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「「やらないこと」から決めなさい!」


  小山昇氏著
全207ページ
476円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「経営者の視点で語る実用的な仕事論」


■何故この本を手に取ったか?
「選択と集中はビジネスで勝つための最重要項目です。
タイトルを見て無駄なことをしないというところを
論点にした仕事術の本だと思って手にとった」


■流れ
自分自身の「やらないこと」を決める

リーダーとして「やらないこと」を決める

経営者として「やらないこと」を決める

常識の中から「やらないこと」を決める

IT関連で「やらないこと」を決める



■レビュー■
『弾丸は売るが、鉄砲は売らない』(P. 3)

これは、同じサービスを
同じお客様に何回も売ることを指しています。
鉄砲は売ってしまえばそれまでですが、
弾丸はその鉄砲を使っている人がいる限り売れ続けます。
そういう商売が一番良いのです。

『ローテクをバカにしない』(P. 23)
現代はハイテクにばかり目がいき、
ローテクは時代おくれのように扱われています。
これは大変間違った認識なのです。
GMOの熊谷正寿氏は
電子手帳よりも普通の手帳の方が
メモの取りやすさや、
情報を探し出す速さなどの面で
優れていると言っています。
(熊谷正寿氏著「一冊の手帳で夢は必ずかなう」参照)

さらにいえば、ローテクはバカにできないどころか
日本を支えている基盤産業の一つなのです。
ハイテクが得意な大企業でもできないローテクがあるのです。
(岡野雅行氏著「学校の勉強だけではメシは食えない!」参照)


『「人」ではなく「仕事」を管理すれば良い』(P. 69)
『「人」を信用するが、「仕事」は信用しない』(P. 85)
これは、何を言っているのかというと、
社員の不正に関する話をしています。
著者は現金を着服している社員がいると
ある社長さんから相談を受けたそうです。
不正をした社員も
最初からそういうことをしようと思って入社したわけではありません。
ですが、仕事に慣れ、
管理が甘ければ魔が差すものです。
ですから、厳しい管理をして、
不正がすぐにばれるように
体制を整えることで
犯罪に手を染めなくて済むようにするのが
経営者の心得のひとつといえます。

『「全国展開」を狙わない』(P. 98)
全国展開するに適したビジネス、
適さないビジネスがあります。
何が何でも全国展開して、
株式上場するのがビジネスではないのです。
全国展開を急ぐあまりに
既存のビジネスがおろそかになっては
まったく意味がありませんし、失敗するでしょう。
それよりも目の前にいるお客様を大切にして、
充実させていくことの方がとても重要なのです。
生活倉庫の堀之内九一郎氏も
店舗数を増やしたときにうまくいかず、
既存店舗へのフォローを充実させたときに
ビジネスがうまくいったと言っています。
(堀之内九一郎氏著「どん底からの成功法則」参照)

また同様に、北川八郎氏も「繁栄の法則」にて
拡大するより充実させることが大切と語っています。


『「飛び越し支持」をしない』(P. 114)
これは非常に重要な注意事項です。
トップダウンがいいことだと思って特設指示を出すと、
それが組織崩壊の芽となりかねません。
トップからいきなり現場に支持が飛ぶと、
中間にいる者が、上司に嫌われているのではないかといぶかしがったり
軽く見られているようで面白くないと感じたりするからです。
(佐々淳行氏著「平時の指揮官 有事の指揮官」参照)

『「大器晩成」を信用しない』(P. 174)
大器晩成は日本人の好きな言葉です。
ですが、
今の時代に晩成するまで待ってられないのです。
大器晩成する人は、
実は基礎的な能力が高い人が多いのですが、
改革すべきことへの意識が低いために
それに気づくまでの時間が長く、
晩成となっていると著者は言います。
ですから、早く成長させるために
上司が本人に改革すべきところを気づかせてあげるべきなのだそうです。

『情報ツールは効率悪く使う』(P. 192)
すべての機能をフル活用しようとすると、
逆に効率が悪くなることが多いようです。
情報ツールは限定的にしか使えなくてもいいのです。
手段を目的にしてはいけません。



■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
理論的なことは書かれてません。
また、すべての業種で使える手法というわけでもありません。
しかし、経験に裏打ちされた内容であるため
自分の職場で使える知恵はないだろうか?と
意識して読み進めると改革の一歩が踏み出せます。
そういうヒントがいっぱいです。

本書は書店で手にとったときに
これはなかなかいい本だ、と思って買いました。
予想通り、よい本でした。
税込500円でこれだけの知恵と経験を疑似体験できるなんて
やはり本への投資効率はとても良いと再度実感しました。
一読の価値ありです。




■評価■


点数合計 21点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
8割実行できたらかなりすごいことになるでしょう

(4)実用期間 5点 
一生使える。

(5)インパクト 3点 
衝撃的というよりなるほど!と思う

(6)信頼性 4点 
理論というよりも経験則に基づく実践的な話が多い



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