氏著
全103ページ
1000円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「サクッと仕事を終わらせて残業とは別のことに時間を有効活用せよ」

■何故この本を手に取ったか?
「残業しない技術というタイトルに惹かれて」

■流れ
仕事を効率よきこなすための心得

高効率な仕事術

仕事のアウトソーシング



■レビュー■
『相手から評価されない仕事はいくらやっても意味がない』(P. 14)
評価されない仕事をしても、時間の無駄となるだけです。
たまにはやるくらいなら良いけれども、
評価につながる仕事を本気でやらなければ、
重要な仕事が回ってくることはありません。
仕事の報酬は仕事だといいます。
やはり評価されることは大切です。

『怠け者は二度働く』(P. 18)
怠けものは仕事がいい加減であるために、
結局、同じ仕事をもう一度
きちんと仕上げなくてはならなくなります。
また、これは人生においても共通することで、
若いうちから遊び呆けていた人は、
自分の専門性を深めることができないために、
付加価値の高い仕事をすることができず。
最終的には長時間働かねばならなくなります。
しかし、常に先を見据えて頑張ってきた人は、
人生波乱万丈といえども、それなりに打開策が打てます。
結果として、老後が安心でき、無理に働かなくてもよい
という状態になるものです。

『残業はどうしようもない時だけにする』(P. 27)
人間はそうそう集中し続けることができないものです。
ゆえに、著者はメリハリのあるパターンを確立すべきだと言います。
仕事のパターンを作るというのは大切です。
パターンにあてはめることによって、
労少なくして、確実に仕事がこなせるからです。
(中島孝志氏著「”一生懸命”働くな。」参照)

『ポストイットのいいところ、
すなわち「他人への警告効果を上手に使いたい」』(P. 28)
ポストイットに要件を書いて
パソコンのディスプレイ横にたくさん貼っておけば、
見た目にとても忙しそうに見えます。
ゆえに、ちょっと仕事を頼もうかな、
というような人が遠慮してくれます。
雑用させられにくくなるのです。

『朝型ブランドを演じることができれば、
あなたの強みとなること請け合いです』(P. 34)
朝早く来る人だと、みんなに認識してもらえたら、
定時で帰宅しても、あんまり文句は言われません。
あいつは朝早いから当然だよ、と言われたらしめたものです。
アフターファイブは、ノミニケーションも結構ですが、
なるべく自己研鑚のために使うことをお薦めします。

『「仕事ができる人は、何をやっても許される」という不文律』(P. 54)
残業しないと決めたからには、
かならず結果を出さなくてはいけません。
結果も出せないのに早く帰っているとしたら、
周りはその人をダメ社員としてみるでしょう。
そうなれば、そのレッテルがずっとついてまわります。
しかし、仕事ができる人は、早く帰っても
あいつは結果出しているし、と大目に見てもらえます。

『あなたが取っておくべき書類とは、
上司から、「オイ、あの書類どこにある?」と言われた際、
自分の引き出しから、すぐに取り出せるかどうか』(P. 67)
どの書類を捨てるべきかが、一番判断に困るところです。
上司が必要とするであろう書類を素早く取り出せるようにしてあれば
残りは捨ててしまっても問題ないようです。

『半年前から楽しみにしていて、
ツアー代金もすべて振り込んでしまった旅行を
キャンセルしてまでやらなければならない仕事って、
そうそうないものです』(P. 87)
先制して、「半年後に旅行にいくから有給ください」と
宣言しておけば、たいていの場合ダメとはいわれませんし、
その時期にすこしばかり忙しくなったとしても
行ってはダメだとはいわれません。
人生思うように生きたいと思うならば、
こういう処世術というのは大切です。


■反論・誤植・注意点など■
異論あるのは以下の二点です。
まず一点目、
仕事仲間に仕事を振ってやってもらうようにしろ、と(P. 51)
あったのですが、それは自分も相手の仕事をやってあげたり、
日ごろから関係を築いているからできることであって
自分の時間を作りたいから仕事を振るというのでは
長く続かない関係になるでしょう。

二点目、
70%できたらそれでよし!とすることが大切とありました。(P. 15)
これは業種によって異なります。
例えば半導体メーカーに収める部品なら
70%でも出来たところまでで持っていって売らねばなりません。
半導体の進歩は目覚しく、
確実性よりもスピードが求められるからです。
しかし、同じことを自動車業界でやったなら
仕事は二度と受注できないでしょう。
99%以上の精度が誇れないような部品を使っていては
死人が出るからです。
自動車は安全性と確実性が確保できない部品を絶対に使用しないのです。
70%の仕事でいい、という感覚で作られた部品が入ってる自動には
乗りたい人はいないでしょうし、実際に危ないのです。


■最後に■
仕事をさぼるというのではなく
さくっと終わらせてさっさと帰るという技術を紹介した本です。

内容は事務系の仕事での技術ですね。
工場において現場をしきったり、
研究施設で実験している人にはあまり向かないでしょう。
ラインが動いているのに自分だけ帰るわけにはいきませんから。

それでも参考になることが多々あります。
それは報告書や論文など、
様々な事務作業は理科系の仕事をしてもやることになるからです。

仕事はあなたの仕事を評価する人の基準に合わせて優先順位を決める。
仕事ができる人は何をやっても許される。
とっておくべき書類は、上司に「おい、あの書類どこにある?」と
聞かれてすぐに取り出せるようにしておくべき書類。
他はシュレッダー行き。
心からお世辞が嫌いな人はこの世にわずかにしかいない。
など、一読の価値はあると思います。



■評価■


20点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 3点 
確かにこれを実行すれば、
三カ月後くらいには、
残業をしなくて済むようになるかも

(4)実用期間 5点 
会社勤めしている限り使える

(5)インパクト 3点 
残業しないために、サクッと仕事を終わらせるというのは
とても素晴らしい発想である
あとは、周囲の理解が得られるかにかかっている

(6)信頼性 4点 
信用できる内容


レビューNo.0248
評価年月日:2010年3月23日



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