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「日本は世界で第何位?」


  岡崎大五氏著
全ページ
700円+税
新書

■この本を一言で表すと
「世界における日本のいろいろランキング」


■何故この本を手に取ったか?
「書店でタイトルに惹かれて少し読み進めると
日本を様々な視点から順位付けしているのが面白かったから購入した」


■流れ
散文的に日本のランキングがあれこれ掲載されている



■レビュー■
日本が世界において様々な分野にいて何位かという本である。
具体的なランキングは買って読んでみてくれたら分かるので
ここでは順位については、簡単にしかふれません。

日本国土が世界で62位でドイツより大きいことや、
人口が1億人以上いて世界10位以内ということは
受験で地理選択した者なら大抵知っているはずです。
ちなみにこの本には載ってませんが、
海もいれたら日本は世界で12番目に大きい海洋大国です。

国土は決して狭くないのだけれども
人口が一億以上いるし、
森林の面積が国土の65%を占めることを考えると
実際の人口密度は計算上の人口密度よりもかなり多くなります。
もちろん海に人は住めません。
それが狭い日本を実感する原因でしょう。

『日本では、海外で評判の悪い日本人の話を良く聞くが、
実は日本人に対する評価は高い』(P. 4)
空港での扱いから、各国の一般人の対応まで、
日本人というだけで得することが多々あったと著者は言います。

『やっぱりガイジンはデカイ
ガイジン=白人=アメリカ人(進駐軍?)』(P. 53)
著者は175cmで日本では平均以上の身長だけども
ニューヨークでは小さいほうだったといいます。
衣類において、日本のLサイズ=アメリカのMサイズ、
というのはどうやら本当のようです。

『アメリカでは、自力で歩けず
車椅子に乗った人達をそこここで見かける。』(P. 61)
だからこそ、バリアフリーが充実しているのだといいます。
交通事故などで足の不自由になった人のためでなく、
肥満者のために自分で歩けなくなった人が多くてそうなったというのが
とてもアメリカらしいと思いました。
自己責任で太ったにもかかわらず、
そうしないと訴えられるのでしょう、きっと。

日本人は太りやすい体質らしいのですが、
日本の肥満率はとても低いようです。
これは胃腸の強さによるものです。
「病気にならない生き方」という本によれば、
日本人は胃腸が弱くて、そんなに多くは食べられないらしい。
しかし、アメリカ人は胃腸が強いようで、
日本人なら嘔吐するほど痛んだ胃をしていても、
普通に食事ができるのです。

『タシケントで警官に声を掛けられたが、
大声を出して難を逃れた』(P. 127)
治安の悪い地区では警官が、市民や観光客を拘束し、
金品を巻き上げる事件が多発しているようです。
日本は汚職などありこそすれ、
市民が警官からカツあげされることなどありません。
不祥事はあるが、全体から見たら極一部です。
日本の警察は間違いなくモラルとスキルが高いといえます。

『「無宗教です」はまずい』(P. 143)
宗教を信じる人にとって、
無宗教というのはとても気味の悪いものだそうです。
なにやら怪しい人という認識なのです。
だから、たとえ信心深くなくとも
実家の宗派を伝えたほうがよさそうです。

『イスラエル入国時には注意が必要』(P. 172)
イスラエルに入国するときは別紙に入国スタンプを押してもらい
それを出国まで持ち歩くといいます。
でないと、イスラエルと対立するアラビア諸国に入国するとき
とても面倒なことになるといいます。

『日本の離婚率は22位』(P. 207)
年間2.3件/1000人だそうな。
3組に1組が離婚しているそうです。
しかし、これが明治時代には3.4だったというから、
現在の方が離婚が少なくなっているという事実が浮かび上がります。
紳士淑女の多かった明治時代の方が
離婚する人が多かったなんておどろきです。

少年の凶悪犯罪発生率といいこの離婚率といい、
マスコミは世の中が狂ってるように見せるのが上手です。
そういう記事の方が売れるのでしかたないのかもしれませんが、
ちょっと無責任であると思います。

昔は良かった論調が主流の最中、
おかしくなっている現代のイメージが先行しすぎて、
これらが改善されてるなんて(客観的なデータを根拠として)
みんな思いもしません。

ちなみにキレる17歳が話題になっていましたが
一番キレてた17歳は
現在、60~65歳くらいのおじいちゃん達という事実は
意外に知られていません。
(「反社会学講座」参照)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480423567?ie=UTF8&tag=ezweb443-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4480423567
平成の凶悪犯罪はそのころの10~25%ほどに激減しています。
最近、犯罪が増えたといっても、やはり昔より少ないのです。
つまりは若者よりも団塊の世代の方がよっぽど怖いのだといえます。


■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
世界で日本がどのような位置づけなのかを
まとめた本というのは多くありません。
データブックなどで載っている情報を
自分で拾い上げていくくらいしかなかったのです。
しかし、
本書はそういう手間のかかることを個人的にしなくても済むように
筆者がまとめてくれています。

著者の海外旅行の経験も
おもしろくまとまっているので
それも楽しく読むことができました。




■評価■


21点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
日本の世界における位置がそれなりに分かる

(4)実用期間 4点 
多少変化はあるだろうけれど10年ほどは使える知識

(5)インパクト 3点 
無宗教と名乗るのがまずいとはびっくり。
そのほかにもいろいろとなるほどと思うことがあった

(6)信頼性 5点 
データに基づく話ばかりで客観的な意見が多い



レビューNo.0317
評価年月日:2010年01月01日



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