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「彼と彼女の科学的恋愛診断」


  藤田徳人氏著
全269ページ
495円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「男女は釣り合った者同士が結婚する」

■何故この本を手に取ったか?
「「どうして勉強しなくちゃいけないの?」の著者が書いた本だったから」


■流れ
ホルモンの分泌が人を好きになる理由

男の浮気と女の浮気

恋愛市場主義

愛は意外に経済的


■レビュー■
恋愛には脳内に分泌される「ノルアドレナリン」や「PEA」が
密接に関係しています。
『これらの物質が分泌されると
目の前の人に恋をしてしまう』(P. 43、44)
PEAが分泌されているときは何もなくても二人は惹き合うのですが、
これが枯渇したときに信頼関係が醸成できていなければ、
別れる運命にあります。これがいわゆる3年目のジンクスというやつで、
それは『同一化』(P. 19)に失敗したということなのです。

『女性は男性より、はるかに付き合う相手の性格を重視します。
その理由は「男性を操るため」です』(P. 64)
これは子どもを安全に育てるために、毎月給料をいれさせるとか
子どもに教育を与えるとか、夫に浮気させないとか、
そういうことをコントロールするためで、
いわゆる「かかあ天下」になるためではないのです。

司馬遼太郎氏著「功名が辻」という小説があります。

これは一武士から土佐藩の大大名にまで出世した
山内一豊の妻、千代の内助の功を描いたものです。
これは千代がすごいのですが、一豊もすごいのです。
妻のいうことをよく聞いて実践していたからです。
これがもし一豊が千代を軽んじ、
敢えて操られなかったなら、
土佐藩主になどなれなかったでしょう。
ゆえに、男も操られてると感じても、
それに乗ってみる、妻の言うことを聞いてみると
存外良い方向に向かうことができるでのはないかと思います。

 

『若い頃に遊びつくしたから結婚しておとなしくなるというのは、
科学的にはありえません』(P. 80)
よく、独身のとき遊んでいた男性は、結婚したらおとなしくなる
などと聞きますが、ありえません。
人間そんな簡単にかわりませんし、
そもそも浮気する男性というのは、テストステロンというホルモンが多く
結婚したからといって、この分泌が抑えられるわけではないからです。

 

 

『クーリッジ効果』(P. 119)
鶏のオスは同じメスとだけセックスしていると、
その回数が減ってくるそうです。
しかし、別に新しくメスが表れるととたんに元気になるそうです。
このように、同じメスとのセックスに次第に興味を示さなくなり、
新しく現れたメスに対して元気になることを、クーリッジ効果といいます。
これは基本的に、どの種も同じと考えられます。

実は、男は単純なのか、本人も認識してないと思うのですが、
同じ女性相手でも服が変わっただけで、
元気になってしまうようなのです。

どうして男がコスプレで喜ぶかが分かりました。
本能って怖いですね。自覚ないですから。

そもそも、どうして男にクーリッジ効果が表れるかというと
男は、その生殖方法からいって、
同時に多数の女性を妊娠させることが可能であり、
それが子孫の数を増やすのに有効な手段でもあるからです。
アラン・S・ミラー氏著「女が男を厳しく選ぶ理由」参照

それでは、女性は浮気しないのかというと
そんなことはありません。
しかし、女性の場合は、その生殖方法からいって、
一生のうち産める子供の数が限られます。

ゆえに、できるだけ優秀な子どもを産まなくてはいけません。
よって、女性の場合、
浮気相手はだれでもいいというよりは、
社会的地位の高い人や経済力のある人など
とりわけ優秀な人を選んで浮気することになります。
『男性の浮気は「数」、女性の浮気は「質」』(P. 161)
簡単に言うと、そうなります。

ゆえに、
『魅力の高い一番目の男性が魅力の高い三~四人の女性を
一人で確保してしまう』(P. 95)
という状態になって、モテる男性はますますモテて
そうでない男性には、まったく女性がよりつかない状況になるのです。

『結婚をするときに優位な立場にある人が
マリッジブルーになります』(P. 181)
マリッジブルーになるのは女性が多いのですが、
それは女性上位の結婚の方が多いからです。
これは魅力的な人物は相対的に女性に多いからです。

 

『人間にはタイムリミットがある』(P. 236)
どんなに頑張っても120歳が限度です。
人間はいつか死にます。
それどころか、子どもを育てるには、
やはり体力が要りますので、
ずっと若い時、20~40歳のうちに
子孫を残すことが有利になるのです。
その限られた中で、理想の相手に出会えるというのは
大変難しいことが容易に想像できるでしょう。
ゆえに、あまりにも高い理想を追い求める人は
配偶者を得にくい状態になるのです。
妥協点をどこに置くかが大きな問題になります。
というより、完璧な人間はいないのですから、
それは当り前のことなんですけどね。

『恋は不経済で、愛は経済です』(P. 250)
恋は無駄なことをたくさんできるだけの余裕があることを
相手に見せつけなくてはなりません。
しかし、結婚して子供ができれば、
無駄なことに使うお金はなく、経済的な行動をとります。
この極端さがとても面白いです。


■反論・誤植・注意点など■
特になし


■最後に■
こういう話はあんまりにも核心を突きすぎるために
受け入れられない人にとっては、
攻撃の対象となるものです。
おそらく、著者には批判のお手紙、メールなど
殺到していることが予想されます。
ですが、それだけ反応が良いのは、
ある意味、この話が真実であることを裏付けするものです。
ウソでどうでもいい話には、人間むきになったりしないものです。



■評価■


点数合計 24点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
恋愛に関する意識が変わる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 4点 
身も蓋もない恋愛学

(6)信頼性 5点 
信頼できる内容

レビューNo. 0499
評価年月日:2011年1月14日



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