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「心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG」


  ゆうきゆう氏著
全295ページ
1300円+税
マンガ単行本

■この本を一言で表すと
「意中の相手にアピールするための心理戦術」

■何故この本を手に取ったか?
「ゆうきゆう氏の心理学本だったから」


■流れ
仕事関係で使える心理術

自分のことをアピールできる心理術

意中の人の心をつかまえる心理術


■レビュー■
『いくら誰かが自由に選ばせてくれたとしても、
それは決して自由ではない』(P. 26)
自由に選んでいるようにみえて、
人は無意識にその選択肢を狭めています。
1、2、3、4と並んだ数字からは3を選ぶ人が多く(P. 24、25)、
また色を自由に選ばせると青を、
1~10までの数字からは、7を選ぶ人が多いのです。
これを
『ブルーセブン現象』(P. 26)
と呼びます。
数字が書かれたカードと色つきカードを用意して選んでもらえば、
友人などと談笑しているときの一発ネタとしては使えそうです。

『フォース』(P. 36)
これは、何かを強制的に選ばせるテクニックのことです。
たとえば、英語教材販売のセールスマンから、
「英語ではリスニングとスピーキングどちらが苦手ですか?」
といわれたら、どちらかを答えなくてはならない気になります。
答えてしまえば、苦手を克服するために英語教材を買えといわれます。
しかし、本当は「どちらも得意」という返答もあるはずです。

『ゴージャスメソッド「過去との取引」!』(P. 73)
過去にあった不幸や失敗談を語る人が多いですが、
それで同情を買おうと思っているとしたら逆効果です。
特に理由もなしに不幸が訪れるのはおかしい、
この人には何らかの性格、能力面でマイナスがあるに違いない、と
思われてしまうのです。それも相手は無意識に、です。
ゆえに、失敗談などする場合には、
それによって得られた教訓をセットにして話すべきなのです。
または、ネタにして笑ってしまうのも手です。
不幸な目にあってなお笑っていられる人は
精神的にタフであると思われますし、
笑いをとることで、面白い人と思われて好感を持ってもらえるのからです。

『自分の気持ちを体全体で表すことは、何より大切なこと』(P. 90)
人の好意は、同一人物に対して認識した数、
要するに会った回数に比例して高くなります。
よって、表情を豊かにして笑顔を見せると
「普通の顔」と「笑顔」というように
同じ回数でも二回会ったのと同じ効果が得られるのです。
よって、表情が豊かな人は好感を持たれやすいといえます。(P. 86-88)
なるほど、これは利にかなっています。
なぜ、表情の豊かな人や動作の大きな人が好感をもたれやすいか、
といいますと、それは「無駄にカロリーを消費しているから」です。
(水野愛也氏著「LOVE理論」参照)

犬などはその典型で、帰宅したときに
飼っている犬が玄関にきて、これでもかというくらい尻尾を振って
飛び跳ねて「もうわかった、わかった」といっても
なお無駄にカロリーを消費して喜びを表していたら、
リアクションが激しくてうっとおしいというよりも、
これほど喜んでくれるなんてうれしいなぁ、となるものです。

『叱るといい子になるというのは親の錯覚』(P. 163)
教育のためには褒めたほうが良いことは、
色々な実験で証明されています。
しかし、叱ったことで好成績をあげている例を実感している人は、
褒めるよりも叱った方がよいと思ってしまうはずです。
しかし、それは錯覚なのです。

通常、成績には大なり小なり波があるものです。
成績の良いときには褒めますが、その次もいいとは限りません。
それで成績が悪いからといって叱ると、次は良くなることが多い。
これは当たり前なのです。
成績が低いとき、次はそれより悪化することよりも
高くなることのほうが多いはずです。
しかし、それを叱ったから成績が上がったと勘違いするのです。
また、成績が思いのほか良い場合なら、
次にそれ以上の成績をあげることは、
難しいとお分かりいただけると思います。
しかし、褒めたから慢心して成績を下げたのだ、と勘違いするのです。
当然、叱らねばならない場面はあると思います。
とはいえ、褒める方が良い結果を招くことの方が多いのです。

『「まわりのみんなはどう思ってる?」と聞けば、
その人の本音を聞き出せる』(P. 190)
たとえ、自分の意見でなくても、
自分の主張と違うこと言うのは、無意識に避けるものです。
また、「自分の発言ではない」ということにして
自分の本音をしゃべる人は意外に多いのです。
ですから、周囲の意見が知りたい、ということにして
質問すればその人の本音が聞き出せるのです。
よって、ある人の本音をききたいときには、
このフレーズは大変使えると思います。

『告白のフルコース』(P. 268)
予感→告白→ダメ押し
このステップが一番成功しやすいそうです。
相手に思いを告げるとき、
いきなりの告白では相手も困るでしょうし、
告白する方としても切り出しにくいはずです。
しかし、予感を演出し、その後告白すれば、
流れがスムースになります。
また、告白が成功したならば
そのあとしばらくして、ダメ押ししておきます。
これは告白の信憑性を上げるためです。
なぜなら、人は突然の告白を受けたあと、すこし時間がたてば
「本当に自分のことを好きなのかな?どのくらい好きなのかな?」と
少なからず不安になるからです。

『何かで迷ったときは、とにかく
「どちらでもいいから、早く選んでしまう」』(P. 288)
これは、
『目標勾配仮説』(P. 280)
があるからです。
目標に近づくにつれて、その目標の価値が高まって感じられます。
そもそも、幸不幸は自分で決めるものです。
ゆえに、二つの道のどちらに進んでも
いいことや嫌なことがあります。
だから、いつまでも悩んでないで、
早めの決断をすることこそが重要なのです。



■反論・誤植・注意点など■
特になし



■最後に■
本書は、精神科医ゆうきゆう氏の紹介する心理術です。
意中の相手を振り向かせるためにできることがたくさんあります。
こういう手法を知っておくと、普段の行動が変化し、
きっと魅力的な人間として演出できるようになるでしょう。


■評価■


点数合計 22点/30点満点

(1)読みやすさ 5点 
大変読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
相手に気に入ってもらえる確率が上がる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 3点 
意外とは思うことが多いけれども、
示された根拠になっとくできる

(6)信頼性 4点 
心理学的な根拠を示して解説してある
ただし、心理学という分野自体に不確実な要素が多い

レビューNo. 0394
評価年月日:2011年2月9日



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