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「話術!虎の穴」


  三橋泰介氏著
全224ページ
1238円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「トークが上達するために必要な知識」


■何故この本を手に取ったか?
「話上手はとてもすばらしいスキルです。
そういう人になるために、どのようなコツがあるのか知りたかったから」


■流れ
トークの技術

トークのネタ集め

トークの勉強のための教材



■レビュー■
『実はトークが「長い人」というのは、
「長いと思われてしまう人」なんです』(P. 14)
これはなるほどと思いました。
授業でも、先生の話がおもしろかったら
「え?もう一時間たったの?」という感じでしたが、
つまらないと「まだ、5分しか経ってないよ・・・」と
私はうんざりしていたものです。

『フリートークの3つの要素とは、ズバリ、
「共感」「知識」「笑い」です』(P. 18)
この三つは確かにフリートークの重要な点だと思います。
ただし、それが分かっていても実践が難しいので、
話の面白い人を、自分でみつけて
じっと観察してみるのが良いと思います。
こればっかりは、タイミングというか、
話の間が重要なので、
生で見ないと上達しにくいのです。
同じことを言っても、
面白い人とそうでない人がいることは
みなさんよくわかっていることと思います。
ゆえに、トークが上達するコツというような知識だけ手に入れても
使い方を実践で学んでないと実用的だとはいえないのです。

『「他業種がどんな世界で、
どんな仕事をしているのか?」ということは、興味がある』(P. 70)
いわゆる「楽屋オチ」というものは、
その業界の人だけが話について行けるので、
はっきりいって一般人にはつまらないネタです。
ですが、全体の5%くらいにとどめてくどすぎないようにすれば
これは、十分に使えるネタになるといいます。

『チラシは世の中をあらわしている!』(P. 173)
チラシというのは、
業者がお金をかけてしているものです。
それはやはり流行り廃りに敏感でなくてはなりません。
ですから、チラシだけでなく、広告系のものはすべて
世の中の流れを敏感に映し出す鏡のようなものなのです。


■反論・誤植・注意点など■
『天丼』(P. 36)
お笑いの基本的なパターンのひとつに「天丼」があると
書いてあったんですが、私は食べ物の天丼しかしりませんでした。
「天丼」としか記述がなく、
その説明がなかったのでネットで調べてみましたところ
天丼の中に海老フライが二本入っていたことから
同じことを繰り返すネタのことを
「天丼」というようになったといいます。
これって、一般人にも常識なんでしょうか?
私が無知なだけかもしれませんが、
一言注釈つけるべきだと思います。
いきなり天丼といわれても、
お笑いが好きでマニアな人ならともかく
一般人には普通に食べ物の天丼しか思いつかないでしょう。

『「教えてください!」
この一言です。本当にこれは魔法のフレーズだと思います』(P. 80)
これは確かにとても便利な言葉ですが、
あんまり多用しているとウザいと思う人もいますよ。
こういう言葉は相手を見てから言わないといけません。
「教えてください」って言えばいいんだ、と
本書を読んで素直に受け入れ、
これを連発してたら「自分で調べろ!」と
そのうち先輩や上司に怒られると思います。
あなたは子供じゃないですし、
会社であるなら給与も貰っているんですからなおさらです。
また、上司や先輩にもそれぞれ仕事があるのです。
他人の仕事を中断させてまで聞きに行くのですから、
それ相応の真摯な態度を要します。
何も調べずにいきなり「一から教えてくれ!」では、
本読んでから出直してこい、といわれるでしょう。
また、快く教えてもらえたなら
それを当然とは思わずに、感謝と恩返しも必要でしょう。
人に教わる、ということはそういうことです。
それが嫌なら自分で調べればいいだけのことです。
このように言うと、厳しいという人もいます。
ですが、基本的なところを自分で調べもしないで
人に聞いて解決しようという甘えがある人は、
何をやっても上達しないものです。

もちろん、教える側もつっけんどんな態度をとるのは良くありません。
もし、何も調べずにきた後輩などがいるなら、
勉強すべき本や読むべき資料を指定して、
「これらを読んであらかた理解してからまたきなさい」と言うべきです。
また、こちらから聞きに行くならば、
基礎を勉強してから
「こういうことが知りたいのですが、
良い資料があったら教えてください」
というのが一番よいでしょう。
「畢竟、独学に勝るものなし」です。

 

『テレビは5台買え!』(P. 178)
同時に5台見ることで、
情報収集能力も5倍になると主張しています。
この発想はすばらしいとおもうのですが、
しかし、そこまでテレビのみに絞って
情報収集する必要性が
まったく感じられません。

それでもあえて、テレビを情報収集のために使うなら
すべてのチャンネルを見る必要はないと思います。
ですから、同時に見るにしても二台くらいあれば十分です。
この二台のテレビをみながら、
ネットで掲示板などを覗くのが
情報収集としてとても面白いのではないかと思います。
テレビなどのマスコミ関係は、
スポンサーが必ず存在しています。
スポンサーがあってこそのマスコミですから、
当然、その報道は偏向されるものです。
しかし、ネットならスポンサーが存在しませんので
本音で語られた情報がたくさん存在します。
ネットの情報は玉石混交といえども
嘘を嘘と見抜ける人ならば、
ある程度は使いこなせるはずです。
ネットと組み合わせれば、
そのテレビ番組の裏側まで見通せて、
とても良い情報収集になりますよ。


■最後に■
本書はとても良い本だ、と人づてに聞いたのですが、
特に、とりたてて「これだ!」というような
話題に関する情報がえられたように感じませんでした。

やはり、トークが上手になりたいなら
トークに関する本を読んでも構いませんが、
身近に話上手な人がかならずいるでしょうから
そういう人をじっと観察しているのが上達する近道であると思います。
そして良いと思ったところを

本だけ読んで面白い話をしようというのは、
ある意味、本だけ読んで英会話を勉強する、というのと同じことです。





■評価■


点数合計 17点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 2点 
トークの勉強を本でするには限界がある

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
なるほど、そうだろうなと思うことばかり

(6)信頼性 4点 
信用に足る内容


レビューNo.0284
評価年月日:2010年3月23日



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