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「ゆうき式ストレスクリニック」


  ゆうきゆう氏著
全251ページ
1200円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「ビジネスに応用できるストレス軽減法」

■何故この本を手に取ったか?
「ゆうきゆう氏の著作だったから」


■流れ
落ち込んだ時の対処法

疲れた時の対処法

いらいらしたときの対処法

楽しくない時の対処法

うまくいかない時の対処法


■レビュー■
『自分の仕事に誇りをもって、
それをイキイキと語る人は魅力的に映る』(P. 54)
自分の魅力というものは、なければ
演出してでも出していくものであって、
天性のものばかりではありません。
今、自分が就いている仕事に誇りがあるのなら、
その仕事をイキイキと語れると思います。
それだけで十分魅力的になれるのです。
簡単で誰にでも可能な、魅力演出方法です。
是非、実践してみるべきです。
ただし、人の仕事の話なんか聞きたくない、
という人もいますので、
そこは状況をみて話さないと、
余計に不快感を持たれてしまった、
なんてことになりかねません。

『相手の望む言葉だけを正直に話せ!
そうすれば信頼される』(P. 205)
人は自分の信じたい話しか聞かないものです。
また、人は自分の見たいものしか見ません。
ですから、客観的事実を突き付けられたとしても、
その人の意思に沿わなければ、
無視されてしまうのです。
それどころか、嫌われてしまうことすらあるでしょう。
ですから、相手が何を言ってほしいのかを察して
話していくのも大事なことであると思います。

真実を無理に知らせて、関係がこじれるくらいなら
そういうお付き合いでもいいではないですか。
どうせ分かりあえないのなら、
こちらの本音をさらす必要はありません。
敵を作らないことのほうが大切です。
何よりも、事実をすべて受け止めなくてはいけない、
という法律もありませんので、
しつこいと親切の押し売りになってしまいます。



本書でなるほど、と思ったいい話があります。

ある教授が、講義で壺に大きな岩をいれ、
これで壺がいっぱいになったと思うかね?
と学生に聞きました。
もちろん隙間がたくさんあるので、
「いいえ、まだ入ります」と学生は答えます。
教授は、「そのとおり、まだ小さな石なら入る」
といって、小さな石をつめていきました。
そして、
「もういっぱいかね?」「まだ砂が入ります」
「もういっぱいかね?」「まだ水が入ります」
というようなやりとりをして、
ついに壺は、いっぱいになってしまいました。
そこで、教授が「このことから何がいえるか?」
という問いに対して、
学生は「いっぱいに見えても、
まだ入れることができるということ」と答えたのです。
当然、私もそういうことが言いたいのだと思っていました。
しかし、違ったのです。
『大切なのは、大きな岩というのは、
最初にツボに入れないかぎり、二度と入らない、ということ』(P. 93)
小さな石や砂、水というような取るに足らないものは、
あとからいくらでも入ります。
けれど、大きな岩というものは、
小さなものから満たしてしまうと、
後からでは絶対にはいりません。

ここでいう、大きな岩とは、一番大切なものです。
大切な恋人、やりたい仕事、かなえたい夢などです。
いまそれをしなければ、それらは永遠に手に入らないというのです。
とても、衝撃的なたとえ話でした。
自分の一番大切なものを
一番先に手に入れなくてはいけない。
すぐに手に入らないのなら、
どうしたら手に入れられるか
寝ても覚めても考えて、実行しなくてはいけない。
そういうことを、この壺の話は暗示しているのです。

『怒るのなら、困れ』(P. 113)
会話などで、ついついカッとなって
怒ってしまうことが誰しもあると思います。
そして、そのあとになって、ちょっと言い過ぎたかな、と
反省することになるのですが、そうならないためには、
怒ったときには、一瞬間をおいて、
「困ったな」というと良いそうです。
そうすれば、相手は自分の行動や言動に
相手が暗に反発していることがきちんとつたわりますし、
感情的な態度ではないので、売り言葉に買い言葉、
みたいなケンカになることはありません。

『気分的に落ち込んだときの最大の対策として、
「これさえあれば」というものを用意しておくこと』(P. 117)
気分的に落ち込んだとき、というのは
意外にやっかいなものです。
はやく精神状態を回復するためには、
机の片隅に、これさえあればゴキゲンというアイテムを
ひそませているのが良いのです。
気が滅入りそうな時、
そのゴキゲンアイテムをすぐに使いましょう。
深い鬱状態になってからでは回復しづらいからです。
アイテムは写真でも、食べ物でも、音楽でも、
自分の好きなものなら何でもOKです。

『ほんのちょっとでも上に出た方が、必ず有利になる』(P. 163)
ちょっとくらい上にいったくらいでは、
何も変わらないように思われがちですが、
たとえば、センター試験のようにたくさんの人が受験する試験では、
一点の差で、何千位と順位が変動します。
それくらい、ちょっとした差というものは現代では
決定的な差となって表れてきます。

『人は貪欲である方が、生き残りやすい』(P. 165)
その昔、たくさんの動物を狩っている人と、
狩れるだけ狩ってくる人がいたとして、
不測の事態には、
必ずたくさん狩っている方が生き残ってきました。
ですから、そういう人たちの子孫が我々なので、
限りない欲望を持っているのは仕方ないことです。

