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「短く深く眠る法」


  藤本憲幸氏著
全247ページ
495円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「短く深く眠るための方法」

■何故この本を手に取ったか?
「過酷なビジネスマンにとって
4時間以下の短眠は可能なのかが知りたかったから」

■流れ
睡眠は時間でなく質で決まる

眠り上手になる方法

短時間熟睡


■レビュー■
『睡眠時間×睡眠の深さ=睡眠量』(P. 21)
より深く眠ることで、
長時間眠ったのと同じような効果が
得られるといいます。
ゆえに、眠るときは思いっきり眠ることが大切です。
言い換えれば、忙しい人ほど、
眠ることに集中しなくてはならないのです。


『就寝前には
カフェインの入ったものは飲まない』(P. 151)
『就寝前には熱い風呂に入らない』(P. 152)
『就寝2時間前までに腹6分の食事を済ます』(P. 153)
『就寝前には激しい運動はしない』(P. 154)
以上を守ることが、深い睡眠を妨げないコツです。


どうしても長時間眠ることができない人は、
『たった数分でリフレッシュする「分散睡眠」』(P. 28)
ということで、5分でもよいから眠ることです。
短い時間でも、全く眠らないよりはマシですし、
15分ほど眠れたら、
驚くほど頭がすっきりするものです。
これは、私に言われなくても、
実際に何日か徹夜に近い状況で仕事をした人は、
実感していることであると思います。



『食べれば内臓が疲れ、
その疲労が回復するために
睡眠が必要になってくる』(P. 39)
ゆえに、安易に食事をするというのは
眠気をおこすのでよくありません。
しかし、
空腹というのはなかなかに耐えがたいものです。

『おなかが空いたら走る』(P. 140)
走ることで空腹感が和らぐといいます。
それに走れば、眠気もとび一石二鳥です。

問題があるとすれば、走ってしばらくしたら、
より一層の空腹と眠気が襲ってくることでしょうか。



■反論・誤植・注意点など■
『断睡11日間の世界記録』(P. 30)
この本では、11日間起きていても
意識がはっきりしていて、
何の障害もなかったとあります。
秘訣は強い精神である。
断固たる意思こそが睡魔を克服できる、と・・・。

しかし、この記録についてこの少年は、
3日間から味覚が変わったり、幻聴が聞こえたりして、
11日目には立ったまま寝たとも聞きます。

短眠を肯定するために
事実と異なることを言っているとも考えられ、
この点は疑わしいと思われます。



『過眠型の人の死亡率は、
7時間かそれ以下の睡眠の人に比べて4倍も高い』(P. 49)
本書では、
具体的なデータを提示していなかったのですが、
9時間以上の睡眠をとる人たちの
死亡率が上昇するというデータが、
堀忠雄氏の「快適睡眠のすすめ」においても示されていました。

ところが、
さらに詳しく「快適睡眠のすすめ」を読み進めると、
睡眠時間が4時間を切り始めたときから、
過眠型の人と同じように
死亡率が高くなる傾向にあることが示されています。
それなのに、本書では
短眠を肯定することばかり書いてあり、
それに伴う弊害を一切載せておらず、
都合の良いように解釈しているとしか思えません。

本書を信じて3時間や4時間の睡眠に
切り替えた方がいるかもしれないのです。
そういう人たちは、
よもや自分が早死にするかもしれない、
とは思ってないでしょう。
短時間睡眠もありだと思えるのも、
そういうリスクを知っていて
自分で選択するからこそです。
ちょっとひどいんじゃないかなと思います。



■最後に■
本書は1988年発行と、
20年ほど前のものであるので、
当時はまだ解明されておらず、
わからなかったため表記していない
ということもあるかもしれません。

ただ、安易な短眠は寿命を縮めます。
そのリスクあってなお、時間が惜しいという方は
4時間以下の睡眠を取ればよいのです。
それが選択というものです。

ただし、6時間以下の睡眠では、
海馬が記憶の整理を完遂できませんので、
(池谷祐二氏著「高校生の勉強法」参照)
学習効率も下がり、また日中眠気に襲われ
大変効率が悪くなる、
ということだけ覚えておいてください。




■評価■


19点/30

①読みやすさ 3点
ふつう

②情報量 2点
30-60min

③成長性 3点
短眠派の意見として参考になる。

④実用期間 5点
睡眠は一生の問題。

⑤インパクト 4点
衝撃的な内容ではある。

⑥信頼性 2点
短眠の効能はよしとしても、
短眠の弊害が意図的に省かれているとしか思えない。

レビューNo. 0348
評価年月日:2009年4月7日



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