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「メール道」


  久米信行氏著
全263ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「メールの基本と心得が学べる」


■何故この本を手に取ったか?
「メールはこれからのビジネスにおいて
必要不可欠なものになりました。
しかし、学校では教えてもらえるものではないので、
独自に勉強していかねばなりません。
そこで、本書のようにメールについて書かれた本を読みたかったから」


■流れ
メール道の御利益

メールの作法心得

メールの事前準備

メールの作法実践編


■レビュー■
『会えば「人当たりのよい」方が、悪気もなく、
道に反したことに気づかずに発信している場合も少なくない』(P. 8)
メールに慣れている世代には実感が伴っていると思いますが、
口語ではフレンドリーな文章が、メールだとトゲトゲしく感じることがあるのです。
だから、相手に送信した文が誤解されないように
十分配慮しておかねばなりません。

『面談や電話ならば、顔色、声色で、嫌われたこともわかりやすいのですが、
メールでは、そうはいきません』(P. 35)
大抵、受信拒否になるまで気づきません。
その結果、相手の怒りが頂点に達するまで発信者は
相手を怒らせていることに気づかないことが起こり得るのです。
これがメールのみでやりとりする怖さです。

『ただ無機質な活字が並んでいるだけなのに、
本気でないメール、わがままなメールが、相手にわかってしまう』(P. 28、29)
これは相手がどう受け取るか、という問題でもあります。
本気で書いていても熱意が伝わらないことが起こり得るのです。
増してや、本気で書いてない文章というものは、瞬時に看破されるでしょう。

『メールならば、相手が忙しい時でも、仕事を中断させて
「貴重な時間」を奪うことなく、仕事の合間を縫って、
コミュニケーションをとることができます』(P. 15)
忙しいビジネスパーソンとの連絡は電話でなく、メールが最適です。
電話というのは、確かに便利です。
しかしその便利さというのは電話をかける側にとってのものです。
自分の仕事を進めるために、また自分の時間を惜しんで
突然相手の仕事を中断させて割り込む電話は拒否反応を受けやすいのです。
昔はネットが発達していなかったので、
離れた相手とのやりとりは電話が一番でした。
その頃の感覚が残っている人たちは、メールは面倒で味気ないなどと言い、
頑なに電話でコンタクトを取ろうとします。
しかしもうそれは通用しない時代なのです。
相手を思いやってメールを使いこなせるようになるべきです。

『「メールでの落ち度」は、
ほとんどの場合、メールでは解決できません』(P. 36)
メールでの落ち度だから、メールで解決しようと思うのが普通ですが、
それだとかえって相手を怒らせることになるそうです。
結果として、電話か直接訪問することになるのだそうですが、
その両方とも拒否されることが多く、お詫び状をしたためることになります。

『個人として一生涯使う覚悟のメールアドレス=「永久」個人アドレスを
ひとつ確保することをお勧めします』(P. 106)
会社や大学などの所属組織の有するメールアドレスのみを使っていると、
なんらかの理由でその組織から離脱した場合に、
メールアドレスが使えなくなってしまいます。
メールアドレスの切れ目が縁の切れ目になるのです。
しかし、もし一生使うつもりのメールアドレスを確保してあるなら、
何が起きても連絡手段が途絶えることはないのです。


■反論・誤植・注意点など■
『文例集を丸写ししたようなメールにも、がっかりいたします』(P. 33)
私は仕事を円滑に進めるためには、そういう文例を使うことは
ある程度必要であると考えています。
型にはまった挨拶が必要な時もあります。
そんな時にオリジナリティなんて必要ありません。
葬儀で型破りに挨拶をする必要がありますか?
逆に非常識な奴だと思われ、嫌われてしまいますよ。

と思っていたら、
『手紙文例集フォルダーに型を納める』(P. 136)
という主張がされていました。
文例集は使うべきか否か、一体どっちなんだと思います。
『大切なのは、型に込める心です』(P. 136)
とあるので、心がこめて文例集を使うべきということでしょうか。
それだったら、私も賛成しますが、
しかし、メールに心をこめたつもりでも、
それを判断するのは受取人ですから、
やはりオリジナルの文章に比べて熱意の伝わり方は弱いと思います。

『受信したメールは「サーバに残さない」』(P. 129)
これはサーバの性能が低かった時代の話です。
今は無料のメールサーバでさえ3GBの容量をくれる時代ですから、
残せる限りサーバに残しておいて構わないと思います。
といいますのも、私自身において
3年前のメールがひょんなことから必要になったことがあるからです。
もし、こまめに消していたら困っていたでしょう。
流石に10年以上保存しとくべきとはいいませんが、
電子情報は場所をとるわけでもないので、
サーバが増強された現代において、
敢えて消す必要性が感じられません。



■最後に■
メールに関する心構えとして学ぶべき点が多かったので良書といえます。
今では、メールも浸透しきってしまっているので、
実施で学んだ、という人が多いかもしれませんね。
しかし、そういう人にこそ、一度原点に戻ってこのような本を読んで頂きたいです。
実践で身についたものだから使いこなせてる、と思われているのでしょうが、
メールでの心得はきちんと身についているかわかりません。
メールでいつの間にか相手を怒らせていたことがある、という人は、
こういうメールに関する本を何冊か読んでみると良いと思います。



■評価■


点数合計 20点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
メールの基本と心得が学べる

(4)実用期間 5点 
一生使える

(5)インパクト 2点 
メールに関して予想通りの内容だった

(6)信頼性 4点 
信用できる内容



レビューNo.0123
評価年月日:2010年9月22日



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