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「3分以内に話はまとめなさい」


  高井伸夫氏著
全221ページ
1300円+税
単行本

■この本を一言で表すと
「話は簡潔で短い方がデキる奴と思われる」


■何故この本を手に取ったか?
「ぜこの本を手に取ったか?
「要点を得ない話は、聞く人をいらいらさせます。
反対に明瞭簡潔な話は聞く人のストレスを軽減します。
そしてまず例外なく話の上手な人は賢いと周囲に思われます。
本書を読めば簡潔に短く話す方法を会得できるきっかけになると思ったから」


■流れ
話を短い方がデキルと思われる

話し方で人は判断される

話し方の要点



■レビュー■
話が長い人の特徴はすべてをストーリー仕立てにして
最初から最後まで聞かないと結果がわからない話をすることです。
しかし、
『結論を先に言う』(P. 17)
ことで、相手はまず質問の答えが得られたことに喜びます。
そして、どうしてそういう結論になったのか、
それを説明していくだけなので、話は長くなりようがないのです。
結論を先に言う、
たったこれだけで簡潔でわかりやすい話の基本が身につきます。

『デキル人の備えるべき話の三要素』(P. 27)
『・きわめて手短である
・多岐にわたる
・核心をつく』(P. 27)
核心をつくは誰しも重要であると理解できる要素ですね。

短い方がいいというのは、話を長く聞かされると相手がいらいらするから
というのもありますが、それだけでなく時間を有効に使えるからです。
それだけでなく、
『短いほうが印象に残る』(P. 29)
のだそうです。

多岐にわたるというのは、話全体に対する目配りだそうです。
きちんと答えになっているか、話しの長さはちょうど良いか、といった
気配りのようなものであると解釈できます。

『背伸びをしてでも「できます」でいかねばならない。
「できること」も大切ですが、
「できると思われること」はもっと大切だ』(P. 60)
相手から舐められるようになったらビジネスの世界では終わりです。
何をやってもその相手との取引はうまくいかないでしょう。
相手がこちらが割りをくうような提案しかしてこなくなるからです。
ですから、ときにはそれが虚構であっても
仕事ができる人、というイメージをもたれなくてはなりません。
もちろん実力とあまりにもかけ離れたイメージは
即座に破綻するので、そういうところのバランスは必要ですが、
意味もなく実力以下に見られて良いことなどひとつもないのです。
(内藤誼人氏著「しょぼい自分を「大物」見せる技術」参照)

『おみやげ発想』(P. 100)
話をするときに、教えてやる、といった態度では
相手のこころに響きません。
それを態度にだしてないつもりでも、心というのは雰囲気に現れます。
ですから、うまい話をしたければ
相手に対するおもてなしの心を持つことが
とても重要になってくるのです。
著者は、知識という「おみやげ」を差し上げる、という感覚だそうで、
そういう発想でいると、あくまで「おみやげ」をあげるわけですから
相手に対して傲慢になるでも押し付けるでもなく、
こんなのいかがですか?といった感じで、
謙虚に上手な話ができるようになるのです。

『カゲボメ』(P. 109)
人を褒めることで、その人に好意をもってもらいやすくなります。
しかしこれは直接本人を前にして褒めるよりも、
その人の友人知人に対して、褒め言葉を言う方が
間接的に褒めていることが伝わりとても効果的であるそうです。

『人は無意識のうちにも人を
「敵」「味方」に区別しているようなところがある』(P. 127)

敵とまではいわなくても、自分の味方ではないと判断されることがあります。
そうなると何かお願いを聞いてもらったり、
説得したりすることが困難になる可能性が出てきます。
話の相手を味方にするためには、
『秘密の共有』(P. 128)
が効果的だそうです。
別に仕事上の機密事項でなくてかまいません。
ちょっとしたなんでもない秘密でいいのです。
それでも秘密を話してくれたという事実が、
この人は自分を信用してくれているのだ、という証拠になって
無意識的に味方と認識してくれるようになるのです。

『説得力を持つ話し方を会得するには、
間の取り方が欠かせません』(P. 138)
間の取り方はとても重要です。
話というのは間が悪いだけで、すべてが台無しになることもあります。
また、ゆっくりしゃべる方が落ち着いてみえるため、
聞いてる方が、その安定感に安心して信用しやすくなります。
また、大勢に向かって話すときは、
少し長めに間を取るように意識すると良いでしょう。

『批判するときに留意しなくてはならないのは、
相手の面子をつぶさないようにすることです』(P. 166)
相手の意見が間違っていても、
それを真っ向からやりこめてしまってはいけません。
それで一時的に勝ったとしても
面子をつぶされたほうは根に持ってしまいます。
それが何年も後になって仕事を邪魔されたりする原因になったりします。

批判するときには、必ず建設的な意見をつけて
相手の反発心を和らげておくべきです。
また、後で
「建設的な意見交換がしたかったのですこしきつめになってしまった。
あなた個人を批判したわけではないので、許してほしい」
などとフォローすることがあっても良いでしょう。

『ソフトな話し方に徹する』(P. 207)
断定的な口調、攻撃的な口調は、一種のカリスマ性が演出されますが、
万人に受けるわけではありません。
ほとんどすべての人に受け入れられる話し方は、
「・・・ということではないかな」
「なるほど、そういう考えもあるね。
ただ一方で・・・という意見もあるんだよ」
といったように、相手を攻撃せず、
ひたすらソフトになるように徹していると
ほとんどの人が発言者の意見に反論せず、主張が通しやすくなったといいます。
そんなの自分の性格に合わない、という方もいらっしゃるでしょうが、
このソフトトークの威力を一度味わったら、
これまで断定的な口調でしか話しなかった人でも、
以後、ソフトトークに切り替えてしまうほどだそうです。


■反論・誤植・注意点など■
『気持ちを相手に伝える場合、
言語が占める伝達量はわずか7%にすぎない』(P. 136)
これはメラビアンの法則といわれる有名なものですが、
この法則は正直疑わしいです。
本書では気持ちを相手に伝える、とあるので表情の重要性は高いと思います。
しかし、コミュニケーションに関して言えば、
しぐさや表情は必ずしも有効ではありません。
というのも、用件の伝達においては表情というものは
ほとんど意味をなさないからです。
だから、なんにでもメラビアンの法則が成り立つと思ってはいけません。
これが通用するのは相手がこちらに敵意を持っているか否か、
といったような場合であるといえるのです。


■最後に■
話し上手というのはビジネスパーソンなら誰しもほしいスキルです。
ですが、話し上手になるためには、いろいろとコツを知り、
それを実践して自らの血肉とせねばなりません。
まず本書を読んで、会話の基本を勉強し、
その後で、話し上手な知り合いやタレントを見つけて
その人を徹底的に真似しましょう。
そうすればある程度の話し上手になるはずです。



■評価■


点数合計 22点/30点満点

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 5点 
誰でも実行可能で、しかも効果が高い

(4)実用期間 5点 
一生つかえる知識

(5)インパクト 3点 
ときどきハッとするようなことが書いてあるけれど、
全体的に、よくビジネス書に書いてあるような内容である

(6)信頼性 4点 
信用できる内容


レビューNo.0646
評価年月日:2010年10月17日



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