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「サバイバルキャンプ入門」


  浅野拓氏著
全130ページ
800円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「初心者にも分かりやすいキャンプおける重要知識」

■何故この本を手に取ったか?
「ロープの結び方というものはサバイバルなどではとても重要である。
そういった知識が要点だけかいつまんでイラスト付きで解説してある本を
前から探していたら本書がみつかった」

■流れ
森林に入る

リスクを認識する

野外料理

森での過ごし方

テントサイトのフィールドワーク

レスキュー



■レビュー■
ロープワークは、本当に多種多様で、
それだけで何冊も専門の本が出版されています。
よって、ロープワークだけでも勉強しようと思ったら、
結構たいへんなのです。
しかし、実際にキャンプで使う技術は、
『本番のキャンプで使うのは、三種類で十分だ』(P. 23)
だそうです。
3種類くらいなら、今この場でロープをもって
練習しても良いと思えます。

本結び、はな結び(P. 23)
巻き結び(P. 24)
もやい結び(P. 25)
・・・あれ?4種類ある?

とりえあず、本結びくらいは普通にできる人が多いので、
習得すべきは、他の三種類ということなのかもしれませんね。
確かに、巻き結びは特に重要で、
これくらい使い勝手の良い巻き方は他にないと思います。

『川のそばでは、アブなどの大型吸血虫に気をつける』(P. 39)
アブは本当にヤバいです。
出てきたら本気で撃退した方が良いでしょう。
火を焚いているとき、煙が多少なりとも出るので、
アブなどには対抗できるとおもいますが、
虫よけスプレーを用意し、
首にタオルを巻くなり、長袖を着用するなり、
肌をあまり出さないような服装にすると良いでしょう。

『雨具はアウトドアの必需品』(P. 46)
レインコートは雨の日だけに使えるものではありません。
実は、そのままウィンドブレーカーとして利用可能です。
夏といえでも、夜は結構冷え込むので、
上から羽織るだけでも、全然違います。

『直火で、ナベでご飯』(P. 56)

ナベでご飯を炊けるようになったら、
キャンプのときだけではなく、
災害発生時にも、その技量が役立ちます。
普通は、みんな電気炊飯器を使っているので、
ナベでご飯を炊くなんてしたことないのです。
そのため、知識でナベでご飯が炊けることを知っていても、
実際にどうやっていいのか、わからないので動けないのです。
しかし、一度でもナベでご飯を炊く経験をしていたらどうでしょう。
味はともかく、アクションを起こせると思うのです。
よって、自分で一度機会を設けて、
ご飯をナベで炊いてみる経験をしてみたら良いのではないかと思います。
その経験が、自分だけでなく、家族や友人のためにもなるのです。

ちなみに、炊く米は無洗米の方がよいでしょう。
簡単で水の節約もできるからです。
もちろん、災害時にはぬか臭いとか言ってられないくらい
水は貴重品なので、米はとがずに炊くことになります。
よって、もし備蓄しておくのであれば、無洗米が良いと思います。
ただし、精米したものは賞味期限が数カ月程度しかないので、
こまめに食べていかねばなりません。
ただ、あくまでも賞味期限であって、消費期限ではないので、
味を気にしない方は、もうちょっと長く非常食として
保管しておいても良いと考えられます。

さらに、野外で問題になるのはトイレの問題です。
簡易トイレが作れるなら良いですが、
それが無理なら、穴を掘って、用を足した後に埋めます。

ただし、被災した場合などに、
長期間野外での生活を余儀なくされた場合は
場当たり的な対応はしない方がよいでしょう。
人数が多いのであればなおさらです。
どの場所をトイレとして利用するのか、
また衛生面をどう気遣うのか、気をつけることはたくさんあります。
そう言った中で、
『一回ごとに使った紙を燃やすのは、におい対策にもなる。
その上からこまめに土をかけておけば衛生的』(P. 88)
と本書ではいっています。
これは、紙が意外と分解されずらく、
土に還るのに時間がかかるため、埋める前に焼くということです。
ですから、緊急事態などで余裕のないときには、仕方ありません。
燃やさなくても良いので、そのまま埋めてしまいましょう。

『できるだけ疲れないように、足の着く所まで、
顔だけ水面から出して浮いている。それが原則』(P. 122)
もし流されしまったとしたら、
あせって岸まで泳ごうとするのは危険です。
体力には限りがあります。
日頃泳がない人が、水を吸って重くなった服を着たまま
いきなり数百メートルも泳げるわけがないのです。
それよりは、とにかく浮いて救助を待つのが得策です。

ただし、水温が低い場合は要注意で、
10度以下の水につかっている場合、
1時間程度で熱を奪われて死亡してしまうでしょう。
体力は温存しておかねばなりませんが、
いつまでも水につかっているのは危険です。
あせらずに、ういている物につかまり、
避難できる場所を探して移動するのが良いでしょう。
何もつかまるものがなければ、背泳ぎの状態で、
服のお腹の部分に空気を貯めると、
一定時間浮いていられます。




■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
大自然の中で生きていくための最低限の知識を掲載している本です。
あれもこれも知らなくてはいけないように思いますが、
普通にキャンプするなら、これだけで十分だと思います。
紐の結び方からご飯を作る方法まで
基本的なことが分かりやすく説明されています。
薄い本ですから携帯にも便利で
キャンプしながら読んで習得も可能です。
また、自然の楽しみ方もかかれていて
誰に教わるでもなく独学で勉強できます。
とはいっても、本当は誰かに教わるのが
一番安全で確実なので、わざわざ一人でやることもなく、
この本を必要とする人は、一度キャンプに行ったあと
復習したい初心者か、大人になってアウトドアを楽しみたいと
思った社会人などに良いかと思います。



■評価■


点数合計 23点/30点満点

(1)読みやすさ 5点 
イラスト、図解が豊富で大変読みやすい

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 5点 
誰でも練習が可能であると思う
専門の詳しい本もよいけれど、
本書は本当に使える知識、技術だけに絞って
良くまとまっているうえに、わかりやすいので、
ロープワークなどの野外で必要な知識が
効率よく学べるところが大変よい

(4)実用期間 5点 
一生使える知識

(5)インパクト 2点 
特におどろくような内容ではない

(6)信頼性 5点 
信頼できる情報

レビューNo. 0376
評価年月日:2011年4月6日



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