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「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」



 

パコ・ムーロ氏著
坂東智子氏訳
全159ページ
1200円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「あたりさわりのないビジネス書」


■何故この本を手に取ったか?
「帯でワタミの社長、渡辺氏が推薦していたから」


■流れ
13の話がまとめられている


■レビュー■
『生き残るには進化するしかないのだ』(P. 17)
『適切な時期に重要な決定を行う人たちが何もせず、
無知蒙昧だったために、会社が消滅することがある』(P. 108)
変化は必ずやってきます。
その時に生き残るのは、強者ではなく、
変化に対応できるものです。
これと似たような話が
チーズはどこへ消えた?」でも出てきます。
現代の技術は日進月歩です。
業界同士の争いもすごいが、
敵は必ずしも見えるところにいるとは限りません。

たとえば、
ソニーのブルーレイと東芝のHD-DVDの規格戦争では
東芝撤退によりソニー陣営が勝利をおさめたかに見えます。
しかし、データの保存という観点からいえば、
日立やSeagateなどのHDDメーカーの勝利だったのです。
というのも、HDDの価格がどんどん下がっており、
そこに保存したほうがいちいち書き出すよりも
簡単で安価であり、ユーザーに受け入れられたのです。

かくして、
外部記憶としてのディスクの市場は縮小し、
かわりにHDDの売り上げが伸びています。
私も自作パソコン組んでいるので、
少しは、そのあたりのことが分かります。
CD-RやDVD-Rなどの販売価格も下落の一途をたどっており、
かつてのLDやVHD、VHSのように
衰退していくことが予想されます。
このように業界自体がなくなりかけることがあるのです。

『変化は大歓迎だ』(P. 128)
なぜか?それはそこにチャンスがあるからです。
先ほどのように業界自体に盛衰があるのだから、
いつまでも同じ製品ばかり供給するメーカーは
一時、脅威的なシェアを誇っても、
長期にみたらそれほど怖くはありません。
時代の変化を恐れる会社は多いけれども、
変化があるからこそ、
そこに切り込むチャンスができます。
時代の流れに合った商品を絶えず供給することで、
シェアを奪えるチャンスができるのです。


■反論・誤植・注意点など■
さて、本書のタイトルにもなった
「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」
の答えであるが、
これは、本書の内容から
一言でいえばゴルフという競技が
組織の運営に似ているからである、ととれます。

そういう面もあると思います。
しかし、それだけでみんながゴルフするとは思えません。
極端にいえば、森羅万象つながっているので
何をやっても、何を見ても、
勉強することがたくさんあるのです。

きっと、みんながゴルフをやる理由は、
年をとっても楽しくできることと
会話と運動が適度にでき、
プレイヤー同士のコミュニケーションが
十分に取れるという点にあると思います。
また、ゴルフ場は巨大な密室のようなものです。
ゴルフ場での会話は盗聴されにくいのです。
よって、重要な人に聞かれたくない話をするなら
高級料亭じゃなくてゴルフ場が良いのです。
そうでなければ、
サッカーでもテニスでも野球でもいいじゃないですか、
ということになります。
だから、エグゼクティブがゴルフをやる理由としてあげられた内容は、
はっきりいって決定打に欠けるとしか思えませんでした。



■最後に■
著者は大手コンサルタント会社の会長である。
この本はスペインで最も売れたビジネス書であると
本書の帯にコピーがありました。
でも、内容はあんまりないので
すぐさま読み終わると思います。
なぜならビジネス書に書いてあるようなことばかりで
新しいオリジナルの知識ほとんどないからです。
悪い本ではないですけど、
絶賛するほどよい本とも思えません。



■評価■


15点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 1点 
どこかで読んだことあるような話ばかり

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 1点 
インパクトは無きに等しい

(6)信頼性 4点 
信用できる内容と思う



レビューNo.0261
評価年月日:2010年01月01日


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