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「まんがで読破 資本論」


  マルクス氏作
全174ページ
552円+税
マンガ文庫本

■この本を一言で表すと
「なんだかよくわからないが資本論らしきものをマンガにしたもの」

■何故この本を手に取ったか?
「マンガで書かれているから
有名な資本論をすばやく理解できると期待して」

■流れ
チーズ工場を大きくするために資本家から借り入れをする

雇用者と労働者の隔たり

利益向上と人権擁護の間で葛藤

世の中やっぱり金


■レビュー■
労働というものは、
労働者の金を稼ぐ唯一の手段であり、
それは資本家によって抑えられている。
ゆえに、どうしても雇用側の立場が強くなります。
なぜなら、たいていの仕事というのは、
替えのきくものであり、
その人でなくてはならない
というような仕事は少ないからです。

雇用者も利益を出したいので
支出はなるべく減らしたい。
そうなると、
「この会社にいるのは別にお前じゃなくてもいいんだ、
給与を上げろと言うなら辞めてくれてかまわない」
などと言われれば、
労働者は安い賃金でも我慢しなくてはいけない。
ゆえに、
労働者は働けども暮らしは楽にならないのです。


そもそも何故、労働者は
このような状況に陥ったのでしょうか?
それは彼らが一寸の土地も持たず、
農作や漁業などを
生業に暮らすことができないからです。
当時で言えば、農家の次男などがその典型なのです。

土地には限りがある
長男が家督をつげば、
次男以下は家をでなくてはならない。、
となれば都市に出て
労働することでしか食べていけないのです。

資本主義とは、
そこにつけこんだ搾取の構造ともとれる。
上に立つものが、
労働者に対してそのような意識を持てば
まったく持ってそのとおりとなるでしょう。
労働者を商品としてみることしかないのです。

ここだけみると、資本家が悪者のように思えます。
しかし、資本家が甘ければ、
世界標準でいえば
労働者側も仕事をサボろうと考えるようで、
厳しい管理が行われても仕方ないと思える。

事実、本書にもそのような場面が出てくる。
さぼられたのでは、
雇用者もたまったものではありません。
これでは優しくするとつけあがる、
と思われても仕方ないのです。



■反論・誤植・注意点など■
本書は、漫画でしかも文庫本という制約もあり、
200ページ弱では、
本編の第一章しか掲載できなかったようです。
本書はあくまで橋渡しの役割だと
注釈がついていました。

内容自体はたいしたことないですね。
ゆえに、
その注釈がそのいいわけにしか見えませんでした。
資本主義の基本をきちんと抑える上で、
「資本論」をきちんと読んでみる必要があるでしょう。

まんがで素早く資本論を勉強できるというもくろみは
期待はずれに終わりました。



■最後に■
本書はマルクス著の「資本論」の第一章を
簡単に漫画にして読みやすくしたものです。

マルクスは19世紀の経済学者ですが、
20世紀において
最も影響があった思想家といわれています。
「資本論」は成人で知らない人はいないほど有名で、
現在、世界の主流は資本主義であり、
それがどういったものであるかを解明し、
そこに著者の思想や哲学が盛り込まれ
「資本論」として出版されたそうです。

それにしても、
本書のみ読んで資本論を理解したとはいい難く
また、資本論のベースとなる理論を
習得できるわけでもありません。
これで橋渡し役といわれても困ります。
期待はずれでした。

ただし、普通のマンガとして見る分には
問題ありません。
あんまり面白くはないけれども。




■評価■


18点/30

(1)読みやすさ 5点 
マンガでよみやすい。

(2)情報量 1点 
30min未満

(3)成長性 1点 
だからどうしたという感じ。

(4)実用期間 5点
役に立つかどうかは別として普遍的な話。

(5)インパクト 2点 
蟹工船の方がインパクトある。

(6)信頼性 4点 
うそは言ってない。

レビューNo. 0418
評価年月日:2009年7月12日



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