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「株主優待銘柄で始めるローリスク・ネットトレーディング」


  山田稔氏著
全192ページ
1400円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「株主優待を最大限に活かした投資法」


■何故この本を手に取ったか?
「株主優待を活かした投資法とはどういうものか知りたかったから」


■流れ
株主優待の有利さ

株主優待銘柄の選び方

1日30分で儲かる投資スタイル



■レビュー■
『株主優待は配当金より断然お得!』(P. 21)
というのも、配当金には税金がかかりますが、
株主優待には課税されないからです。
また、自社の製品を株主に贈ることが多く、
卸値で優待用の商品をもらえるからです。
その会社の商品が好きならば、
現金で買うはずのものを頂けるのですから
その分のお金をもらったのと同じ効果があるといえます。
よって、現金で配当をもらって税金をたくさん払う羽目になるよりも、
お気に入りの会社の株主優待で現物をもらう方が断然お得なのです。
その会社の物を優待で頂ける場合が多いのですが、
最近の会社は主婦層も狙っているのか、
お米券とかビール券とか、自己の業種に関係ないものを
優待に設定していることもあるので、いろいろチェックしてみると楽しいです。
(大和インベスターリレーションズ編「株主優待ガイド」参照)

『権利付売買最終日の1~2ヶ月前までに
株を購入しなければならない』(P. 116、117)
株主優待目当てで株価が上昇することが多いので
株価上昇前に買っておく必要があるのです。

本当は一回の投資額を減らしていくつか分けておくべきですが、
わかりやすく一回の投資に資力の全てをつっこんだと仮定すれば
本書の投資方法に忠実に従った場合は、年に4回ほど投資の機会が訪れます。
たったこれだけの取引回数で毎回3%の利益が得られたなら、
相当においしい投資であることにかわりありません。

というのも、一回あたり3%の利潤を考えると、
年間で元本に対して約12%の利益が出るからです。
不動産投資で年利12%の物件なんてそんな簡単にみつからないですよ。
しかもメンテナンスが必要ないですし、
流動性も不動産と比較して比べ物にならないくらい有利です。
また不動産を保有していれば固定資産などの税金がいりますが、
株式は持っているだけならお金をとられることはありません。


■反論・誤植・注意点など■
『キャピタルゲインを得ることを目標としますが、
インカムゲインでリスクヘッジする』(P. 92)
株主優待がもらえた分を利益として考えると
株価が下がって損をしていたとしても
その損益分をインカムゲインでヘッジするという発想ができます。
『赤字の株は絶対に売らない』(P. 154)
これは一種の塩漬けですが、
毎年5%の利益を得て、
20年かけて元本を回収するつもりで購入しているならば、(P. 93)
この考えは正しいです。

ただし、株主優待はその株価に沿ってリターンが変わっていくので、
株価が下がれば、それだけ優待の質も下がってきます。
そうなるとはたして20年で回収できるでしょうか?
結局は、株主優待も株式投資の一部であって、
長期間にわたり絶対に損をしないなんてことはありません。

もちろん、塩漬けにしている間に逆に株価が大きくあがれば、
株主優待の質も上がりますから、大きなリターンが得られます。
しかし、普通はそうなったら株式を売却して利益を得ると思います。
ゆえに、長期間にわたって株式を保持するつもりではじめるのではなく、
数年間の中期投資を考えていたら好調で
結果として10年以上その株を保有していたというのが
株式優待を利用した投資の成功例であると考えられます。




■最後に■
銀行預金の金利が0.003%と一般人を舐めきってるのに対し
株主優待は利回り2~3%ほどです。
株主優待を受けられる銘柄を一月ごとにずらしていけば
年利20%ほどのリターンを得ることも可能です。

余剰資金の活用法といったところが実際であると思います。
おおきな利回りを期待するならインカムゲインでなくて
キャピタルゲインを狙うしかないと思います。
とはいえ、株主優待に着目する観点はとても参考になりました。

本書では、エクセルで株主優待を管理する具体的な方法も示してあります。
これらを参考にすれば、すぐに著者の基本的な技法をマスターできます。

不動産に比べたら、この取引は回数が少ないため
さらに手間がかからずまたリターンがとても高いのが特徴です。
しかし、安定性は不動産がやはり随一で、
株主優待を狙ったこの取引は、キャピタルゲインのみをねらった短期の
株式デイトレードに比較して安定しているというだけの話です。




■評価■


点数合計 20点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 2点 
手堅い株式投資法だけれど
年利20%にするにはそれなりにお金が必要

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 3点 
納得できる内容

(6)信頼性 5点 
信頼できる内容


レビューNo.0358
評価年月日:2010年8月10日



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