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「こんなにおもしろい弁理士の仕事」


  奥田百子氏著
全163ページ
1800円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「弁理士の仕事内容を紹介」


■何故この本を手に取ったか?
「弁理士という職業に興味が沸いたから」


■流れ
弁理士の仕事と働き方

弁理士のキャリアアップ

実際の弁理士の仕事を紹介

弁理士になるために必要な勉強



■レビュー■
『拡大する弁理士の仕事』(P. 30)
弁理士であれば、就職して会社内で著作、特許関係の仕事に就けます。(P. 52)
また、従来どおり特許事務所にて特許出願の代行をしたり、
最近では、企業経営者に対して特許コンサルティングをするという
新たな業務まで開拓されてきました。(P. 71)

最近になって、知的財産権の強化が行われました。
模倣品が氾濫するのは、
企業努力によって開発したオリジナル商品に対し、
開発費分だけ安くできるから価格競争に有利であるために、
二番煎じを狙う方が、楽で儲かるからです。

しかし、これを野放しにしていては、
オリジナル商品の開発など、ばかばかしくてやってられません。

そうなっては、誰も新しい商品を作ろうとしなくなるでしょう。
そうなると、これから新しい商品は全く開発されず、
人類の進歩が止まることさえありえます。
それでは社会全体が困るのです。
だから、知的財産権法というものは、
産業の発達に寄与することを目的として作られた重要な法律というのがわかります。
特許および著作権は、先駆けて開発した者の権利として認めることで
社会の発展に役立てようとするものなのです。

ときどき、「知的財産権を厳しくいうのは良くない」という方がいますが、
知的財産権を保持していて、個人的に権利を放棄する分には文句ありませんが、
果敢にリスクを取って会社の資力や個人の努力を投じ、
その結果、得られるべき相当の対価を要求することは健全であると思います。
アンチパテントになったら、絶対にその社会の進歩が止まると断言しておきます。

これまであまり見向きされなかった弁理士という資格が
ここ10年ほどで脚光を浴びるようになってきました。
特に、理系学生の間で盛んに話題になっています。

なぜ、弁理士が話題になるのかといいますと、
それは唯一理系に有利な士業だからです。
他の士業は法学部出身者に有利ですが、
弁理士だけは違います。
特許関係の申請書類は、その分野の研究をしていない者には
細かなところがわからないものです。
実は、そのことは同じ理系同士でも、それは変わりません。
比較的きれいに棲み分けができる業種なのです。

弁理士は理系に有利な資格ですが、
文系が全体の20%ほどを占めています。
(伊藤貴子氏著「弁理士試験への招待」参照)

これは、著作権や商標に関する分野は、
特別な理系的な知識や研究と関係ないため、
不利にならないからです。

『英語のブラッシュアップ』(P. 86)
国際的な仕事が多い特許関連の業種では、
英語が必要な場面が多々あります。
これは、海外にも出願するときには、
英語で特許の申請が行われるからです。
また、国内に出願された他社の特許が認められた場合、
海外も含めて出願以前にその内容が公にされていれば、
特許の取り消しが認められるので、
英語の文献を読み漁ることも必要になるでしょう。
英語ができる弁理士は引く手あまたなのです。
ゆえに、英語ができてさらに知的財産関連の資格を取る、ということで、
かなりの付加価値があなたに生まれます。
技能は組み合わせて持つことで、闘う分野を限定でき、
その分だけ、ナンバーワンになれる可能性をあげることができます。
(午堂登紀雄氏著「33歳で資産3億円をつくった私の方法」参照)



■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
弁理士というのはにわかに脚光を浴びてきた
理系唯一の士業です。
とはいえ、文系出身の方が20%ほどを占めており、
理系だけの資格というわけではありません。
というのも、商標の分野も知的財産のひとつですが、
これには別に専門的な技術的知識を要しないからです。
要するに文系理系を問わずできる仕事なわけです。
また、最近脚光を浴びているアニメ産業のコンテンツを
きちんと保護して産業の発達に結び付けたいという政府の考えがあり、
これも理系でなくても不利にならないため、
文系出身の方が活躍している分野です。
よって、文系の方でも
何だ、理系の資格か・・・、と思わずに
弁理士という資格を考えて見てはいかがでしょう。

ちなみに、弁理士は難関すぎますが、
コンテンツに特化した国家資格として
知的財産管理技能士という資格があります。

今日いきなり弁理士になると志しても
試験に合格しなくてはいけませんし
技術に関する知識も少なからず必要です。
つまりは参入障壁が大変高く
新規での物まね企業が存在しにくいということです。
さらに、弁理士は難関国家資格ですので
資格保持者は国家によって
信頼の看板を掲げることを許されます。
この点においても
大変魅力のある職業といえます。



■評価■


点数合計 18点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
図やイラストなどあって読みやすい方だが、
特許関連の単語が多く、
法律関連の本を読むのがはじめての人には
すこし大変かもしれない

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
弁理士合格者の大半が30代であることから
転職に有利な資格のひとつといえる
ただし、近年いっそう軟化しており、
合格するのも一苦労である

(4)実用期間 2点 
特許法は結構大幅に変更されるもので、
それに伴い弁理士試験も仕事内容も年々変化している
3年ほどもすれば、さらに変化していくものと考えられる。

(5)インパクト 3点 
理系出身者のひとつの道として
選択に値する業務であると感じる

(6)信頼性 5点 
内容に間違いはないと感じ


レビューNo.0335
評価年月日:2011年2月9日



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