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「週末起業チュートリアル」


  藤井孝一氏著
全207ページ
680円+税
新書

■この本を一言で表すと
「週末起業をして会社に縛られない自由な生き方を掴む」


■何故この本を手に取ったか?
「前著「週末起業」は、考え方はよかったけれども
具体的にどうやって起業を成功させたのか、
また失敗したのか、という話題が少なかった。
本書ではタイトルにチュートリアルとあるので
そのあたりがしっかりしていると予想したから」

■流れ
会社に依存しない生き方

週末起業について

同志たちとのネットワーク

コンサルタントの利点

本業と週末起業


■レビュー■
『成果主義は、体のいい給与カットです』(P. 16)
日本の成果主義は最低です。
これは一部のスター社員を作って
成果主義で稼げている人もいるんだ、と
社員を鼓舞する偶像を用意し、
その陰で9割の社員の給与をカットするというシステムだからです。

『週末起業で目指すものは「自立」』(P. 26)
会社は昔のように、
社員に報いることがなくなりました。
また、それを求めることができるほど会社に余裕もありません。
ゆえに、会社に依存したままでは、
人生を振り回されてしまいます。
しかし、経済的に自立できていれば、
いつ会社を辞めてもいいわけですから
過度のストレスから解放されます。
理不尽な要求には辞表を突き付ければいいだけなのです。
それができることを想像してみてください。
なんと豊かな人生だと思いませんか?

『ぶら下がリーマン→週末燃焼系サラリーマン→週末起業家』(P. 41)
一気に洗練された起業家になるのは困難です。
ですから、本書にあるマトリックスでかかれたように
少しずつ自分を成長させることがお勧めです。
起業して成功するのは1500人にひとりとも言われています。
(渡邉仁氏著「起業バカ」参照)
安易に会社を辞めて、独立するというのは
リスクが高すぎて良くありません。

『週末起業を始めた方は、
ほとんど元手をかけずに始めています』(P. 63)
リスクが高いからこそ、
週末起業にお金をかけてはいけません。
そのためには、
インターネット、パソコンというツールが
もっとも相性がよいのです。
これらを使わずして、元手の少ない起業はできない
といっても過言ではありません。

『時間とは人生そのものです。
時間を無駄にする人は、人生を無駄遣いする人です』(P. 105)
この言葉はとても心に響きました。
まったくそのとおりだと思います。
有限なのに時間は貯めておけません。
浪費するか、有効活用するか
ふたつにひとつです。

『経営者や起業家は愚痴を言いません。
これは本当です。理由は簡単、
自分の好きなことしかしてないからです』(P. 141)
自分の好きなことをして生きている人は、
はたから見たらとてもつらそうな状況でも
それすら楽しんでいる節があります。
愚痴を言うよりも、打開策を考えてしまうのです。
例え、苦境に立たされたとしても、
愚痴をいわない人はかっこいいです。
だから、起業家や経営者には、
とても魅力的に見える人が多いのだと思います。

『誰もが「自分の人生、まだまだ先は長いさ」と思っていると思います。
でも、たしかに、考えてみれば、実際はそんなこと、
誰にもわからないのことです』(P. 204)
私も何気なく80歳くらいまでは
自分は普通に元気に生きているだろうと思ってました。
ところが、
29歳の時に突然飛び出してきた自動車に衝突して
内臓破裂、骨折などの重傷を負ってしまいました。
実は、ぶつかった瞬間は、
すごく痛かったし、びっくりしたけど
これくらいなら大丈夫かな、と思ってました。

しかし、
はねとばされた地点から身動き一つできませんでした。

すごく苦しくて立てない。
また痛くて全く動けないのです。
体が震え、意識が飛びそうになり、吐き気がしました。
自分の手をみると黄土色になっていて
素人目にもあきらかなほどショック症状が出ています。
ここではじめて、「やばいかもしれない・・・」と思いました。

救急車で行った一つ目の病院CTを取ると、
ここでは無理だからもっと設備の整ったところに行けといわれ、
再度救急車に乗ってもっと大きな病院にいきました。
病院で尿道カテーテルを通されたら
真っ赤な血そのものの血尿がでました。
内臓破裂して膀胱に血がたまっていたのです。
(痛そうな話ばかりで、すみません。)

もちろんそれから一週間ほど絶対安静でした。
このとき考えたことが、
「思いもよらないことがおこった。
あんな一瞬で次の瞬間、私は立てなくなった。
いつ事故で半身不随になってもおかしくないんだなぁ。
いま、寝がえりさえ打てないものな。
いや、それどころか死んでてもおかしくなかったんだ」
ということです。

確率は低いですが、
確実に明日があるとは保証されてません。
一年後、五年後、十年後、
あなたは確実に生きているって
自信を持っていえますか?
明日が分からないから刹那的に生きる!
というのは論外ですが、
やりたいことがあるのに、
そのうち、そのうちと思って先延ばしにしていたら
自分の予定しなかったところで人生の幕は閉じるものです。
その時に後悔するのは嫌ですよね。
だから、5年先に自分は生きてないと考えて
それまでにどのように悔いなく生きるかを実践しようと思いました。
「人生万事塞翁ヶ馬」
いまでも腹部が痛みますが、
あの交通事故は、
私にとって人生を本当に真剣に考えるきっかけをくれた事件でした。




■反論・誤植・注意点など■
『かつて世界一働いていた日本人でさえ
年間総労働時間は
せいぜい2000時間にすぎない』(P. 104)
一週間のうち二日休みだから
働いているのは5日間として
年間労働時間の計算をしてみると、
365日×5÷7×8時間=年間約2085.7時間労働です。
はい、というわけで、
確かに年間2000時間程度なんですが、
これは完全週休二日、一日8時間労働、残業なしでの数値です。

日本にサービス残業という悪しき風習があることを加味してません。
日本人が本当に年間2000時間ぽっちしか働いてないと思いますか?
同じ年間2000時間労働しているアメリカとイギリスでは
過労死は起きてないのですよ?

あたりまえです。
欧米でサービス残業を強制したら訴訟がおきます。
欧米人は本当に2000時間しか働いてないでしょう。
一日8時間しかはたらかず、
週に二日も休めば過労死するはずありません。

極端な話、日本人は本業に相当な時間をついやすことになります。
よって、副業にせいを出すことは難しいのを自覚してください。
ですが、そういって何もしないでいると
人生はそのまま終わってしまいますから、
そういう厳しい状況でも、自分できることを探して
副業として稼働させるようにシステムを構築するべきです。

副業のためのシステムは、
自分がいなくても稼働するものでなくてはなりません。
そうでなければ、日常本業で忙しいあなたは、
いずれ確実に過労死するからです。


■最後に■
どなたかの具体的な例というのは載っていなくて
事例してちらほら話が出てくる程度でした。
チュートリアルというのは、
おそらくサラリーマン・マトリックス(P. 27)で示す
週末起業家へのステップアップを示しているのだと思います。
しかし、私はもっと具体的な話を期待していたので
それがないことには、かなりがっかりしました。

具体的な週末起業家たちが知りたいならば、
結局「仕組み」を作った人が勝っている」がお勧めです。




■評価■


20点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
これを読んだだけでは週末起業はまだ無理
ほかにもたくさん本を読むべき

(4)実用期間 5点 
これから副業は当たり前な時代になる

(5)インパクト 3点 
もうすこし具体例が詳細にあればよかった

(6)信頼性 4点 
信用できる内容と思う




レビューNo.0455
評価年月日:2010年01月01日



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