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「私の生活流儀」


  本多静六氏著、渡部昇一氏解説
全223ページ
1000円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「健康で文化的な生活習慣の極意」

■何故この本を手に取ったか?
「蓄財の天才といわれる本多静六氏の語る生活流儀というので」

■流れ
ムリ、ムダをなくす

衣食住について

運動のしかた

眠り方

相続のしかた


■レビュー■
『人間少なくとも120までは生きられると思っている』(P. 22)
生活習慣を整えれば、
人間は本来それくらい
長生きできるものなのだそうです。


『人間は老衰するから働けぬというよりも
働かぬから老衰することになるのである』(P. 31)
健康で長寿である秘訣は精一杯働くことだそうです。


『ホルモン漬け』(P. 43)
ホルモン漬けというと、
内臓肉にタレをつけたものを想像してしまいます。
しかし、このホルモン漬けは
野菜を塩漬けにしたものです。
なぜこの名前になったのかは知りませんが、
新鮮な菜っ葉を十分水洗いして、
水をきって塩を少しふりかけ
上から石を載せて押しをきかせてつくるそうです。
これはだれでも簡単につくることができます。

本多氏の食生活は、
米、味噌汁、ホルモン漬けの
質素なものだったようです。
これだけだと、
肉などの高タンパク食品がとれてないように感じます。
しかし、牛や馬などの草食動物は肉など食べなくても
たくましい筋肉を持っています。
草食でも大豆などを食べれば
タンパク質不足の問題はないでしょう。
医師の甲田氏も、
肉を食べる必然性はないと言っています。
(「マンガでわかる西式甲田療法」参照)


『汽車や汽船の中では、
仕事がないときはいつも寝溜めだ』(P. 82)
これでスピードが遅いだの、移動時間が長いだのと
いらいらすることもなく精神にとても良いのです。
さらには、十分寝溜めしているので、
帰宅してから夜中でも仕事ができるので
留守中に溜まっていた仕事が片付くのだそうです。


『山陽道シャツ』(P. 90)
長い間、継ぎはぎしてシャツを着ているため、
とっくに53継ぎを通り越しているから東海道でなく
山陽道なのだそうです。
なかなか面白いもののたとえだと思いました。


『女房に貯めさせて、
女房にどっさり持たせておけば一番安全』(P. 117)
女性は浪費しがちだと思われやすいですが、
じつは、自分のお金となると
貯金の方が楽しくなるようです。
ですから、女房名義の通帳を作って、
自由にやりくりしてもらえば、
しっかり節約してくれて貯金が貯まるそうです。


本多氏は手帳の利用法について長年の経験から、
ルーズリーフ形式のものが良いと言っています。
(P. 131)
これは私もそう思います。
ルーズリーフ形式だから、
古くなった情報は家に保管して
頻度の高い情報のみを常に持ち歩けるのです。
よって、
ルーズリーフ形式はとても利便性が高いのです。


『夜は4時間睡眠、
昼寝に少しずつの眠りを寄せて、一時間
都合合わせて正味五時間の睡眠で
糞勉強を押しとおした』(P. 151)
五時間睡眠とは短眠の方であると思います。
人間が通常の生活レベルを落とさずにいられる睡眠時間の最短が
約6時間であるといわれています。
(「快適睡眠のすすめ」参照)
多少の個人差があるでしょうが、
6時間を切る睡眠時間で
ここまで頑張れるということに驚きが隠せません。
かといって、真似をしようとは思いません。
やはり私は、一日6時間、過不足なく眠りたいです。
それが私個人にとっては最高効率であると思うからです。


『体だけ働かせても駄目、
頭だけ働かせても駄目』(P. 160)
体だけ働かせると、頭が先に駄目になり、
頭ばかり働かせると、
体が先に駄目になると本多氏は言います。
両方過不足なく働かせることこそが
健康長生きの秘訣なのですね。


『貧乏や失敗は、人間が一人前になるのに、
どうしても一度はやらねばならぬハシカだから、
同じやるなら、なるべく早いうちにやるがいい』(P. 173)
人間は一生のうちに必ず貧乏するとは、
成功者たちが口をそろえていう事です。
ということは、お金持ちの家に産まれない方が、
自己研鑽の面から見て恵まれているといえます。
貧乏な生活も若いうちなら楽しく乗り切れるものです。


『金儲けのできる奴はエライ』(P. 178)
金儲けができる人に対して、
金に汚いやつといったような批判が
やはりあるらしいのですが
著者が言うには、これらはすべて、
金が稼げなかった者たちの妬みだそうです。

お金を稼ぐことに特別な資格は必ずしもいりません。
だからこそ、
すべての者に門戸が開かれているのです。
ということは、逆にいえば、
競争相手がとても多いということです。
その中でしのぎを削って成功した人が
エラくないわけありません。
金を稼いでバカになった人はいますが、
最初からバカではお金は稼げません。


■反論・誤植・注意点など■
『日本住宅の庭には実に無駄が多い』(P. 105)
これは、昔の庭園は一度に敵に攻め込まれぬように
工夫していたためではないでしょうか?
武家の庭はもともと見て楽しむという視点で作られたものではないため、一見して非効率的な庭に見えてしまうのだと思います。



■最後に■
本多静六氏は東京大学教授を退官した後に、
多数の書籍を執筆しました。
本書は、そのうちの一冊を現代語で解説したものです。

蓄財において神様のように言われる本多氏ですが、
それは才能によるものではなく、
ただひたすら節約と貯金を繰り返し
日本の経済が上昇する時期に
山林を購入していたことで築かれたものです。

ですから、
本多氏の生活のまねは、
誰にでもできるものなのです。

特に、ホルモン漬けなどは
塩漬けの押し時間は、いろいろ調べてみたら
8~10時間程度らしいので
その気になれば、明日からでもはじめられます。




■評価■


25点/30

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 5点 
生活習慣が変わる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 4点 
米とみそ汁とホルモン漬けだけで十分健康に暮らせる

(6)信頼性 5点 
大変信頼できる内容


レビューNo. 0299
評価年月日:2009年9月12日



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