『飢餓感があるからこそ、人は行動するの。
その結果、飢餓感がまったくない、 満足している人間より、
ずっと大きな快感を得ることができるのよ』(P. 169)
何不自由のない生活というものを手に入れたとしても、
人間の悩みというものは、尽きることがありません。
人はどんな喜びを手に入れても、
必ずそれに慣れてしまうのです。
ですから、最初からそういう満ち足りた生活も悪くはありませんが、
最初は何もなかった状態から始めて、
いろんなものを手に入れていく、
というのも、他に変えようのない達成感が感じられて悪くないと思います。

『人間は、ストレスを感じたときに、
つい無意識に口への刺激を求めてしまう』(P. 183)
これを「口唇欲求」というそうです。
岡田氏は、食欲の半分はストレスである、と言います。
(岡田斗司夫氏著「いつまでもデブと思うなよ」参照)

『何をやっても、
この不快な気持ちは回復できないんだ、と
思ったことで、とにかくその不快感から
脱しようと思う気持ちがなくなったの。
「雑誌やゲームで遊んでもムダだ」と思ったというわけね。
その結果、勉強に集中できたのよ』(P. 187)
試験勉強中というのは、
何故か掃除したくなったりしますね。
それは実は一種の逃避なのです。
しかし、掃除してもストレスから逃れられるわけではありません。
結局は、ストレスから逃れる方法など無いのだ、と
覚悟を決めた方が、
その問題に真っ向から立ち向かうことができて
ストレス解消のための最短コースになっているものです。

『無意味に周りを侵略したりする国は、
ボロボロになってしまってすぐに滅びるわ。
逆にとにかく戦争しない国も、
いつかは滅ぼされちゃう。
相手が攻めてきたら、きちんとやり返す。
相手がミスをしたら、それを名目にして、
大義名分を得たうえで攻める。
こういうバランスの取れた国こそが、
一番長生きするのよ』(P. 212)
相手を信用するが、相手が裏切ったら
こちらも相手に仕返しする、という「しっぺ返し戦略」はシンプルですが、
いちばん生き残りの確率が高い戦略であると言われています。
(橘玲氏著「亜玖夢博士の経済入門」参照)

戦争ばかりしている国は、
軍事費がかさむうえに、
周りから恨まれて、長く栄えることはないでしょう。
また、とにかく戦争をさけることだけで頭がいっぱいの国は、
周りからなめられて、そのうち攻め込まれて終わるでしょう。
どこの国とはいいませんが、
これらの条件に該当する国を我々は知っていますよね。
戦争を放棄するのはいいのですが、
自衛能力までなくしてしまうと、
絶対に滅亡してしまいます。




■反論・誤植・注意点など■
『「緊張を楽しんでいる」ということ。
プロと素人の差は、たったそれだけ』(P. 63)
これには賛同しかねます。
プロと素人の能力的な差は絶対に埋まりません。
その差は、気力、考え方、心構え以前の問題です。
プロと素人には圧倒的な実力の差が存在するのです。

たとえば、格闘技の経験のない者は
どんなに一生懸命になったところで
プロボクサーに触れることすらできないでしょう。

さらに、プロというわけではないのですが、
剣道三段を持つ人から直接きいた話があります。
「先が金属の傘一本あって、
相手の生死を問わないでいいのなら
暴走族5人に囲まれても無傷で返ってくる自信がある。
いくらケンカが強くても格闘技とは全然動きが違うから
相手の攻撃なんか絶対に当たらないし、
こちらの攻撃は確実に当てて見せる。
絶対に外さない」
だそうです。
それもそのはず、剣道の「突き」って
相手の「喉」しかポイントにならないんです。
さらに相手も格闘技経験者で、
もちろん攻撃してくるんですよ。
その戦いのさなか、わずかな隙をついて、
喉なんて小さなポイントを確実についてくる有段者が、
素人の体のどこでも当てていいというのなら
絶対にはずすはずがありません。
極端な話、「顔面に絶対当てて見せる」だそうです。
信じられない方は、YOUTUBEなどで
剣道の試合の動画をご覧ください。
あれを見てよけられる自信のある人は多くないはずです。

この剣道の話でさえ、プロではないのです。
プロという人種がどれだけ恐ろしいか分かっていただけると思います。

もし、プロが素人に後れをとった、というのであれば
それはもはや実力的にプロとは言い難く、それを機に引退すべきでしょう。

『割り切りこと』(P. 76)
割り切ること、の誤植であると考えられます。

『それはも”変えられない”もの』(P. 85)
「それはも」、ではなくて、「それは」
と書きたかったのだと思います。



■最後に■
多少誤字がありましたが、
全体的によく話がまとまっていて読みやすかったです。
現代は、ストレスと無縁ではいられません。
ストレスを軽減する方法を知っておくことで
狭心症や自律神経失調症などにならずに済むかもしれません。
病気になったところで、会社は責任をとってはくれません。
ですから、自衛していかねばならないのです。
本書は、ストレスから自分を守ろうと思ったときに、
知っておくと役立つことがたくさん載っていました。


■評価■


点数合計 22点/30点満点

(1)読みやすさ 4点 
読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
ストレスをコントロールできるようになる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 3点 
なるほど、と納得しながら読み進められた

(6)信頼性 4点 
信用できる内容

レビューNo. 0532
評価年月日:2010年5月27日



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