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「「持たない!」生き方」


  米山公啓氏著
全191ページ
552円+税
文庫本

■この本を一言で表すと
「負債を持たない生き方は身軽で良い」

■何故この本を手に取ったか?
「必要なものだけ持って生きていくためには
どのように具体的な行動をおこすべきか、
また、その指針や考え方は何か知りたかったから」

■流れ
家、車などの負債は持たない

身軽になって新たなことに挑戦してみる

自由な生き方

最後は一人の覚悟


■レビュー■
『家を持つことが人生の目標ではなかったと
早く知ることができれば、その後の人生を有意義に
過ごすことができる』(P. 19)
日本人は何故か持ち家にこだわるのですが、
キャピタルゲインがねらえない現在では
持ち家が資産とはいえない状況です。
しかも、耐用年数が22年と短いため、


『余分なものを持たない人生観に早く切り替えるほど、
新しい身軽な生き方に変化させることができる』(P. 23)
人生において、
欲しいものは手に入らないといいます。
そのかわり必要なものは必ず手に入るともいいます。
これが一番自然な状態なのだと思いますが、
実際は、ちょっと無理すれば高級外車に乗れたり
大きな持ち家に住めたりします。

つまり、現代は
欲しいものが手に入ってしまう社会になったのです。
それは幸福なのですが、見方を変えると
実は不幸なことでもあるのです。
大半の人は10億円もするような豪邸がほしいとは
最初から考えません。
むしろ、数千万円で購入できるような
展示されてる住宅や
マンションのモデルルームを見たとき
ドキドキさせられるのではないでしょうか?
なぜなら、いつの時代も
ちょっと無理して手に入れるものが
人間にとって欲しいものだからです。

これは人間の心理的にそうなのです。
ですから、欲しいものを手に入れたとすると
それは無理をしているということなのですから
おそらくローンや固定資産税などで縛られる結果となるのです。


『素人ボランティアはやらない』(P. 44)
素人ボランティアには
提供するサービスに甘えがあります。
お金とってないんだから不完全でもいいじゃないか、
そういう雰囲気があります。
しかし、ボランティアというものは
本来なら有料でもよいクオリティのサービスが
無料で受けられるところに
価値があると著者はいいます。
ですから、
自分が仕事で関わったことがある分野以外で
なんらかのボランティアをする場合は
無料を言い訳にした
質の低いサービスを提供するような
素人ボランティアにならないように
気をつけるべきです。
もし、それができないなら
最初からやらないのが良いでしょう。


『苦手なものを捨て、
得意なもので才能を活かす』(P. 58)
できないもの、苦手なもので
勝負する必要はありません。
自分が得意なことだけでも処理しきれないくらい
仕事は存在します。
得意なことで、お金に直結することを最優先にすべきです。


『カロリーを6割くらいに制限すると、
例外なく、寿命が3割伸びることが証明された』(P. 123)
『食事制限を受けた猿は、ずっと不機嫌だった。
普通の量を食べていた猿は、楽しそうに生きていた』(P. 124)
消費カロリーを減らすことが、
長生きの秘訣らしいのですが、
だからといって、
いつも空腹ではあまり幸せとは言えません。
実際どうなのかわかりませんが、
カロリー制限を6割でなく
8割くらいにして寿命が15%伸ばすのが
最も幸福なのかもしれません。


『子供と同居しない』(P. 175)
二世帯住宅などを作って
子供と同居する高齢者が多くなりました。
しかし、昔と違って、高齢者は人数が多いため
大切にされなくなってきました。
また若い人には各自、自分の生活があります。
毎日、顔を突き合わせているうちに
お互いに確執が生まれて、
そのうち邪険にされてしまうのです。

経験談から言って、子供の家から車で一時間以内に
居住するのが一番幸せなのだそうです。
人間関係には、ある程度の距離が必要なのです。




■反論・誤植・注意点など■
『肩書きを持たない』(P. 16)
男にとって、肩書とは
自分の存在意義にも等しいものです。
これを持たないでいるというのは、
男にとってつらいものです。
肩書きがなければ、相手がすぐに
こちらを尊敬してくれるとは限らないのです。
これまでそれなりの肩書きのあった人には
それがストレスになるのです。


『インターネットを、
あえて、やらない生き方もある』(P. 92)
これは現代日本において現実的ではありません。
たしかに、インターネットはちょっと油断すると
ネットサーフィンしたりYoutubeを開いたりして
時間を食ってしまいがちです。
それでも情報を簡単に得られる利便性は
他のメディアに替えることができません。



■最後に■
持たない生き方というのは、
とてもいい発想であると思います。
就職したら車を買って、
家族ができたら持ち家を買って、
などと他人と同じように消費活動にいそしんでいれば
お金持ちにはなれません。

お金持ちは所有しない。
しかし、すべてをコントロールできる権限を持つ。
ロバート・キヨサキ氏の言葉です。
(「金持ち父さん貧乏父さん」参照)


■評価■


20点/30

(1)読みやすさ 3点 
ふつう

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 3点 
人生の指針のひとつとして役立つ。

(4)実用期間 5点 
10年以上先を見据えることができる。

(5)インパクト 3点 
個人としては持たない生き方が良い
だから、法人にいろいろ持たせてみるともっと良い、
なんて考えながら読んでいた。

(6)信頼性 4点 
日本では、家や車などをもつと
固定費がかかるのでおすすめできない。
そういうことも含めて信頼に足る内容ではない。


レビューNo. 0659
評価年月日:2009年5月31日



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